戦没者遺骨収集 DNA鑑定を不可能にする「焼骨」続けるありえない理由
AERA持ち帰った遺骨が日本人のものではない――。フィリピンで、シベリアで、ミャンマーで、厚労省の遺骨収集事業で不祥事が続いている。厚労省はなぜ、DNA鑑定を不可能にする「焼骨」にこだわり続けるのか。AERA 2019年12月9日号から。※【ミャンマーでは人骨を獣骨として廃棄 シベリア遺骨問題は「氷山の一...
持ち帰った遺骨が日本人のものではない――。フィリピンで、シベリアで、ミャンマーで、厚労省の遺骨収集事業で不祥事が続いている。厚労省はなぜ、DNA鑑定を不可能にする「焼骨」にこだわり続けるのか。AERA 2019年12月9日号から。※【ミャンマーでは人骨を獣骨として廃棄 シベリア遺骨問題は「氷山の一...
前作から1年、12月4日に41枚目のシングル「光の気配」をリリースした。デビュー23年を経て、KinKi Kidsの2人が「ステージには立ち続けたい」と率直な思いを語った。AERA 2019年12月9日号から。* * * 1997年に「硝子の少年」でデビューし、今年で23年目。デビューから40...
人生100年時代──そういわれても、将来の生活は想像がつかない。貯金も増えない。しかし、人生の節目やさまざまな場面で公的保障が用意されていることも知っておきたい。きっと不安が少なくなる。AERA 2019年12月16日号では、「届け出でもらえるお金」を特集。「届け出」には主に、児童手当や出産祝い金...
動物写真家・岩合光昭さんが見つけた“いい猫(こ)”を紹介する「今週の猫」。今回は、マレーシア・クチンの「猫の街」です。* * * マレーシアのクチンは、マレー語で猫という意味の名の町だ。至るところに猫の彫像があり、市のエンブレムにも猫があしらわれている。でもなぜか本物の...
経営の効率化を目指し、日本初の公営地下鉄が全国で初めて生まれ変わる――。大きなニュースとなった「Osaka Metro」こと大阪市高速電気軌道株式会社(本社:大阪市西区)の民営化から1年8カ月が過ぎた。キャッチフレーズに「走り続ける、変わり続ける」を掲げ、2019年5月には民営化後初となる決算で増...
現在放送中の女優・波瑠(28)主演ドラマ「G線上のあなたと私」(TBS系)がじわじわと話題になっているようだ。いくえみ綾さん原作の同名漫画をドラマ化した同作。主人公の波瑠が大人のバイオリン教室で出会う、恋愛に不器用なイケメン大学生を中川大志(21)が演じているのだが、このこじらせツンデレキャラが女...
「猫」を神さまや縁起物とするパワースポットがあることを、ご存じだろうか?猫の力で開運できる、猫好きなら必ず訪れたい神社・お寺を紹介する。■豪徳寺昔は商店の飾り棚に必ずあった「招き猫」の発祥の地とされる。寺内の招福殿横の奉納台に招き猫を置くと、運気が上がる、願いが叶うと言われている。国内各地はもちろん...
日本ハムの斎藤佑樹が崖っぷちに追い込まれた。プロ9年目の今季は2年ぶりの開幕1軍入りを果たし、新たに導入された「オープナー」で起用されたが、チャンスを生かせず。11試合に登板して0勝2敗、防御率4.71。12月2日に札幌市内の球団事務所で契約更改に臨んだ際、「プロに入ってから、もっと言えば学生のこ...
「桜を見る会」問題で、安倍政権は野党の追及をかわし逃げ切りを図る。柱となるのは二つの戦略。モリカケ問題で得た「教訓」が元になっているという。AERA 2019年12月16日号では、二つの戦略について政府関係者に取材した。* * * 桜を見る会をめぐり、政府の支離滅裂が止まらない。5日には、菅義偉...
支離滅裂な説明で「桜を見る会」問題の追及から逃れようとする安倍政権。その姿に、野党のみならず与党議員さえも思うところがある様子。この問題をめぐる与野党議員の姿勢を取り上げたAERA 2019年12月16日号の記事を紹介する。※【「モリカケ問題」の教訓が生きた? “二つの戦略&rdquo...
写真の子猫の顔に見覚えはないだろうか。2年前、週刊朝日の表紙を初めて猫が飾ったが、その猫ハナの幼少期。動物写真家の岩合光昭さんが撮影した子猫の写真から一枚を選んだところ、偶然、ハナの“再登板”となったのだ。 撮影は生後1カ月半のころ。ハナはずんずんカメラに近づいてきた。岩合...
東京に行ったとき、代官山の住宅街を歩いていたら、目の前に長い階段が現れました。のぼってみると、頂上に広がっていたのは都心とは思えないほどの深い緑。見晴らしのいい高台からは富士山の姿を望むこともできました。こんなことは、普段わたしが住んでいるアメリカではめったに起こりません。アメリカは住居・店・公園...
大学入学共通テストの英語民間試験の延期に続き、国語や数学の記述式問題も政府が延期の検討を始めた。大学入試改革のもう一つの柱とされる「主体性評価」にも、現場の教員たちが懸念を示している。現場の声などを取材した、AERA 2019年12月16日号の記事を紹介する。* * *「主体性評価」という指標...
わが国の認知症高齢者数は462万人ともいわれ、65歳以上の約7人に1人が、この病気にかかっている。そんななか、認知症で最も多いアルツハイマー病患者の9割に効果が認められたというデータがある治療法が米国で報告された。それはアルツハイマー病の患者の脳にたまるアミロイドβというたんぱくを減らす...
先日、ある大手自動車メーカーに部品や素材を供給する企業の会合に参加した。そこであらためて思い知らされたのが、日本の労働者がいかに厳しい状況に置かれているかということだ。 世界の中で日本の製造業の地位は年々下がっている。特に、電機産業では、家電から始まり、太陽光パネル、半導体、液晶、パソコン、スマホ...
過去に顧問を務めていた東京都内の企業の関係先が、東京地検特捜部から家宅捜索を受けたとの毎日新聞の報道に対し、国土交通省などで副大臣を務めた自民党の秋元司衆院議員(48、東京15区)が9日、東京都永田町の議員事務所で会見を開いた。同社は現在、秋元氏の元秘書が代表を務めているが、家宅捜索が行われたかは...
未婚で正規雇用経験もなく、フリーライターとして生きる「僕」。ある時、元同僚の仕事を手伝ってから世界の様子が変わり始める……。冴えない人々のありのままを肯定する連作小説集『ロス男』は、小説家の平岡陽明さんによるもの。著者の平岡さんに、同著に込めた思いを聞いた。* * ...
国会で「桜を見る会」を巡る疑惑追及の中心となっている田村智子参院議員(54)。11月8日の参院予算委員会で質問し、議論の火ぶたを切った。AERA 2019年12月16日号では、田村議員に話を聞いた。※【「名簿はありますよ」 「桜を見る会」疑惑を追及する田村智子議員が断言する理由】より続く* * ...
国会で「桜を見る会」を巡る疑惑追及の中心となっている田村智子参院議員。疑惑にどう気付いたのか。逃げ切りを図る政権を、どう攻めるのか。AERA 2019年12月16日号では、田村議員に話を聞いた。* * *「桜を見る会」の問題で、安倍首相を追及する急先鋒に立つ共産党の田村智子参議院議員(54)。...
「コンビニ百里の道をゆく」は、50歳のローソン社長、竹増貞信さんの連載です。経営者のあり方やコンビニの今後について模索する日々をつづります。* * *「子どもは小学校に上がるころまでに親孝行は終わっている」と以前、先輩から伺ったことがあります。そのくらい充実していて楽しい時間だ、と。 最近、男性...
1980年代末、TBSの深夜枠で放送された「いかすバンド天国」。当時爆発的な人気を誇り、「たま」や「BEGIN」「FLYING KIDS」などの個性的なバンドが輩出した。その中でも特に異彩を放ったのが「人間椅子」だ。ねずみ男のような扮装の大男が繰り出すのたうつベースに、眼鏡をかけ少年の面差しも残し...
今年は原辰徳監督の復帰で、5年ぶりにセ・リーグ優勝を成し遂げた巨人。このオフはFA選手獲得など大掛かりな補強こそなかったものの、来季に向けてコーチ陣の刷新を行なった。なかでも“目玉”と言えるのが、今シーズンまでヤクルトの打撃コーチを務めていた石井琢朗野手総合コーチ(49歳)...
小中学生向けのニュース月刊誌「ジュニアエラ」の人気連載「Sexy ZoneのQ&Aステーション」。毎回セクゾのメンバーが読者からの質問に答えてくれます。12月号では佐藤勝利くんが、「リーダーとしてどうやって人をまとめたらいいの?」と悩む読者の質問について、親身に回答してくれました。* * *【...
元朝日新聞記者でアフロヘア-がトレードマークの稲垣えみ子さんが「AERA」で連載する「アフロ画報」をお届けします。50歳を過ぎ、思い切って早期退職。新たな生活へと飛び出した日々に起こる出来事から、人とのふれあい、思い出などをつづります。* * * 先週に引き続き、もしもの時の備えについて。 糸...
日韓関係の冷え込みが報じられる一方、3度目の韓流ブームが起きている。AERA 2019年12月9日号では、韓国製品があふれるコリアタウンを歩き、その背景を探った。* * *「私にとって韓国行きは、ふらっと実家に帰るみたいな感覚」 タレントの大島麻衣さん(32)は10年前から、多いときは月に1度...
歌手で俳優の中島美嘉さんは、デビューから18年、「自信がない」と断り続けてきた舞台に、初めて挑んだ。「イノサン musicale」。中島さんは主人公の女性死刑執行人マリー‐ジョセフ・サンソンに共鳴し、挑戦を決めた。中島さんのデビューは鮮烈だった。2001年、ドラマ「傷だらけのラブソング」で主役に抜...
料理研究家の黒田民子さんが教える「家つまみでひとつまみ」。今回は「揚げ焼きそば」。* * * 寒い季節になりました。どんこ(肉厚な乾燥しいたけ)のうまみが利いた、あたたかい餡(あん)のかかった焼きそばを作りませんか。 どんこはもちろん一晩水につけて戻してもいいのですが、急いでいるときはぬるま湯...
その存在感は唯一無二。日本の現代演劇を世界に発信し続ける演劇界のレジェンド・白石加代子さんが、ステージを降りたときに大切にしているのは、“日常”と“健康的な食生活”だった。* * * 22年前の12月、白石さんは、世田谷パブリックシアターの舞台に...
山形新幹線「つばさ」と秋田新幹線「こまち」は、在来線に乗り入れる新幹線電車として運行され、一般には「ミニ新幹線」とも呼ばれている。一方で、新幹線電車乗り入れ区間を走る在来線電車もあり、新幹線電車が行き交うなか地域輸送に徹している。そんな新幹線路線の普通列車とはどのような列車なのだろうか?* * ...
厚労省による遺骨収集事業の取り違えや混入は今回が初めてではない。過去にはフィリピンやミャンマーでも起こっている。なぜ同じ過ちを繰り返すのか。AERA 2019年12月9日号から。* * * 厚労省の事なかれ主義や隠蔽体質が簡単に改善されるわけもないことは、9年前にフィリピンでの遺骨混入疑惑を最...