【武漢書簡10】新型コロナ勝利宣言の中国に反発「この国は命を軽視しすぎている」
AERA新型コロナウイルスによる肺炎が流行した武漢で、作家の方方氏が発表し続けた日記が世界の注目を集めた。温和で、中国共産党の権威に挑むものではまったくなかったが、流行を食い止められなかったことについて責任を追及する考えを示しただけで、中国国内で2カ月にわたり数千万のネットユーザーの袋叩きに遭い、脅迫を受...
新型コロナウイルスによる肺炎が流行した武漢で、作家の方方氏が発表し続けた日記が世界の注目を集めた。温和で、中国共産党の権威に挑むものではまったくなかったが、流行を食い止められなかったことについて責任を追及する考えを示しただけで、中国国内で2カ月にわたり数千万のネットユーザーの袋叩きに遭い、脅迫を受...
エリートほど、相手に譲る気持ちが強く、感謝の気持を忘れない。「アフターユー」精神が生み出す良好なサイクルと、「ありがとう9割」の真髄とは? ゴールドマン・サックス、マッキンゼー&カンパニー、ハーバード・ビジネススクールを渡り歩いた、ベリタス株式会社代表取締役・戸塚隆将氏の著書『世界のエリートはなぜ...
子どもに英語を身につけさせるには、幼いころからの環境や親の働きかけも重要だ。現在発売中の『AERA English特別号「英語に強くなる小学校選び2021」』では、幼稚園児から中高生までの英語教育に携わる専門家に、幼児期の英語学習で大切にしたいことについて話を聞いた。* * * 英語塾代表とし...
写真家・江口善通さんの作品展「Zen~Paris-Tokyo-Kyoto」が10月1日から東京・銀座のライカGINZA SIXで開催される。江口さんに聞いた。 今回の写真展にはベースとなった展覧会がある。それは、昨年秋にパリで開いた「善-Zen」。それまで江口さんはアメリカで写真展を開催したことはあ...
『横浜GRITS』(=グリッツ)見参だ。 アイスホッケー・アジアリーグに今季から加わるグリッツ。9月26日、リーグ参入後の初試合が地元で開催されベールを脱いだ。 規模縮小など苦戦が続くアイスホッケー界にとって新チームの奮闘は朗報。小さくも着実な1歩を踏み出したグリッツが港町から新風を巻き起こす。「初...
新連載「アエラ to SDGs」では、2030年までに達成するべき目標として国連が定めた17のゴールSDGs(エス・ディー・ジーズ)について毎回一つずつ写真で表現し、私たちが考えるべきこと・できることは何かをテーマにお届けします。* * * 日本の労働者の1カ月間の平均残業時間は8.9時間で、...
9月3日にボクシングの東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック、日本ライト級タイトルマッチを制し、日本王座6度目の防衛を果たしたライト級王者の吉野修一郎さん(28=三迫)。国内最強の名実を強固にしたものの、プロになってから5年間、ボクサーのファイトマネーだけでは十分ではないため副業もしているという...
公式戦では7年ぶりの救援マウンドに上がった阪神・藤浪晋太郎が投じた真ん中高め、152キロのストレート。ヤクルトの若き4番、村上宗隆のバットがこれをとらえると、すさまじい音とともに弾き出された打球はグングンと伸びてセンターのバックスクリーンを越えた。 9月26日の阪神戦。この一発が決勝点となり、およ...
朝晩は肌寒いくらいになり、いよいよ本格的な秋の到来ですね。 秋といえば、そう、なんと言っても食欲の秋! 美味しい食べ物も多く、つい食べ過ぎてしまうこともありますよね。筆者も毎年、秋から冬にかけて2~3キロ太り、春から夏にかけて元に戻すということを繰り返しています。 そこで今回は、魚のカロリーについ...
韓流ドラマにハマると厄介だ。クセになる。後を引く。いくら仕事が忙しくてもやめられない。これまで多くの韓流スターにインタビューする幸運に恵まれ、その度にハマったフリーランスの坂口さゆり記者が垣間見た韓流スターたちのとっておきの素顔をご紹介したい。* * * 正直、見たくなかったのだ。...
過去にアルコール依存症の後輩の面倒を見ていたことがあるというお笑い芸人のカンニング竹山さん。著名人のバイク飲酒運転事故を「またやらかした!」という報じ方ではなく、こういうときこそ、アルコール依存症のこと、お酒との付き合い方を伝えていくべきではないかを強く訴える。* * * 先週僕が出演したフジ...
二宮和也が実在の写真家に扮した映画「浅田家!」は、家族の絆と写真が持つ力を描いた物語だ。役を通じて考え、感じたのは縁だった。AERA 2020年10月5日号から。* * * 写真集『浅田家』は、本物の写真家とその家族がレーサーやヒーローなど、さまざまなシチュエーションでコスプレ撮影したユニーク...
目の前の逆境やトラブルを乗り越える力「レジリエンス」が改めて注目されている。人気ドラマ「半沢直樹」(TBS系)の主人公はまさに、こうした強い精神力を持つ究極の人物として描かれていた。新型コロナウイルスへの対応などストレスが絶えない社会で、いかに感情や行動を前向きにコントロールしていくか。レジリエン...
少子化対策の一環として、国が来年度から新婚夫婦に最大60万円補助する方針を固めたと、共同通信など各社が報じた。家賃・引っ越し代など新生活をスタートするための資金を援助し、経済的な理由で結婚に踏み切れない独身者を後押しする狙いだ。一部の市区町村が実施する結婚新生活支援事業の支援金(最大30万円)が倍...
自慢のスーパーカーを持ち込み、道路交通法にとらわれることなくぶっ飛ばす!──。アジア初の会員制サーキット「THE MAGARIGAWA CLUB」が、2022年に誕生する。 開設するのは、フェラーリやランボルギーニなどの輸入販売を行うコーンズ・アンド・カンパニー・リミテッド。「弊社の社長がスペイン...
大ヒットドラマ「半沢直樹」の原作者、池井戸潤さんが、9月30日発売のAERA増刊『AERA Money 今さら聞けない投資信託の基本』の巻頭インタビューに応じた。一部抜粋してお届けする。* * * 取材会場の机の上に一冊の画集。「この絵、いいなと思って。色が、とてもよかった」 池井戸潤さん...
コロナ・パンデミックは、「医療は商品である」という原理の無効性を可視化させた。そう語るのは、思想家の内田樹さんと医師の岩田健太郎さんだ。二人の対談が収められた『コロナと生きる』(朝日新書)から、なぜアメリカのパンデミックは収束しないのか、その背景について紹介する。* * *■コロナが晒した新自...
「仕事をする内閣」を標榜し、世論調査で7割を超える支持率の中始動した菅内閣。掲げる目玉政策「不妊治療への保険適用」は実現するのか。現場では期待と不安が交差する。AERA 2020年10月5日号で掲載された記事から。* * * 菅義偉首相が自民党総裁選で訴えた「不妊治療の保険適用」。首相就任の翌日...
携帯電話料金の値下げは、菅義偉首相の総務大臣時代からの肝入り政策。寡占状況の業界の競争促進という劇薬には副作用もともなう。AERA 2020年10月5日号で掲載された記事を紹介。* * *「令和おじさん」どころか「携帯値下げおじさん」と言えるほど、携帯電話料金の値下げに執念を燃やしてきたのが菅...
皇嗣妃となって2年目を迎え、誕生日にあたり記者会の質問に答えた文書に、秋篠宮妃紀子さまの変化が見て取れた。文字数は昨年の倍以上。ご自身の言葉で率直に思いや行動を語る姿に、強い意志を感じずにはいられない。AERA 2020年10月5日号から。* * * 唐突で恐縮だが、鎌倉芳太郎(よしたろう)と...
首相指名選挙で、立憲民主党の枝野幸男代表に一票を投じた共産党。その行動にかけた思いとは。ジャーナリストの田原総一朗氏が「最も柔軟性がある」と評価する志位和夫委員長に聞いた。* * *田原:9月16日に衆参で行われた首相指名選挙で、共産党は立憲民主党の枝野幸男代表に投票した。これはすごいことだと...
「政権奪取なら閣外でも構わない」。そう明言し、野党共闘を進める共産党の志位和夫委員長。ジャーナリストの田原総一朗氏が政権奪取後の具体的なビジョンを聞いた。[前編 オール野党目指す共産・志位和夫「菅政権は史上最悪の継承」より続く]* * *田原:安倍内閣の負の遺産としては、次から次へとスキャンダル...
政治学者の姜尚中さんの「AERA」巻頭エッセイ「eyes」をお届けします。時事問題に、政治学的視点からアプローチします。* * * 74%という高い内閣支持率をたたき出し、順調な船出をしたかのように見える菅政権。しかし菅政権は目を向けたくなくても取り組まなければならない安倍政権の「二つのレガシ...
小中学生向けのニュース月刊誌「ジュニアエラ」の人気連載「Sexy ZoneのQ&Aステーション」。毎回セクゾのメンバーが読者からの質問に答えてくれます。10月号は、マリウス葉くんが「人と違うこと」について悩む読者にアドバイスしました。* * *【質問】 私はベジタリアンです。最近は日本でもベジ...
小学校受験では、「ペーパー」と呼ばれるいわゆる筆記試験のほか、跳んだり走ったりといった運動の試験など、学校によってさまざまな試験が課される。その中で近年、どの学校も重視しているというのが、行動観察だ。行動観察とは、子どもが遊ぶ様子などを観察し、子どもの特性を見る試験のこと。小学校受験の選考過程は一...
コロナ自粛中、定期的に通っていた美容室に行けなかった人が大勢いたようだ。白髪染めができず、落ち込む気持ちもわかるが、実は今こそ、グレイヘアのチャンスでもあるのだ。* * * 2018年の流行語大賞にノミネートされた「グレイヘア」。かつては白髪が出てきたら染めるのが主流だったが、手間とお金がかか...
清武英利さんの最新作『サラリーマン球団社長』(文藝春秋、1600円)は、プロ野球界が舞台のノンフィクションだ。サラリーマンから、球団社長、取締役になった人物を描く。清武さん自身も新聞記者という業界の素人から、球団代表になった経験がある。この本に込められた思いを聞いた。* * * 阪神タイガース...
ボブ・ディランやブルース・スプリングスティーンといったベテランのみならず、現在の北米では様々な世代の個性的なシンガー・ソングライターの活躍が目立つ。新型コロナウイルス感染症の影響や、11月に大統領選を控えていることもあり、よりダイレクトに“個の声”が求められるようだ。そうし...
2020年8月3日、現役のプロビーチバレーボール選手でありながら、V2リーグに所属するヴォレアス北海道への入団を発表した元日本代表男子チームの主将・越川優。過去を振り返ってみても、インドアのバレーボール、ビーチバレーボール両方をトップレベルで兼務する選手は前例がない。V2リーグ開幕を待つ越川に今後...
作家・北原みのり氏の連載「おんなの話はありがたい」。今回は、問題発言を繰り返す衆院議員の杉田水脈氏について。なぜ杉田氏のような女性が出てくるのか、フェミニストの視点で分析している。* * * 杉田水脈氏の「女性はいくらでも嘘をつけます」の発言は、性暴力被害者支援事業についての自民党内の会議で、...