「勉強するのに飽きた」 スランプに陥った巨匠が情熱を取り戻すまでの自伝的映画
AERAAERAで連載中の「いま観るシネマ」では、毎週、数多く公開されている映画の中から、いま観ておくべき作品の舞台裏を監督や演者に直接インタビューして紹介。「もう1本 おすすめDVD」では、あわせて観て欲しい1本をセレクトしています。* * *“母親”への讃歌といえる感動作「...
AERAで連載中の「いま観るシネマ」では、毎週、数多く公開されている映画の中から、いま観ておくべき作品の舞台裏を監督や演者に直接インタビューして紹介。「もう1本 おすすめDVD」では、あわせて観て欲しい1本をセレクトしています。* * *“母親”への讃歌といえる感動作「...
“巣ごもり生活”から解放され、ウォーキングもしやすくなってきた。健康づくりを楽しみたいが、そもそも「足形」や「歩き方」が50歳で一変する、というのはご存じだろうか? スポーツ用品メーカーのアシックスは、こうした変化をふまえて「究極の歩き方」を唱える。人生100年時代、老後も自...
シニアにとっては歩幅が狭くなると認知機能の低下リスクが高くなる。歩幅が「広い」「普通」「狭い」の3分類のうち、広い人に対して普通の人は1.22倍、狭い人は3.39倍もリスクが高いという調査研究がある。 この調査研究は国立環境研究所の谷口優主任研究員が2012年に発表したもので、群馬県と新潟県のある...
この春、日本各地の動物園で、動物の赤ちゃんがたくさん生まれた。新型コロナの影響で休園する時期とちょうど重なり、今年は生まれたての姿を見ることができなかった。小中学生向けニュース月刊誌「ジュニアエラ」7月号では、動物学者・今泉忠明さん(日本動物科学研究所所長)の解説で、動物の赤ちゃんたちを紹介した。...
緊急事態宣言が5月25日に解除され、徐々に動き始めたスポーツ界。5月27日から各競技の強化拠点となる味の素ナショナルトレーニングセンターの競技別専用練習場の利用も再開された。それに準じて、ビーチバレーボール日本代表の拠点となる「ナショナルトレーニングセンタービーチバレーボール競技別強化拠点」(神奈...
AERAで連載中の「この人この本」では、いま読んでおくべき一冊を取り上げ、そこに込めた思いや舞台裏を著者にインタビュー。「書店員さんオススメの一冊」では、売り場を預かる各書店の担当者がイチオシの作品を挙げています。 翻訳家でエッセイストでもある村井理子さんによる『兄の終い』は、音信不通の兄の後始末...
新型コロナウイルス終息のめどが依然として立たない中、音楽の現場も厳しい状況が続いている。毎年恒例の「フジロックフェスティバル」も先ごろ、来年に延期されるとの発表があった。海外に目を向けても、大型フェスやツアーは軒並みキャンセル。ライブハウスの状況はさらに深刻で、人数制限と配信を前提にした公演の機会...
開幕直後だけ凄い成績を残した選手といえば、1979年の田代富雄(大洋)が思い出される。 4月7日の開幕戦、前年の日本一・ヤクルトを相手にリーグ初、史上2人目の開幕戦3本塁打を放ち、3打数3安打4打点2四球の打率&出塁率10割スタート。開幕3戦目の広島戦でも4号を放つなど、3試合通算10打数6安打7...
作家・北原みのり氏の連載「おんなの話はありがたい」。今回は、コロナ禍3カ月の変化について。豊かで自由な人生を手にするために、大事なことが変わったという。* * * やってみたら、そのあまりの快適さに生活が一変し、「いったいなぜ、これまで、できないと思っていたのかしら?」と過去の自分の思考回路を...
動物写真家・岩合光昭さんが見つけた“いい猫(こ)”を紹介する「今週の猫」。今回は、アメリカ・サンフランシスコの「猫のスフィンクス」です。* * * サンフランシスコの住宅街を車で走っていると、家の出窓に置物のような猫を発見。めずらしい、スフィンクスだ。 突然の訪問に家主...
画家、横尾忠則氏が新型コロナウイルスをテーマにした連作「WITH CORONA」を発信する理由を明かした。* * * WHOが武漢でコロナ感染が発生したと発表した翌日の2月1日に、奇しくも、神戸の横尾忠則現代美術館で「兵庫県立横尾救急病院展」が開催された。 その時来館者に「ここは美術館という名...
半世紀ほど前に出会った97歳と83歳。人生の妙味を知る老親友の瀬戸内寂聴さんと横尾忠則さんが、往復書簡でとっておきのナイショ話を披露しあう。* * *■横尾忠則「絵描きは、アホにならんと描けまへん」 セトウチさん 如何(いかが)お過ごしですか。寂庵の園は年中、浄土の花が咲き乱れて、小鳥がギャー...
アイドルグループを卒業して2年が経った北原里英さん。女優の仕事に全力で取り組みながら、大好きなのは“一致団結”。ここまでの道のりは、決して順風満帆ではなかった。北原さんの光と闇を振り返る。 一致団結するのが好きだという。小学生の頃は学芸会、中学校では合唱コンクールに体育祭。...
AKBグループ卒業から2年。「AKB48の知性派」と呼ばれた逸材は、表舞台だけでなく、裏方にも強い関心を持つ。女優・北原里英さんのいま、そしてこれからとは。 NGT48への移籍発表後は、3年連続で選抜入りを果たし、18年の春、惜しまれつつ卒業。以降は、女優業をメインに、バラエティーなどでも活躍して...
6月23日にソロデビュー10周年を迎えた星野源さんが、AERAの表紙に登場。7月12日には初ライブを開催したのと同じ場所で配信ライブが予定されているほか、10月21日にはシングル全11作品を収めたボックスを発売することも発表されるなど、大きな話題が続く。AERA2020年7月6日増大号から。 シャ...
認知症患者の専門病棟で起きる数々の想定外の出来事を描いた本誌連載小説『生かさず、殺さず』。その著者であり医師の久坂部羊さんと、直木賞作家で自らの介護体験を綴った著書も多い篠田節子さん。認知症患者の治療・介護の難しさを知る2人が「老いの現場」の悲喜こもごもを語り合った。* * *篠田:久坂部さん...
認知症介護現場のリアルを描いた本誌連載小説『生かさず、殺さず』の著者であり医師の久坂部羊さんと、直木賞作家で自らの介護体験を綴った著書も多い篠田節子さん。そんな2人が介護について語り合った。* * *篠田:新型コロナウイルス感染が広がって、さまざまな施設で面会中止になっていますよね。うちも2月...
40歳代以上の女性に多く、更年期障害や不定愁訴と間違われやすい甲状腺機能低下症。甲状腺機能が低下することでむくみやだるさといった症状が出る。重症になると認知機能低下や心不全になる恐れも。週刊朝日ムック『新「名医」の最新治療2020』では、専門医に取材している。* * * 甲状腺はのどの前側、の...
【社会学者が考察 「あつ森」ブームに見る「集まれない時代の集まり方」】で、これからのコミュニティー作りのヒントを任天堂のゲームソフト「あつまれ どうぶつの森(通称:あつ森)」に見ていた、社会学者の永田夏来さん。今回は、オンラインコミュニケーションを語るうえで欠かせない、デジタルネーティブ世代(以下、...
2019年5月、イスラエルの航空会社エルアルは、テルアビブから成田に毎週直行便3便を運航させると発表しました。2020年3月に開始する予定だったフライトは、16年越しの交渉のすえに実現しました。多くのイスラエル人は興奮しました。フライトを始めることをエルアルが決めたのは、両国間の観光客の増大でした...
金正恩氏の実妹、金与正氏が存在感を強めている。韓国を責め立てる陣頭指揮を執り、苛烈な発言でも注目されているが、一体どんな人物なのか。AERA 2020年7月6日号では、その人物像に迫った。* * * 北朝鮮が16日、開城(ケソン)にある南北共同連絡事務所を爆破した。北朝鮮軍は南北軍事境界線近く...
開幕9連戦を終えて6勝2敗1分で首位快走とリーグ2連覇に向けて好スタートを切った巨人だが、心配なのは打撃不振の丸佳浩だ。9試合で打率1割4分3厘、0本塁打。調子が上がらず、6月26、28日のヤクルト戦(神宮)では定位置の3番から坂本勇人と入れ替わって2番に入った。 丸は広島で2017、18年とリー...
通勤、買い物、仕事――。今や、あらゆる場面で欠かせなくなったマスク。しかし、暑さ本番を迎えるこれからの季節、気をつけなければならない心配事がある。マスク着用による肌トラブル。いわゆる「マスク皮膚炎」だ。 東京・秋葉原の「秋葉原スキンクリニック」では4月以降、マスクを背景とした肌トラブル相談が増加傾...
東京都内を中心にふたたび感染者数が増加しつつあり、新型コロナウイルスへの不安がいまだぬぐえない中、米国で「無症状の感染者を早期発見できるスマートリングが開発された」と報じられた。 スマートリングとは指輪型のウェアラブルデバイスで、スマートフォンなどと連携して、データの処理や通信ができる。近年では心...
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、マスク着用もはや当たり前になった。常につけねばならないのか、どんなときならはずしていいのか。ナビタスクリニック理事長の久住英二さん、京都大学ウイルス・再生医科学研究所准教授の宮沢孝幸さんが解説する。AERA2020年7月6日号から。* * *Q1:マスク...
先週号の本コラムで「チャラ男」官僚について書いたところ、霞が関の「官僚像」について多くの取材を受けた。* * * 一般に、日本のキャリア官僚は、「優秀」で「勤勉」だと言われる。 憲法15条第2項には、「すべて公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない」と書かれているが、普通の官僚は、...
山岳写真家・菊池哲男さんの写真展「天と地の間に 北アルプス 鹿島槍ケ岳・五竜岳」が6月30日からニコンプラザ新宿 THE GALLERYで開催される(大阪は7月30日~8月8日)。目指したのは「正統派の山の写真」。菊池さんに聞いた。* * * 今回の写真展はニコンから提案されたもので、「ミ...
名匠ペドロ・アルモドバル監督の自伝的作品「ペイン・アンド・グローリー」。アルモドバル監督は、「オール・アバウト・マイ・マザー」でアカデミー賞外国語映画賞を受賞して以来、ヒューマンドラマの名手として高評価をされてきた。今作品については、アカデミー賞ではバンデラスの主演男優賞や国際映画賞でノミネートさ...
新型コロナウイルスと共存してゆく次なる時代を視野に入れ、世界中のオーケストラが再始動している。模索するのは、それぞれの個性を反映させた「ソーシャルディスタンス」だ。AERA 2020年6月29日号掲載の記事で、コロナ渦での方法を模索する、現場の現状に迫る。* * * 5月1日、世界に先駆けて無...
指導した北島康介選手、萩野公介選手が、計五つの五輪金メダルを獲得している平井伯昌・競泳日本代表ヘッドコーチ。連載「金メダルへのコーチング」で選手を好成績へ導く、練習の裏側を明かす。第25回は、五輪本番で選手にかけた言葉について。* * * コーチングの仕上げ...