書評『森籠もりの日々』森 博嗣著 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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《話題の新刊 (週刊朝日)》

森籠もりの日々 森 博嗣著

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二宮 郁書評#話題の新刊

森籠もりの日々

森 博嗣

978-4065121252
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 小説家、森博嗣氏のブログ「店主の雑駁」178日分を一冊に纏めた。

 自宅の庭に500メートル超ものレールを敷き、自作の鉄道模型を走らせる「庭園鉄道」は「欠伸軽便鉄道」と命名されている。ほぼ毎日運行し、庭や線路の状況を確認する。落ち葉掃除、芝刈り、工作室での模型製作も欠かさず、部品収集をする際のネットオークションのチェックにも余念がない。その様子に並々ならぬ愛情を感じる。

 仕事時間は毎日約1時間。「1日に何文字書けるか、が問題なのではなく、何日続けられるのか」が重要だという。理系作家らしい論理的な語り口で、日々思うことが綴られている。

 書籍化につき、毎日のブログ文の最後に一言コメントが追加された。ブログ読者でも改めて楽しめるポイントだ。

週刊朝日  2018年9月7日号


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