書評『エマニュエル・マクロン フランスが生んだ革命児』伴野文夫著 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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《話題の新刊 (週刊朝日)》

エマニュエル・マクロン フランスが生んだ革命児 伴野文夫著

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松岡瑛理書評#話題の新刊

 2017年5月、決選投票で極右・国民戦線のルペン氏を破り、フランス史上最年少の大統領として脚光を浴びたマクロン氏。元NHK国際経済担当解説委員の著者は、16年にユーロ関連の著書を出版した時点で、すでに同氏の台頭を的中させた数少ない識者である。

 その著者が新大統領の著書『Revolution』を読み解きながら、「一〇〇年に一人現れるかどうかという神がかりな男」の、緻密に計算された内政や外交を紹介。ドイツとの同盟関係を固め、EUの立て直しを進める同氏の戦略を探る。

 著者は日本のメディアがロンドン発のアングロサクソン情報に惑わされ、欧州の正確な情報を伝えていないとも指摘。「EU崩壊」をテーマとした本ばかり売れる日本の現状を憂え、今後の日本への影響を予測する。

週刊朝日  2017年11月10日号


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