Dari K(ダリ ケー)/「カカオが香る生チョコレート【初摘みプレーン・抹茶】」12粒入り5400円/075―494―0525/京都市北区紫竹西高縄町72-2/営業時間11:00~17:00/定休日:火曜
Dari K(ダリ ケー)/「カカオが香る生チョコレート【初摘みプレーン・抹茶】」12粒入り5400円/075―494―0525/京都市北区紫竹西高縄町72-2/営業時間11:00~17:00/定休日:火曜

■濃厚だけど後味さっぱり 旬のカカオ豆にこだわった生チョコレート

 今年は、どこのチョコレートにしようかな……自分へのご褒美と大切なあの人へ。迷う時間も楽しいものですね。八百屋さんや駄菓子屋さんなど懐かしい雰囲気も残る新大宮通商店街の一角に佇むチョコレート専門店「Dari K(ダリ ケー)」。不思議な響きの店名は、インドネシア語の「~から」を意味し、“K”は、Kyotoの頭文字でもあり、カカオ産地であるスラウェシ島の形がアルファベットのKの形をしていることに由来しているそうです。8年程前にはじめて「Dari K」のトリュフを友人からいただいた時、その口当たりのまろやかさと香りに驚いた記憶があります。エキゾチックな影絵のマークの焼印が施された木箱もずっと印象に残っていました。

 インドネシアのスラウェシ島の現地スタッフが、島の人々と共にチョコレートの原料となるカカオ豆の生産から手掛け、丁寧に発酵・乾燥させた後に日本へ直送、それを焙煎して作っています。旬のフレッシュなカカオにこだわって生まれた生チョコレートが「初摘みプレーン・抹茶」。京都のお茶どころ・和束(わづか)の挽きたての抹茶の深い香りも同時に味わえます。芳醇なカカオの香りが口いっぱいに広がり、濃厚だけど後味がさっぱりとしていて、コーヒーやお酒にも合いそうです。京都らしい風呂敷包みも、思わず贈り物にしたくなる嬉しい工夫です。

芦田尚美 AMETSUCHI (あめつち) /「マグカップ」4950円/商品取扱・問い合わせは「ちせ」、075―746―5331/京都市左京区北白川別当町28/営業時間11:00~18:00/定休日:水・木曜
芦田尚美 AMETSUCHI (あめつち) /「マグカップ」4950円/商品取扱・問い合わせは「ちせ」、075―746―5331/京都市左京区北白川別当町28/営業時間11:00~18:00/定休日:水・木曜

■京の山並みを見て感じた 天地山並みの線刻のマグカップ

 京都から生まれたチョコレートに添えたくなるアイテムを探していたところ、毎朝愛用しているAMETSUCHI(アメツチ)の蕎麦猪口を眺めて思い付いたのが同シリーズのマグカップです。京都在住の作家・芦田尚美さんが京都の山並みを見て感じた天空と大地の美しさを表現されたAMETSUCHIは、天地山並みの線刻で「そら」と「つち」を表現した器のシリーズ。日常使いのお皿や茶碗など、どれも手に馴染み、とても使いやすい器を中心に制作をされています。表面にしっかりと刻まれた山の稜線や心に刻まれる深い蒼、春のような優しい色使いは、見るたびに京の風景を感じ、あたたかな気持ちになります。京都暮らしから他の場所へと旅立つ友人へ、京の風景を食卓で毎日感じられるようにと贈ったこともあります。山好きのあの人へ、京都を恋しいというあの人へ……贈ってみてはいかがですか?

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本とコーヒーが好きなあの人へ贈りたい カードケース