書評『はじめて旅するウズベキスタン』矢巻美穂著 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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《ベストセラー解読 (週刊朝日)》

はじめて旅するウズベキスタン 矢巻美穂著

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太田サトル書評#話題の新刊

 全編ウズベキスタンロケで制作された前田敦子主演映画を見て、にわかに興味がわく。

 かつてシルクロードの中心で旧ソ連の一部。それ以外の知識はほぼない。「青の遺跡」と呼ばれる、深みのある青と細かな模様のタイルが印象的な建築物、なじみは薄いが美味しそうな料理、バザールの活気、そこに息づく人々……「旅するカメラマン」である著者の写真を見るうち、そこがたしかに<シルクロードの宝石>と呼ばれた古都であったことを実感。“にわか”は、気づけば“がぜん”とか“確かな”に変わっていた。

 直行便が週に2便、昨年から観光ビザも不要となり、欧米やアジア各国などに旅慣れた人が注目する国、とも聞く。

「UZBEKへ逃げよう」という、なんともかきたてられる帯コピーもまた、秀逸。(太田サトル)

週刊朝日  2019年8月9日号


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