■読書時間の良き相棒 本柄のブックカバー
今回のプティ・タ・プティのテキスタイル/title:リーヴル「本と珈琲」
壁一面の本棚と珈琲をイメージしたテキスタイルです。好きな場所に椅子を移動させて、珈琲を片手に本をゆっくりと読む時間。色とりどりの本がリズミカルに並ぶ本棚に、手を伸ばしページを開く瞬間のワクワクとした気持ちも表現しています。書店員、図書館勤務、製本業、本に関わる様々な仕事の方がこの柄を愛用してくださっているようで、とても嬉しいです。この柄に一番しっくりと馴染むのは、やはりブックカバーですね。チャーム付きのしおり紐もついています。通勤電車の中や喫茶店での読書時間の良き相棒となってくれるブックカバーです。
■涼やかな緑あふれる窓際で本とじっくり向き合う時
子供の頃の読書風景を思い出してみると…本をたくさん抱えて部屋の中の隅っこの窓の横にもたれかかり、お菓子と飲み物を横に置き、時間を忘れて本を読み耽って楽しんでいました。思えば、あの頃の延長線上に今もいて、本と戯れているのかもしれませんね。涼やかな緑あふれる窓際、読みたい本がぎっしりと詰まった書棚のそばで、心地いいまくらに身体をゆったりと預け、お気に入りの本を読み耽ってみませんか?
(撮影/竹下さより、編集協力/江下祥子)
ナカムラユキ
京都市在住。イラストレーター、テキスタイルデザイナー。著書に『京都さくら探訪』(文藝春秋)『京都レトロ散歩』(PHP)他多数