LiLiCoが高評価 中国人がフィンランドの食堂を手伝う美味しい物語
週刊朝日弟であるアキ・カウリスマキ監督とともに北欧を代表する名匠ミカ・カウリスマキ監督の新作「世界で一番しあわせな食堂」。国連が発表する「世界幸福度ランキング」で3年連続1位を獲得している森の国フィンランドの景色の美しさも見どころだ。 フィンランド北部の小さな村にある食堂へ、上海から料理人チェン(チュー・...
弟であるアキ・カウリスマキ監督とともに北欧を代表する名匠ミカ・カウリスマキ監督の新作「世界で一番しあわせな食堂」。国連が発表する「世界幸福度ランキング」で3年連続1位を獲得している森の国フィンランドの景色の美しさも見どころだ。 フィンランド北部の小さな村にある食堂へ、上海から料理人チェン(チュー・...
落語家・春風亭一之輔氏が週刊朝日で連載中のコラム「ああ、それ私よく知ってます。」。今週のお題は「三寒四温」。* * *『三寒四温』。3日寒くて、4日暖かい。で、だんだん春になるらしい。3歩進んで、2歩下がり、人生はワンツーパンチで汗かきべそかき歩くらしい。あなたのつけた足跡にゃ綺麗な花が咲くら...
TOKYO FMのラジオマン・延江浩さんが音楽とともに社会を語る、本誌連載「RADIO PA PA」。今回は、「石岡瑛子」について。* * * クリエイティブ・ディレクターの杉山恒太郎さんと小林麻美さんの話をしていた時、真っ先に出てきたのが、PARCOのCM『淫靡(いんび)と退廃』だった。コピ...
プロ野球選手ともなれば、子供の頃から飛び抜けた運動能力を発揮し、野球はもとより、異種競技でも「神童」「天才」と呼ばれた者も多く存在する。 今季でプロ3年目を迎える中日・根尾昂もその一人だ。 岐阜県吉城郡河合村(現飛騨市)出身の根尾は、河合小学校2年のときに、3歳年上の兄の影響を受け、地元の古川西ク...
AERAで連載中の「この人この本」では、いま読んでおくべき一冊を取り上げ、そこに込めた思いや舞台裏を著者にインタビュー。「書店員さんオススメの一冊」では、売り場を預かる各書店の担当者がイチオシの作品を挙げています。 細野晴臣本人に「もうこれ以上、話すことはないです。」と言わせた評伝『細野晴臣と彼ら...
綾瀬はるか主演のドラマ「天国と地獄~サイコな2人~」(TBS系)。綾瀬演じる正義感は強いがあわてんぼうな刑事・望月彩子と、高橋一生演じるサイコパスな殺人鬼・日高陽斗の魂が入れ替わってしまうというストーリーで、2月14日に放送された第5話の世帯平均視聴率は13・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以...
緊急事態宣言下で実施された、今年の中学入試。コロナの影響で学校や受験生はどう動いたのか。前回の記事では難関校で志願者減少の傾向がみられた一方、比較的下位の学校で志願者が増えたと報じた。今回は大学付属校などの傾向について見ていこう。* * *■早慶MARCHに次ぐ付属校も人気に ここ数年続いてい...
「渋沢栄一といっても、なかなかなじみの薄い主人公かもしれませんが、好スタートを切れたのは、やはり女性ファンの期待が高かったからではないか」(テレビ誌ライター) 吉沢亮(27)が主演を務める60作目の大河ドラマ「青天を衝け」(NHK)が初回から20%の高視聴率で発進、2013年の「八重の桜」の21.8...
AERAの連載「午後3時のしいたけ.相談室」では、話題の占い師であり作家のしいたけ.さんが読者からの相談に回答。しいたけ.さんの独特な語り口でアドバイスをお届けします。* * *Q:在宅勤務になってリビングで仕事をしています。新たに買ったプリンターが大きくて邪魔だったり、資料やプリントが散乱し...
放送作家でコラムニストの山田美保子氏が楽屋の流行(はや)りモノを紹介する。今回は、「マードゥレクス」の「エクスボーテ 8K ビジョンファンデーション」について。* * * テレビ局のメイク室に必ず置いてあると言っていい三大ファンデーションが、「アルブル」(旧名・ソフィア)、「KohGenDo」...
うつ病を克服し、偏差値29から東大に合格した杉山奈津子さんも、今や小学生の男の子の母。日々子育てに奮闘する中で見えてきた“なっちゃん流教育論”をお届けします。 杉山さん自身が心理カウンセラーとして学んできた学術的根拠も交えつつ語る『東大ママのラク&サボでも「できる子」になる...
地域住民から愛され、東日本大震災後には「震災復興支援列車」で地元を支えた三陸鉄道。震災から復旧し、2019年の台風19号からも立ち上がったところ、コロナ禍で三度苦境にあえいでいる。AERA 2021年2月22日号から。* * * 三陸鉄道の旅客営業部長、橋上和司さん(56)は昨年11月、「震災...
いつものランチやおやつの食べ方が、仕事のパフォーマンスを低下させているかもしれない。どう食べれば理想なのか。AERA 2021年2月22日号では、管理栄養士の小島美和子さんが、実際の相談を受けた悩みから解決法を紹介する。* * *CASEオンライン営業や打ち合わせで忙しく、昼は合間に菓子パンや...
さまざまな病気の治療にiPS細胞(人工多能性幹細胞)を使う再生医療のニュースが、しばしば報じられている。iPS細胞は2006年に京都大学の山中伸弥医師らが世界で初めて作製に成功し、さまざまな組織の細胞に変化できることから、あらゆる組織や臓器を再生できる可能性が示された。そして移植による再生医療のほ...
日本で「富裕層」が増え続けているという。アベノミクスで超金融緩和政策が進み、余剰資金が株式市場などに流れ込んで資産価値が高まったためだ。こうした資産の運用や相続対策で、大手金融機関がサービスを広げつつある。* * * 日本における富裕層は2019年、133万世帯にのぼり、10年間で57%もふく...
懸命に働く医師たちの姿を通して、もし子どもが医師を志したら親はどうすればいいのか。受験情報だけでなく、各大学の学費もしっかりと把握しておきたい。『医者と医学部がわかる2021』(朝日新聞出版)では、「医学部に合格するための確実な方法」や学費・志願者数・医師国家試験合格率などの最新データを集めたラン...
丸山茂樹氏は、米PGAツアーで4位に入った53歳のスティーブ・ストリッカー選手に注目する。* * * 米PGAツアーの「ウェイストマネジメント フェニックスオープン」(2月4~7日、米アリゾナ州スコッツデールのTPCスコッツデール)は、例年何十万人ものギャラリーが訪れる試合ですが、今年は1日5...
国内外で人気を博している『Re:ゼロから始める異世界生活』。大ヒットへの道のりには、小説投稿サイト「小説家になろう」の存在が欠かせない。作者の長月達平さんが、サイトのメリットや人気作家になるまでの軌跡などをAERA 2021年2月22日号で語る。* * *『Re:ゼロから始める異世界生活』の作...
一冊の本の要点をまとめて提供する「要約サービス」が隆盛の兆しを見せている。読みたい本に効率良く出合うだけでなく、思いがけない本との出合いもサポートする。AERA 2021年2月22日号から。* * * 都内メーカーに勤務する岡谷憲二さん(42)は、コロナ禍で在宅勤務が増え、朝6時に起床して散歩...
作家・演出家、鴻上尚史。政府が最初に文化・スポーツイベントの主催者に自粛要請をしてきた際、「休業補償とのセットを」と発信し、「特権階級か」と非難を浴びた。演劇が、あまりにも人々の生活から遠いことを思い知った。同時に、「世間」や「空気」による「同調圧力」にコロナ前から警鐘をならす。演劇人としての原点...
ノンフィクションライター・山田清機氏による『東京タクシードライバー』(朝日文庫・第13回新潮ドキュメント賞候補作)。山田氏がタクシードライバーに惹かれ、彼らを取材し描き出した人生模様は、決してハッピーエンドとは限らない。にもかかわらず、読むと少し勇気をもらえる、そんな作品となった。今回はある女性ド...
イチローが“レーザービーム”で売り出す以前に、“球界一の鉄砲肩”と言われる外野手が存在した。男の名は羽生田忠克(本名・忠之)。 1983年にドラフト外で西武に入団し、97年限りで現役引退するまで実働8年、通算出場試合数341と出番はそれほど多くはなか...
外国人の検挙人数が増加傾向にある。警察庁が2021年2月8日に公表した「犯罪統計資料(令和2年1~12月【確定値】)」によると、2020年の来日外国人による重要犯罪・重要窃盗犯の検挙人数は553名で、2019年の482名を上回り、過去5年間で最多となった。 とくに検挙者数の増加が目立つのがベトナム...
料理は好きでも、めんどうに感じてしまう「みじん切り」。そんな人に重宝するのが、みじん切りが簡単にできる「ハンディチョッパー」だ。電源いらずで、使い勝手がいいのがポイント。コロナ禍でおうちごはんが増えている今、注目を集めているという。* * * カッターを容器にセットして、ざく切りにした食材をそ...
【週刊朝日99周年記念企画】 週刊朝日1938年11月20日号に、『放浪記』で有名な作家の林芙美子の講演録「皇軍の勇姿に後光輝く──漢口入城女性一番乗の感激」が大々的に掲載された。従軍作家として日中戦争の現場に赴き、激戦地の漢口(中国・武漢市の一部)に「一番乗り」を果たした芙美子は一躍注目された。帰...
医師としての知識や資格を病院の外でも生かし、活躍するケースが増えてきている。現在発売中の『医者と医学部がわかる2021』では、新しい医師の在り方やキャリアを考え、前進し続ける医師を取材した。 その中でも、宇宙医学の研究をする古川聡宇宙飛行士の「多様化する医師の在り方」について、お届けする...
SNSや動画配信が進化し、テレビやラジオ、舞台以外にも活躍の場が広がっているお笑い芸人。特に昨年のコロナ禍以降は、芸人たちのYouTubeチャンネルが注目を集め、様々なメディアで取り上げられることもしばしば。テレビではなかなかお目にかからないが、YouTubeでは人気を誇るお笑い芸人も少なくない。...
TBSの2021年4月期の番組改編情報が発表された。その目玉は、朝の情報番組『グッとラック!』の後番組として3月29日から放送される『ラヴィット!』である。一部メディアで事前に報道されていた通り、MCを務めるのは麒麟の川島明であることも正式に明かされた。 この時間帯では、社会的なニュースや芸能ネタ...
緊急事態宣言下で実施された、今年の中学入試。コロナの影響で学校や受験生はどう動いたのか。連載でお届けします。* * *■併願校数が減少傾向に コロナの影響で受験生が減少すると見られていた今年の中学受験。しかしふたを開けてみると、私立・国立中学受験者数は、5万50人(昨年4万9400人)と約65...
週刊少年ジャンプに連載された『鬼滅の刃』は、アニメ第2期「遊廓編」の発表とともに、再び注目を高めている。この作品の大きな特徴は、主人公たちの敵である「鬼」にも悲しい過去があり、人間が「鬼化」せざるを得なかった背景が描かれていることだろう。だが、なかにはまったく同情できない“非道な鬼&r...