書評『『完全版ピーナッツ全集 スヌーピー1950~2000』全25巻』チャールズ・M・シュルツ著/谷川俊太郎訳 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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《話題の新刊 (週刊朝日)》

『完全版ピーナッツ全集 スヌーピー1950~2000』全25巻 チャールズ・M・シュルツ著/谷川俊太郎訳

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山内リカ書評#話題の新刊

完全版 ピーナッツ全集 15: スヌーピー1979~1980

チャールズ・M. シュルツ,Charles M. Schulz,谷川 俊太郎

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 小さな男の子チャーリー・ブラウンとその仲間、そして飼い犬スヌーピーとの日常を描いたコミック「ピーナッツ」。1950年に米国の新聞7紙で連載が開始されて以来、多くのファンを魅了し続けているシリーズが、生誕70周年を記念し、全集となって帰ってきた。

 登場するキャラクターの愛くるしさは年月を経ても変わらず、彼らが交わす機知に富んだ会話は大人のハートにも響く。それは作者が描き続けたテーマである、自身の心の内に生じた弱さや葛藤が、多くの人にも共通する感情だからだろう。

 翻訳は詩人の谷川俊太郎。刊行にあたり、未訳だった約2千作を新たに訳し下ろした。シュルツの手書きの台詞に対応するように、訳文を添えたバイリンガル仕様なので、読み比べても楽しい。月2冊ずつ刊行。現在は11、15~19巻が発売。(山内リカ)

週刊朝日  2020年1月17日号


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