意図通りに露出をコントロールする「マニュアル露出」の技術 (1/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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意図通りに露出をコントロールする「マニュアル露出」の技術

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赤城耕一dot.#アサヒカメラ
独立した露出補正ダイヤルがあるカメラもある。

独立した露出補正ダイヤルがあるカメラもある。

 デジタルカメラの進化により、AEが信用できないという時代ではなくなった。しかし自分で意図した露光を得るためにマニュアルを駆使する方法は、いまでも十分有効なのだ。

【写真】テーブルフォトとスナップショット 露出の違いは?

『アサヒカメラ』4月号では「マニュアルで写真力をアップする」と題して、露出、ピント、色に焦点を当てて基本から実践まで多角的に特集している。

 そのうち、被写体別露出セッティングとして「テーブルフォト」と「スナップ」を取り上げて、掲載する。

*  *  *
【テーブルフォトの露出】

 テーブルフォトとは自宅の室内や、ちょっとしたアクセサリーや小物、オブジェなどの撮影のこと。レストランの自然光で簡単に料理を撮るような行為も含まれるだろう。

 静物を撮ることになるわけだが、被写体は逃げたり動いたりしないものだから、時間に余裕があり、ここぞというシャッターチャンスなどないと考える人もいるだろう。

 しかし、窓からの自然光で撮影するならば時間の経過や雲の流れで刻々と状況が変わるし、料理はずっと同じカタチをしているわけではないから時間はかけられない。

 露出設定も被写体やテーブルの色を考慮する必要があり、マクロ領域のように撮影距離が短くなるとレンズの繰り出しによる露出倍数を考慮し、さらに光線状態によっては露光補正する必要も出てくるだろう。

 静物写真はじっくり鑑賞されてしまう傾向がある。被写体のライブ感より繊細なディテールを見極めたいのだろうか。3分の1刻みくらいで露出を変えて撮影を行えば安心だ。

 テーブルフォトは商品撮影とは異なり見た目の印象を大事にする。肉眼で見て明るい、暗いというイメージが重要だ。
(左)絞りf4.5・1800分の1秒、(右)絞りf4.5・1000分の1秒・ISO200・AWB(撮影/赤城耕一)

(左)絞りf4.5・1800分の1秒、(右)絞りf4.5・1000分の1秒・ISO200・AWB(撮影/赤城耕一)


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