■お祝いの席に 山の箸置き付き 天然木の若狭箸
今回のプティ・タ・プティのテキスタイル/title:山「レ・モンターニュ」。
年の初めに、気持ち新たに一歩踏み出したいという方も多いのではないでしょうか。プティ・タ・プティの代表的な柄・山「レ・モンターニュ」は、「山は動かないけれど、人は一歩踏み出すことで様々な人と巡り逢う」というフランスの古いことわざを柄のコンセプトストーリーにしています。鮮やかな山の柄の木箱に入った木製箸置き付きお箸は、京都・二条河原町で主にブライダルや引き出物等を手掛けられている「はんなり」とのコラボレーションから生まれたアイテムです。天然木の若狭箸には、ワンポイントに山の形が切り抜かれ、箸置きは方眼用紙模様の山型に象られています。木箱から枠を取り外すと小物入れとしても使えます。新しい年やお祝いの席、また贈り物としてお使いいただけますね。
■京の新春の風物詩
「十日ゑびす大祭」期間中、祇園の辺りで吉兆笹を手にした人々を見かけるのも、京の新春の風物詩です。新しくいただいたお笹は、お店や家の神棚へ。神棚がない場合は目線より高い所に、東または南に向くように飾ると良いそうです。開運アイテムに囲まれてスタートした新年、良いことがたくさんありますように。
(撮影/竹下さより、編集協力/江下祥子)
ナカムラユキ/京都市在住。イラストレーター、テキスタイルデザイナー。著書に『京都さくら探訪』(文藝春秋)『京都レトロ散歩』(PHP)他多数