安倍氏「国葬」後に始まる自民崩壊 官邸関係者「解散風の出元は菅氏周辺」
週刊朝日物議をかもした安倍晋三元首相の「国葬」実施は、岸田文雄政権を窮地に追い込む結果となった。旧統一教会との関係をめぐる問題にも解決策を見いだせない中、最大派閥である安倍派の後継者争いも激化が必至。揺れる自民党は「崩壊」に向かうのか──。 * * * 「今は耐えるしかないな…&he...
物議をかもした安倍晋三元首相の「国葬」実施は、岸田文雄政権を窮地に追い込む結果となった。旧統一教会との関係をめぐる問題にも解決策を見いだせない中、最大派閥である安倍派の後継者争いも激化が必至。揺れる自民党は「崩壊」に向かうのか──。 * * * 「今は耐えるしかないな…&he...
安倍晋三元首相の国葬が行なわれた27日、会場となった日本武道館にほど近い、東京都千代田区の九段坂公園には一般に向けての献花台が設けられ、午前10時からの予定を30分早めて献花が始まった。 献花を待つ人たちが500メートルくらいの行列を作っていた。献花した大学4年生の男性(22)は、同じ大学の彼...
松下洸平さんがホストを務めるAERAの対談連載「じゅうにんといろ」、3人目のゲストは俳優や脚本家として多彩に活躍するマギーさんです。対談は、2人の仲が深まったNHK連続テレビ小説「スカーレット」の現場での思い出話からスタートしました。9月26日号に掲載した対談の様子を紹介します。 * * ...
J1同様に2022年のJ2リーグ戦も残りわずか。代表ウィーク中に第38節が行われ、残り4節を残した時点で、新潟(勝点77)と横浜FC(勝点74)が優勝&昇格争いをリードし、3位から6位のプレーオフ進出圏内には岡山(勝点69)、熊本(勝点64)、大分(勝点60)、仙台(勝点59)となっている。ここ...
ヤクルト村上宗隆は今シーズン、プロ野球という枠を超えてスポーツ界で最も注目されるアスリートの1人となった。 9月13日の巨人戦(神宮)では、9回に巨人のクローザー大勢から左翼席に55号本塁打を放ち、1964年に王貞治氏(巨人)が樹立した日本人選手のシーズン最多記録に並んだ。ここ9試合はホーム...
経済学者で同志社大学大学院教授の浜矩子さんの「AERA」巻頭エッセイ「eyes」をお届けします。時事問題に、経済学的視点で切り込みます。 * * * 日本銀行が何とも難しい問題に直面する状況に追い込まれている。 その問題とは、「介入の介は厄介の介」問題である。 円安の進行に歯止めがかか...
「インクルーシブ」「インクルージョン」という言葉を知っていますか? 障害や多様性を排除するのではなく、「共生していく」という意味です。自身も障害のある子どもを持ち、滞在先のハワイでインクルーシブ教育に出合った江利川ちひろさんが、インクルーシブ教育の大切さや日本での課題を伝えます。 * * * ...
安倍晋三元首相が銃撃された当日、速報が流れると一斉にアナウンサーの服が真っ黒になり、いわゆる喪服っぽい装いに変わった。安倍氏の国葬が行われる27日、各局の番組では早朝から「今日は国葬」とのニュースが報じられているが、アナウンサー、キャスターの服装はどうだったのか? 番組をチェックすると、そこにはさ...
Snow Man・深澤辰哉さんがAERAに登場。グループのMCとしてトークを回し、つっこみつつ、自分自身もいじってもらう役割だという。「パスがこないと成り立たない。いろいろな人に支えられている」と語った。AERA 2022年10月3日号から。 * * * 「あ~ホントだ。こっちもいい!」 ...
静岡県の認定こども園で、3歳の女の子がバスに置き去りにされ、死亡した事件から3週間。昨年7月に福岡県で同様の事件が起きたばかりだが、なぜ悲劇は繰り返されるのか。AERA 2022年10月3日号の記事を紹介する。 * * * 静岡県牧之原市の認定こども園「川崎幼稚園」で起きた痛ましい事件。...
27日に行われる安倍晋三元首相の国葬は、「反安倍」「反自民」ではない人々からも抗議の声が上がる。民族派団体「一水会」は国葬に反対の意思を示し、SNSで発信したり反対派の集会に参加したりしている。「愛国」という点で安倍元首相と共通する思想を持つはずの一水会が、国葬に断固反対の立場を取るのはなぜなのか...
人生で最も高い買い物が「マイホーム」という人も少なくない。失敗しないためにはどうすればいい? 自ら注文住宅を購入し、本も出版したマンガ家、倉田けいさんに聞いた。AERA 2022年9月26日号の記事を紹介する。 * * * 「コロナ禍の在宅勤務を経験して感じたのは、住む家の大切さです。こ...
「村神様」とも呼ばれるヤクルト・村上宗隆選手の本塁打数が注目されている。これまでのシーズン最多本塁打記録は60本。快挙へのカギは「我慢」だ。AERA 2022年10月3日号の記事を紹介する。 * * * プロ野球ファンのみならず、「時の人」として社会的注目を集めているのが、9月25日にセ・リ...
9月27日の安倍晋三元首相の国葬中止を求めるオンライン署名サイトには47万3千筆(23日正午時点)を超える署名が集まった。呼び掛け人の一人、東大名誉教授の上野千鶴子さんに反対する理由を聞いた。AERA 2022年10月3日号の記事を紹介する。 * * * 国葬中止を求める署名活動の原点は...
「成績がいいだけで、地方の医学部を受験しにくる子がけっこういるんだよ」。受験をテーマにしたマンガ『ドラゴン桜』でもおなじみの作者・三田紀房さんは、そんな友人の医学部教授の言葉をきっかけにマンガ『Dr. Eggs』(「グランドジャンプ」で連載中)を描き始めた。とくに医師になりたいわけではないが、担任...
会員数750万人を誇る食事管理アプリ「あすけん」。一日の終わりに食事内容についてアドバイスをくれる管理栄養士キャラクター「未来(みき)さん」、通称「あすけんの女」の泣き顔がSNSで話題だ。「今日もあすけんの女を泣かせた」「あすけんの女、すぐ泣く」といった投稿があげられている。未来さんを泣かせてい...
英語には「Just bring yourself!」という決まり文句があります。「身ひとつで来てね!」、つまりホームパーティーのホストがゲストに伝える、「手ぶらで来てね!」という意味のフレーズです。日常的に使われ、英語学習のテキストでもよく見かけますが、果たして本当に言葉通り手ぶらで行っていいの...
安倍晋三元首相の銃撃事件後の7月12日、旧統一教会の問題に取り組む「全国霊感商法対策弁護士連絡会」の弁護士らが会見を開き、今でもはびこる被害の実態を訴えた。この会見に元信者として被害を語った40代の女性がいた。冠木結心(かぶらぎけいこ)さんだ。母親が旧統一教会の信者で「信仰2世」だった冠木さんは、...
「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)の元信者で、親が信者である「信仰2世」の冠木結心(かぶらぎけいこ)さん。合同結婚式で二度結婚し、いずれも相手の男性からひどい仕打ちを受けた。そして、韓国で10年もの間、極貧生活を送ることになる。【前編】ではその経緯を詳述したが、冠木さんの苦労は、洗脳が解けて日...
9月20日、自民党の村上誠一郎衆議院議員が国葬欠席を表明した。国葬には国民の過半が反対している。野党のみならず与党自民党の大臣経験者の重鎮までが欠席するとなれば、岸田政権の苦境は一段と鮮明になる。 実はこの前日、私は村上氏とじっくり話す機会を得た。自民党議員として国葬に出ざるを得ないのかと質...
「自分の身体のことは、自分で決める。その権利を奪わないで」 そんな声を上げながら、サンタモニカの海岸の砂浜を、数千人の女性たちがデモ行進していた。海岸には筋トレやサーフィン、スケートボードなどを楽しむ人々がひしめき、デモ隊を注目している。 中絶する権利の擁護を訴えて行進する多数の女性たちに混...
今年のペナントレースも最終盤に入り、来シーズンが気になる時期となってきた。ドラフトや新外国人、このオフからスタートする現役ドラフトなど新戦力への注目度がどうしても高くなるが、現有戦力の底上げも重要であることは間違いない。そこで今回は今年ある程度一軍で爪痕を残している選手の中から、来年一気に大ブレ...
月経のある女性ならば、誰もがかかる可能性のある子宮内膜症。良性の疾患ではあるが、発症すると閉経まで経過観察が必要になる。月経痛などの症状に加え、不妊の原因にもなるため、早期発見、継続的な治療が大切だ。 * * * 子宮内膜症の患者数は、子宮筋腫や子宮腺筋症といった病気を合併している人も含め...
AERAの連載「はたらく夫婦カンケイ」では、ある共働き夫婦の出会いから結婚までの道のり、結婚後の家計や家事分担など、それぞれの視点から見た夫婦の関係を紹介します。AERA 2022年9月26号では、グローバルパートナーズで海外進出支援事業部マネージャーを務める鶴原・アイシャ・絵理奈さん、ファザー...
元朝日新聞記者でアフロヘア-がトレードマークの稲垣えみ子さんが「AERA」で連載する「アフロ画報」をお届けします。50歳を過ぎ、思い切って早期退職。新たな生活へと飛び出した日々に起こる出来事から、人とのふれあい、思い出などをつづります。 * * * 東京五輪をめぐる汚職事件を、個人的に結...
「コンビニ百里の道をゆく」は、53歳のローソン社長、竹増貞信さんの連載です。経営者のあり方やコンビニの今後について模索する日々をつづります。 * * * コロナ禍で、マスク姿が普通の生活になりましたね。ただ、困っている方々もいます。たとえば聴覚障害のある方の多くは、相手の身ぶりや口の動きで...
福山雅治さん主演、東野圭吾原作「ガリレオ」シリーズの映画最新作「沈黙のパレード」が公開中だ。主人公の湯川学を演じるのは9年ぶりだ。AERA 2022年9月26日号から。 * * * ――天才物理学者・湯川学がスクリーンに帰ってきた。 福山雅治(以下、福山):率直にうれしかったですね。またガ...
9月4日に自身のインスタグラムを更新し、俳優の溝端淳平と出演した二人芝居「毛皮のヴィーナス」を終えたことを報告した女優の高岡早紀(49)。「ほんとにほんとに頑張ったー とりあえず、ビールで乾杯!」とつづり、同舞台で使用したミニスカに網タイツというセクシーな衣装を着て乾杯する写真を投稿。フォロワー...
2011年の東京電力福島第一原発事故から11年。岸田文雄政権は原発の新増設検討など「原発回帰」の方向性を鮮明にした。原発政策の大きな転換だ。なぜ原発は再び推進されるのか。そこには無責任の構造があるという。 * * * 岸田首相が「次世代革新炉」と呼ぶ新型炉には期待できるのだろうか。東芝の...
国民に違和感が残ったまま安倍晋三元首相の国葬が行われる。ノンフィクション作家の保阪正康さんの目に今回の国葬はどう映るのか。AERA 2022年9月26日号の記事を紹介する。 * * * 今回の国葬は内閣による私物化だと思っています。国葬の決定には行政府のみならず、立法府での議論などを通じた...