みすぼらしい青年だった「刀剣乱舞」俳優が”スター”になったワケ (3/5) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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みすぼらしい青年だった「刀剣乱舞」俳優が”スター”になったワケ

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福井しほdot.
――そもそも、どうしてこの世界に入ったんですか?

有澤:最初はヒーローに憧れていて、高校2、3年の時にオーディションを受けたら中途半端なところで落ちちゃったんです。そこから変に熱が入って、オーディション情報が出るたびに受けに行っていました。でも、やっぱりオーディションで受かる人は華がある人。だから僕は養成所からのスタートです。

佐伯:僕は大学時代にミスコンの打診があったけど、最初はそんなつもりはなかったんです。でも、「ホリプロが見に来るぞ」って言われて「そりゃ出るわ!」と(笑)。その後、今の事務所(ホリ・エージェンシー)に所属できました。完全な棚ぼたです。
佐伯大地(撮影/福井しほ)

佐伯大地(撮影/福井しほ)


――棚ぼたでもチャンスをものにできる人は少ないですよ。

佐伯:とはいえ、事務所に入ってから100個以上オーディションを受けたけど、ほとんど落ちています。でも、めげずにそのことも自分の経験にできる人間じゃないと、選ぶ側も可能性を感じないんじゃないかなと。何事もやってみないと始まらないというのはあると思います。

――今もヒーローに憧れはありますか?

有澤:一生の憧れです。『刀剣乱舞』はお子さんと一緒に見に来てくださる方もいます。「息子にとってのヒーローです」と手紙をもらったりするとすごく嬉しい。

――どういう人がヒーローだと思いますか?

佐伯:人のために一生懸命になれる人っていますよね。そういう人間ばっかりならいいのにな、って思うけど、自分もそうじゃなくなってしまう瞬間がある。理想像に届かなくて、現実とのギャップに憤りを感じる時はイライラしてしまうこともあります。それを他人に見せない人こそ、ヒーローなのかもしれないですね。

――今後、どういった役者になりたいですか。

佐伯:それ、俺も聞きたい。樟太郎は何を目指しているの?

有澤:さっき大地くんが言ってくれましたが、舞台上で目を引く役者さんってなかなかいない。だから、たとえ真ん中にいなくても「この人良かったな」と思われる役者になりたいです。あと、僕は兵庫県出身。上京したからには帰りたくないというプライドもあります。




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