またAERA dot.は、Aがわかにゃんに宛てた謝罪文を入手した。そこには、「VAZにわかにゃん(中略)の、ありもしない出来事を動画にしてわかにゃんを陥れて欲しいとの依頼があり、撮影の為に現場に行き、その際VAZ側から、盗聴をして来るようにお願いされました。わかにゃんには、大変申し訳ない事をしたと反省しております(原文ママ)」と直筆で記されており、日付と氏名とともに指印も押されている。
Aが書いた指印が押された謝罪文(提供)
Aが書いた指印が押された謝罪文(提供)

 2月3日、わかにゃんは、LINEのスクリーンショットや台本などの証拠を手にVAZ本社を訪れた。

「そこにはVAZの森泰輝社長、最高執行役員、ヒカルさんなどがいて、証拠を突きつけて『これは何なんですか?』と問いただしました。森社長は事実を知らなかったようで驚いていました。ヒカルさんからは、『このカード(証拠)を外に出して出回ったら誰も得しないから、誰にも言わないように』と口止めされましたが、騒動から2カ月たっても、いまだにVAZから正式な謝罪はありません。また、私の口から今回の騒動について説明するよりも前に記事が出てしまったので、今回の取材に応じることにしました」(わかにゃん)

 記者は、話し合いの様子を録音した約30分間の音声を聞かせてもらったが、同席していた最高執行役員が謝罪の言葉を発することは最後までなかった。

 わかにゃんは、当事者たちのやりとりや音声などをもとに、これまでの経緯を説明した動画を投稿する予定だという。