先進的な企業は、ツイッターを使ってブランディングにモーメントを活用している
先進的な企業は、ツイッターを使ってブランディングにモーメントを活用している

味澤:プロモーション全体の設計の最初のところで、ツイッターにご相談いただければ、話題化のためのポイントや同様な他社事例などもご提供できます。また、最大に話題化するためのマス広告や他のソーシャルメディアの使い方などもご提案できます。すべてのマーケティング施策も、コンテンツも、メディアのタイミングや量などもすべて決まった、最後の最後でツイッターに声をかけていただく会社もありますが、それだと話題化のために最適な全体設計にするのは至難の業です。

足立:マス広告がないと、実は、ほぼ大きく話題化することがありません。なのでソーシャルとマス両方、どういうタイミングで、どういうふうに組み合わせていくかということが、今日求められているマーケティング・コミュニケーションの設計ですね。

味澤将宏(あじさわ・まさひろ)
元Twitter Japan(株)上級執行役員 広告事業本部長兼 日本・東アジア事業開発本部長。2012年4月、Twitter Japanにセールスディレクターとして入社。広告ビジネスを統括。2015年4月より日本・東アジア地域事業開発担当本部長。2016年11月より広告事業担当本部長と日本・東アジア地域事業開発担当本部長を兼任。Twitter Japanに入社以前は、マイクロソフトのPC及びモバイルディスプレイ広告ビジネスを統括。

足立光氏(あだち·ひかる)
(株)ナイアンティック シニアディレクター プロダクトマーケティング(APAC)。P&Gジャパン(株)、シュワルツコフ ヘンケル(株)社長·会長、(株)ワールド執行役員などを経て、2015年から日本マクドナルド(株)にて上級執行役員·マーケティング本部長としてV字回復をけん引。18年9月より現職。(株)I-neの社外取締役、(株)ローランド·ベルガーやスマートニュース(株)のアドバイザーも兼任。著書に「圧倒的な成果を生み出す『劇薬』の仕事術」「『300億円』赤字だったマックを六本木のバーの店長がV字回復させた秘密」。訳書に「P&Gウェイ」「マーケティング·ゲーム」など。オンラインサロン「無双塾」主催。