『殉愛』に書かれなかった真実 たかじん遺言執行者を妻が“解任” (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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『殉愛』に書かれなかった真実 たかじん遺言執行者を妻が“解任”

殉愛

百田尚樹著

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「金庫内の現金はたかじん氏の財産であるという認識だったA弁護士は驚き、そんなことは絶対にしてはいけないとさくら氏を強く説得したといいます。さくら氏はたかじん氏との間の業務委託契約書を見せましたが、A弁護士は『裁判所の判断をあおぐべきだ』と主張し、話し合いは平行線となりました」

 一方、さくら氏の陳述書によると、その時の状況はこうなっている。

≪1月17日になって、私はA弁護士に、改めて、なぜ自分の金庫を開けてはいけないのですかと問い合わせました。それまでA弁護士からは金庫を開けてはいけない、もし開けて「金庫内のお金を使うと奥さんを相続人から外すこともできますよ」などと言われていたからです≫

≪私と主人との間では2年前に業務委託契約書を作成し、毎月一定額の支払いを受ける約束にもなっており、私が現金を受け取ることになっていましたので、私の現金があっても不思議ではありません≫

 さくら氏はこの件について、「週刊新潮」(12月18日号)で新たな主張をこう展開していた。

≪私と主人は業務委託契約は交わしていましたが、それはただの書類に過ぎず、私は1円ももらっていません。一方、2人の生活費として主人は毎月、いくばくかの現金を私に渡していて、私がやりくりする中で余った分は、100万円ずつまとめてリボンでくるみ、主人が私の金庫に入れておいてくれたのです≫

 陳述書と矛盾する説明に変遷している。

(本誌取材班)

週刊朝日  2014年12月26日号より抜粋


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