コロナ後遺症の脱毛は治らない? 最新研究でわかった長期後遺症の実態を近畿大・大塚医師が解説
dot.新型コロナウイルスに感染した人が後遺症に悩むケースも増えてきています。そんな後遺症についてまとめた研究結果も出ており、疲労、頭痛、注意力障害、脱毛、呼吸困難が多いようです。近畿大学医学部皮膚科学教室主任教授の大塚篤司医師が解説します。 * * * COVID-19(新型コロナウイルス感染...
新型コロナウイルスに感染した人が後遺症に悩むケースも増えてきています。そんな後遺症についてまとめた研究結果も出ており、疲労、頭痛、注意力障害、脱毛、呼吸困難が多いようです。近畿大学医学部皮膚科学教室主任教授の大塚篤司医師が解説します。 * * * COVID-19(新型コロナウイルス感染...
人間としてのあり方や生き方を問いかけてきた作家・下重暁子氏の連載「ときめきは前ぶれもなく」。今回は、花粉症について。 * * * 今年は花粉が多いといわれていたが、私も両眼が腫れ上がってしまった。まず、左の下瞼が赤くなり、その段階では、痛くも痒くもなかったのが、次の朝起きたら右瞼が腫れ上が...
2月24日、ロシアが隣国ウクライナに侵攻してから2カ月が過ぎた。ロシア軍はミサイルや戦車を使って短期間でウクライナを制圧する予定だったようだが、ウクライナ軍の抵抗が予想以上で、戦争は長引いている。「どうしてロシアはウクライナと戦争しているの?」と子どもから質問される親も多いだろう。現在好評発売中...
ロシアによるウクライナ侵攻をめぐり、思わぬ論争が日本で巻き起こりました。「千羽鶴論争」です。ある団体が、ウクライナのために千羽鶴を折ったことについて、2ちゃんねる創設者のひろゆき氏とメンタリストのDaiGo氏が「無駄な行為」、「そんな暇あるならバイトをして送金して」というツイートを発信しました。...
5月末での閉鎖がきまった、大阪府の新型コロナ感染者用の大規模医療・療養センター。予算は約84億円かかったが、のべ利用者数の約2050人で計算すると、利用率にして2・7%ほどだ。もしもに備えての準備かもしれないが、大きすぎた出費ではないだろうか。 同センターは、大阪市の国際展示場「インテックス...
高橋大輔とチームを組んで2季目となる今季、シーズンを締めくくる世界選手権(3月、フランス・モンペリエ)を戦い終えた村元哉中は、自分たちに足りないものを冷静に分析している。 「チームとして初めての世界選手権だったのですが、やっと世界のトップチームと戦えるという面で、自分たちは世界でどこの位置にい...
「石の上にも3年ですよ」 今シーズンから横浜DeNAベイスターズの野手総合コーチに就任した石井琢朗コーチが開幕前に語っていた言葉を思い出す。 シーズンが開幕して約1カ月、今季のDeNAはここまで最多の借金は3(データは4月26日現在、以下同)と勝率5割前後の戦いを演じている。昨季、4月末の地...
昨年、初舞台を踏み、自然体の演技で評価を受けた松島聡(Sexy Zone)が、中島らもの傑作舞台「こどもの一生」に挑む。演じるのは横暴な社長に振り回される若き秘書、柿沼役。心のケアが専門の孤島のクリニックを訪れ、やがて奇妙な現象に巻き込まれていくコメディーホラーだ。急成長を続ける松島の今に迫った...
幅広い分野に興味を持てば、思わぬ発見があるかもしれない。AERA 2022年5月2-9日合併号の特集「今読みたい本120冊」では、各ジャンルの専門家がおすすめの本を10冊ずつ紹介。その中から、人類学者・山極壽一さんが選んだ「科学」分野の本をお届けする。 * * * いま、世界で何が起こっ...
放送作家・鈴木おさむさんが、今を生きる同世代の方々におくる連載『1970年代生まれの団ジュニたちへ』。今回は、前回に引き続き、コロナ感染後の後遺症の怖さについて。脱毛や性欲減退という症状も? * * * ここで前回、コロナの後遺症のことを書いたら、コロナになって後遺症を経験した人が続々と僕に経験...
自民党の有志が、石破茂元幹事長を会長に「ラーメン議連」(ラーメン文化振興議員連盟)を設立する。全国のご当地ラーメンを振興し、地方創生につなげることなどを目的にしているという。この一報を受け、ネット上には<なぜ、多くの国民が呆れかえるような「ラーメン議連」を設立なんて考えるのだろうか><まーた、新...
作家の北原みのりさんが緊急寄稿した。 * * * 「失言」とか「炎上」というレベルを超えた「事件」だと私は思う。そう話すのは作家の北原みのりさん。牛丼の吉野家の49歳男性常務取締役(既に解任)による、早稲田大学の社会人向けビジネス講座での発言だ。なぜ差別発言は繰り返されるのか。問題の根深...
「陛下を赤坂に連れてお戻りになるのが、ご自分の務め」 上皇后美智子さまは、何度もそう口にし続けていたという。コロナ禍が続く中、外出も控えていた美智子さまだが、電話で知人と話すことはあった。 美智子さまと20年以上の親交がある、絵本編集者の末盛千枝子さんもときおり話をする機会があった。 「はじ...
ウクライナに侵攻したロシア軍は再編成して東部に兵力を集め、親ロシア派支配地域があるドネツク・ルハンスク両州などで進軍する。今後の戦いはどうなるのか。ロシアの狙いは何なのか。参議院議員(日本維新の会)鈴木宗男さんが解説する。AERA 2022年5月2-9日合併号の記事を紹介する。 * * * ...
23日に北海道・知床半島の沖合で観光船が消息を絶った事故で27日、運航会社の社長が事故後初めて記者会見を開き、土下座で謝罪をした。会見では事故前の船舶の様子などに質問が集まった。AERAdot.編集部が入手した情報によると、消息を絶った船はかつて瀬戸内海を航行していた船とみられ、建造後37年経っ...
ウクライナ侵攻を強行したロシアに対して、岸田文雄首相が強硬姿勢を崩さない。背景には核問題への怒りがあるが、同時に安倍晋三元首相との関係にも気を揉む。AERA 2022年5月2-9日合併号の記事から紹介する。 * * * 岸田文雄政権の首相官邸には歴代内閣にはない特徴がある。中央省庁の事務...
新型コロナウイルスワクチンやHPVワクチンについて、熱心に情報発信をするのが、"手を洗う救急医Taka"こと木下喬弘医師だ。救急医から公衆衛生学の専門家というユニークな経歴を持つ彼が、SNSなどを使い、声を届け続ける使命感とは。発売中の週刊朝日ムック『医者と医学部がわかる2022』で話を聞いた(内...
ロシアに侵攻されたウクライナから国外に逃れた難民が500万人を超えた。岸田文雄首相は16日、ウクライナからの避難民受け入れを踏まえ、紛争地からの「準難民」制度の創設を検討していると明らかにした。だが条約上は「難民」に当たらないという姿勢は崩しておらず、難民認定のハードルは依然として高い。2020...
渡り鳥は、どうして数千キロメートルも離れた場所まで迷わずに旅ができるのだろう? これまで地磁気(※)から東西南北の方位を知るのではないかと考えられてきたが、そのしくみはわかっていなかった。動物の脳を研究する脳科学者の高橋晋教授(同志社大学)と 動物の行動を研究する生態学者の依田憲教授(名古屋大学)...
祖国を離れなければならない事情を抱え、日本にたどり着いた人たちがいる。日本の難民認定率1.2%(2020年)という壁に打ちのめされながらも、必死に命をつなぎ、日本で平穏に暮らせる日を待ち続けている。日本で不自由な生活を強いられる彼らが、帰りたくても祖国に戻れない理由は何なのか。「前編」では、民主化...
金額に見合っていない食事が出ているとして問題になった、大阪府の新型コロナウイルス感染者向けの宿泊療養ホテル。さらに、問題が浮き彫りになった。 AERA dot.が入手した、宿泊療養対象ホテルの単価表によると、どのホテルも1食900円、1人あたり3食2700円で予算を請求している。 アパホテ...
作家・室井佑月氏が反戦の覚悟を語る。 * * * レギュラーで出ている「大竹まことゴールデンラジオ!」のゲストに、東京大学先端科学技術研究センター名誉教授の児玉龍彦さんがいらした。新型コロナウイルスについてわかりやすく説明してくれた。 どうも今は、ロシアとウクライナを中心にニュースを見...
参院選に「圧勝」した岸田文雄首相が目指すのは、「自公国3党連立政権」だ。日本維新の会も加え、自民党の党是である憲法改正に必要な3分の2の議席数を確保する狙いがあるとみられる。 4月14日、岸田首相は官邸に遠藤利明選対委員長を呼んだ。野党である国民民主党の協力を確かなものにしようと、参院選で山...
政治学者の姜尚中さんの「AERA」巻頭エッセイ「eyes」をお届けします。時事問題に、政治学的視点からアプローチします。 * * * 北朝鮮はウクライナ情勢に便乗してミサイル発射を連発している──。この「便乗して」という言い方をメディアが使っているのを目にしますが、それは正確ではありません...
メジャーリーグはプレーのレベルはもちろん、年俸のスケールも日本とはケタ違いだ。昨年まで広島の主砲として活躍した鈴木誠也はオフにカブスと5年総額8500万ドル(約108億7000万円)という日本では考えられない大型契約を結んだ。 契約の額は総額であり年毎に違いはあるが、単純に総額を契約年数で割...
* * * アラタンホヤガさんは10年ほど前から故郷である中国北部の内モンゴル自治区に通い、モンゴル民族の伝統的な生活風景を撮り続けてきた。作品には雄大な草原が広がり、のどかな暮らしが営まれている。 ところが、「もうこんな光景はほとんど残っていません。私はわずかに残る風景を撮影して記録し...
ドラァグクイーンとしてデビューし、テレビなどで活躍中のミッツ・マングローブさんの本誌連載「アイドルを性(さが)せ」。今回は、「ダウンタウン」について。 * * * ダウンタウンが本格的に東京へ進出したのが1989年だそうです。その年に始まった『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』を皮切...
心臓病の手術には、メスで胸の部分を切開しておこなう外科的手術と、細い管を挿入しておこなうカテーテル治療がある。それぞれに複数の治療法があるが、近年ではカテーテル治療の選択肢が増え、外科と内科の協力体制のもと治療をおこなう病院も増えている。 週刊朝日ムック「手術数でわかるいい病院2022」では、...
作家・北原みのりさんの連載「おんなの話はありがたい」。今回は、公共の電波で語られた性教育について。 * * * 先日、「ラジオであなたの話をしているから聴いたほうがいい」と友人にすすめられた。TBSラジオ「アシタノカレッジ」という番組で、社会学者の宮台真司氏がゲスト...
4月19日からスタートしたドラマ「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」に出演中の田中圭さんがAERAに登場。演技ややりたいことを長く続けるコツなどを語った。AERA 2022年5月2-9日合併号から。 * * * 撮影用の花びらが風に舞うと、天井を見上げてぱっと笑顔を咲かせた。 「...