書評『離島ひとり旅』大畠順子著 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)
猫特集

AERA dot.

《話題の新刊 (週刊朝日)》

離島ひとり旅 大畠順子著

このエントリーをはてなブックマークに追加
二宮 郁書評#話題の新刊

離島ひとり旅

大畠 順子

978-4777821341
space
amazonspace

amazon.co.jp

space

 日本には現在、6800以上の「島」が存在し、そのうち有人離島は418島。著者が厳選した島を、旅のエピソードを交えつつ紹介。アクセス方法、旅の心得、快適に過ごすための必需品も記されているのが嬉しい。

 一般的な観光ガイド本と違う点は、人の「温かさ」が文面から伝わる所だ。

 ひとり旅の魅力は、島民との交流を通して感じられる「人間味」だと著者は言う。ある島ではサイクリング中に突如、暴風雨に遭遇した。困っていると、通りがかった軽トラックのおじさんが宿まで送り届けてくれた。車中の会話は方言と訛りが強くて聞き取れなかった。そんな、クスッと笑える温かい話が満載だ。

「島の物価は高いけど、Amazonがあるから平気。若い人はみんなAmazon」。島のお母さんの言葉に衝撃を受けた。

週刊朝日  2018年11月16日号


トップにもどる 書評記事一覧

続きを読む


関連記事関連記事
このエントリーをはてなブックマークに追加
あわせて読みたい あわせて読みたい