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身近な材料で驚きの結果! 東大流「科学実験」でおうちタイムを親子で楽しもう

紫キャベツを煮出すなどしてアントシアニン水溶液をつくる

紫キャベツを煮出すなどしてアントシアニン水溶液をつくる

 休みがあっても、家族で外に遊びに出かけることが難しくなっている近ごろ、せっかくのおうちタイムを親子でめいっぱい楽しむために提案したいのが、身近な材料で理科のおもしろさに触れることができる「科学実験」だ。

 今回、全国で科学実験イベントを手がけている東京大学サイエンスコミュニケーションサークル「CAST」に協力を依頼。明日にでもすぐできる科学実験を二つピックアップしてもらい、実際に行ってみた。

「CAST」は2009年に設立され、全国各地で主に子どもたちを対象に、多くの実験イベントを重ねてきた。わかりやすくてあっと驚く科学実験を数多く生み出し、科学の楽しさを多くの人たちに伝えている。

最新刊『科学探偵 怪奇事件ファイル 廃病院に舞う霊魂』は5月20日発売。「朝日小学生新聞」の連載を書籍化、コラムやマンガ、単行本だけのオリジナルストーリーも。5分間で理科がもっと好きになる本格トリック短編集

最新刊『科学探偵 怪奇事件ファイル 廃病院に舞う霊魂』は5月20日発売。「朝日小学生新聞」の連載を書籍化、コラムやマンガ、単行本だけのオリジナルストーリーも。5分間で理科がもっと好きになる本格トリック短編集

 今回実験の題材を選ぶ際、参考にしたのは、累計20万部を売り上げている、子どもが理科好きになると人気の「科学探偵 謎野真実」シリーズ。「科学で解けないナゾはない」が信条の少年探偵・謎野真実(なぞの・しんじつ)が、身の回りで起こる怪奇現象や不思議な事件を科学の知識で解き明かす推理小説だ。取り上げられているトリックは身近で体験できるものも多く、今回はその中でもおうちで再現しやすいトリックを実験してもらうことにした。

(1)透明な液体で書いたのに、色あざやかな文字が浮かび上がる?

「科学探偵」シリーズでは、何も書かれていない紙などに不思議な液体をかけると文字が浮かび上がってくるというトリックが登場する。これは、水溶液の「酸性・アルカリ性」という性質に応じて色が変化する「指示薬」を使ったトリックだ。

 水溶液はその成分により、「酸性」「中性」「アルカリ性」に分類される。酸性の水溶液は食卓でも使われるお酢(酢酸)や、レモン果汁などの主成分であるクエン酸の水溶液などがあり、食べられるものは酸っぱい味がする。水やアルコールは「中性」で、ふくらし粉や掃除用洗剤などに使われる重曹の水溶液や、かゆみ・虫刺され用薬などに使われるアンモニア水などが「アルカリ性」の代表である。


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