小島慶子「『森さん』的なものに引導を渡すのはこれから」
AERAタレントでエッセイストの小島慶子さんが「AERA」で連載する「幸複のススメ!」をお届けします。多くの原稿を抱え、夫と息子たちが住むオーストラリアと、仕事のある日本とを往復する小島さん。日々の暮らしの中から生まれる思いを綴ります。* * * 女性差別発言で、東京五輪・パラリンピック大会組織委員会...
タレントでエッセイストの小島慶子さんが「AERA」で連載する「幸複のススメ!」をお届けします。多くの原稿を抱え、夫と息子たちが住むオーストラリアと、仕事のある日本とを往復する小島さん。日々の暮らしの中から生まれる思いを綴ります。* * * 女性差別発言で、東京五輪・パラリンピック大会組織委員会...
サビの“うっせぇ、うっせぇ、うっせぇわ”のフレーズが、一度聴いたら離れない印象的な曲「うっせぇわ」が、2021年を代表するヒット曲になるのではないかとの評判が広がっている。 歌っているのは女子高校生シンガーのAdo。昨年10月にデジタルシングルとしてリリースされたこの曲は、...
2月12日に東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長を辞任した森喜朗氏。その名前がひっそりと、ある財団のホームページの「最高顧問」の欄から消えていた。その財団とは、一般財団法人の「日本スポーツレガシーコミッション」。スポーツ関連の団体の連携を図ったり、スポーツの発展を支える人材づくりに取り組...
朝食が食べられない人も少なくないだろう。だが、それが昼間の眠気につながっている。改善には「体内時計」を整えることが要になる。「食コンディショニング」を提唱する管理栄養士の小島美和子さんが、実例をもとに解説する。AERA 2021年2月22日号から。* * *CASE昼食後、強烈に眠くなりコーヒ...
2月13日夜、福島と宮城で震度6強を観測する地震があった。東北新幹線は全線運転を見合わせ、復旧に10日前後かかる見込みと伝えられている。311の大地震により物流網が寸断された東北に、燃料を運んだのは鉄道だった。鉄道は「つながってなんぼ」と、衆議院議員の石破茂さんは語る。21世紀における鉄道の役割と...
2006年に京都大学の山中伸弥医師らが世界で初めて作製に成功した、iPS細胞(人工多能性幹細胞)。山中医師が12年にノーベル医学生理学賞を受賞し、その名は世界中に知られることになった。 日本から生まれた新しい医療技術に、各方面から大きな期待が寄せられた。13年度から10年間の計画で再生医療に対して...
コロナ禍、医療現場で働く医師たちへの尊敬はやまない。もし子どもが「医師になる」と言ったら応援したい半面、親としては高額な学費が気になるところ。いったいいくら、用意すればいいの? 『医者と医学部がわかる2021』(朝日新聞出版)では、「医学部に合格するための確実な方法」や学費・志願者数・医師国家試験...
植村隆・元朝日新聞記者が、ジャーナリストの櫻井よしこ氏らに名誉を傷つけられたと訴えた裁判。最高裁で敗訴が確定しながら、植村氏はなぜ「裁判内容では勝った」と主張したのか――。 朝日新聞編集委員・北野隆一氏が昨年8月に出版した『朝日新聞の慰安婦報道と裁判』(朝日選書)。朝日新聞の慰安婦報道と、これに対...
西武ライオンズの元エースで監督経験もある東尾修氏は、進化する巨人の菅野智之投手について語る。* * * プロ野球のキャンプはこれから対外試合などの実戦段階に入る。若手は3月中旬までの期間でどれだけレベルアップを首脳陣にアピールできるかとなる。だが、主力は違う。この時期だからこそできる実験がある...
日本中央競馬会(JRA)のトレーニングセンターで働く調教助手や厩務員らが、新型コロナウイルスの支援策である、持続化給付金を不正受給した疑いが浮上している。 国会で疑惑を問われたJRAを所管する野上浩太郎農相は、「農水省に調査するように指示をした」と述べている。 コロナ...
小説投稿サイト「小説家になろう」が熱い。作品が次々に書籍化されアニメや映画も大ヒット。そこには現代日本のリアルな空気感が映る。AERA 2021年2月22日号から。* * * 映画が大ヒットし「キミスイ現象」という言葉も生んだ『君の膵臓をたべたい』、ゲームやパチスロにとどまらず今シーズンはプロ...
発酵の摩訶不思議な世界に人生を捧げ、希代のグルマンとして世界中を旅してきた小泉武夫さん。待ちに待った定年を迎え、その後の舞台に選んだのは、北海道の石狩市。水産メーカーの研究員として食品開発に奮闘しつつ、奥深い食文化の大地に分け入った。石狩鍋にジンギスカン、蟹やワカサギ…&hellip...
発酵の摩訶不思議な世界に人生を捧げ、希代のグルマンとして世界中を旅してきた小泉武夫さん。待ちに待った定年を迎え、その後の舞台に選んだのは、北海道の石狩市だった。そこで、元祖「石狩鍋」の名店と出合うのだった。* * * さて石狩市親船というところは、石狩市役所や諸官庁、商店街、住宅街といった賑や...
1989年、Jリーグに先駆けて、日本女子サッカーリーグは、華々しいスタートを切った。企業チーム主体で構成された実業団リーグの色彩が強かった。選手の多くは、母体企業の社員として雇用され、「午前中に働き、午後は練習」「シーズン中はサッカーに専念し、オフシーズンに社業を手伝う」選手も多かった。その環境に...
自民党竹下派会長、竹下亘衆院議員の発言が相次いで炎上している。東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長に就任したばかりの橋本聖子氏に対し、セクハラ擁護発言をしたり、島根県の丸山達也知事の五輪発言に噛みつき、反発を招いているのだ。「橋本氏が会長になって、これからという時にいらんこと言って、何を...
“あの時”の阪神・藤浪晋太郎は今年こそ戻ってくるのだろうか……。 ここ数年、シーズン前になると「今年こそは」と復活を期待される藤浪は、7日に行われた春季キャンプ紅白戦で21年初の実戦登板でマウンドに上がった。2回を投げ1安打、3奪三振、無失点と安...
シンガポール生まれの世界的写真家、レスリー・キーが、米国人の英語教師兼モデル、ジョシュア・オグとパートナーシップ証明書を取得した。レスリーは今年50歳。ダイバーシティーを牽引する存在だ。AERA 2021年2月22日号から。* * * ある冬の日の午後、渋谷駅・ハチ公前広場。待ち合わせの時間よ...
女優の浜辺美波(20)が出演するドコモ「d払い」のCMに賛否両論の声が寄せられたと一部週刊誌で報道があったが、ドコモ広報部は「苦情は特段ない」と否定。ステップを踏みながらラテノ音楽の名曲「マンボNo.5」の替え歌で歌い踊るキュートなCMなのだが、あまりにCMが流れすぎているためかこのような騒動にな...
総合格闘家やYouTube、アパレルやサプリのプロデュースなど、さまざまな分野で活躍を続ける朝倉未来(28)が、今度は歌手としてデビューする。 朝倉は2020年6月に自身のYouTubeチャンネルで「サスケさんと対談 とんでもないことが決まりました」という動画を投稿。動画内で、10代のころから大フ...
主に外猫を撮影し、猫の自然な姿をとらえた写真が人気の猫写真家・沖昌之さん。「今週の猫しゃあしゃあ」では、そんな沖さんが出会った猫たちを紹介します。今回は「魚が欲しい人は、こちらに並んでくださ~い!」をお届けします。* * *長崎の海辺です。釣り人から魚がもらえるので、猫は釣りの上手な人に集まっ...
漫画家&TVウォッチャーのカトリーヌあやこ氏が、「俺の家の話」(TBS系 金曜22:00~)をウォッチした。* * * 落語とヤクザ=「タイガー&ドラゴン」。落語とマラソン=「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」。一見食い合わせの悪そうな素材を、絶妙な味わいに仕立て上げる脚本家・宮藤官九...
「おや?」と思って立ち止まる。そしてはじまる旅の迷路――。バックパッカーの神様とも呼ばれる、旅行作家・下川裕治氏が、世界を歩き、食べ、見て、乗って悩む謎解き連載「旅をせんとや生まれけむ」。第42回は、ミャンマーのクーデターについて。情勢は、国軍とNLDの対立という単純な構図では語れないという。*&n...
朝ごはんが食べられない、スッキリ起きられないなど、朝が苦手という人も多いだろう。こうした悩みには、食事の仕方がポイントになるという。AERA 2021年2月22日号では、「食コンディショニング」を提唱する管理栄養士の小島美和子さんが、実際に相談を受け、解決した事例を紹介する。* * *【お悩み...
2月は、中学受験に向けた塾の新学年シーズンが始まる時期だ。この時期に、親はどんなサポートをしたらいいのか。また近年増えている、新型入試への対策はどうしたらいいのか。AERA 2021年2月22日号で取材した。* * * 最近の中学入試では、テストで測れる学力で合否を判定する従来型の入試に加え、...
「国内産、国外産の別を問わず、全体として必要な数量について、供給契約の締結を順次進める」 2月5日に都内で開かれた自民党新型コロナウイルスに関するワクチン対策プロジェクトチーム(PT)の役員会。出席者に配られた「新型コロナウイルス感染症に係るワクチンの接種について(案)」と題する資料には、こんな一文...
コロナ対策の「切り札」とされるワクチン。海外から第1便の約20万人分が届き、ようやく希望が見えたかと思いきや、実は、6月末までに全国民に必要な数量のワクチンを確保するという政府の目標の達成が見通せなくなっているという、衝撃的な情報が飛び込んできた。日本が結んだ契約に、政府が目標とする「6月末まで」...
長引くコロナ禍の生活。日常の変化によって、血圧や血糖値などが気になるという人も多いのでは。ただ、健康診断などの「正常値」を絶対と考えるのは危険だ。血圧は正常値の範囲が厳しすぎると、かねて指摘されてきた。そうした例はほかの数値にも。また場合によっては、それが過剰医療につながる可能性もある。専門家の注...
新型コロナウイルス対策への提言を積極的に行っている山中伸弥・京都大学iPS細胞研究所(CiRA)所長。人類はコロナを克服できるのか? そしてノーベル賞を受賞したiPS細胞の研究で人生100年時代の健康寿命はどこまで延びるのか? 山中所長に聞いた。* * *──CiRAは新型コロナウイルスの研究...
一般的に、患者は悪い状態に慣れてしまうと、そこから一歩先に進んで治療を受けようとする意思が弱くなりがちだといいます。「今の状態でいいかな」と諦めかけている患者に、京都大学医学部特定准教授で皮膚科医の大塚篤司医師は、「ゴールはここじゃない」と伝えたいそうです。* * * ラグビーワールドカップで...
「うっせぇわ」のヒットの仕組みとSNSでバズる法則 今、中高生や小学生の間で大人気になっている曲が、「うっせぇわ」です。高校生シンガーのAdoさんによる楽曲で、ミュージックビデオはYouTubeで3カ月半で6000万回再生を超える大ヒットです。大人が聴くと気恥ずかしいくらいに典型的な「中二病」をこじ...