AI相手で「恥ずかしくない」がキモ 英語教育の最前線
AERA押し寄せる国際化の波に、学校が英語に本気を出し始めた。ロボット、英語学習アプリ、オンライン英会話……AIやITは英語べたな日本人の救世主となるのか。* * * 戸田市立戸田第二小学校(埼玉県戸田市)5年1組の英語の授業は、始めから終わりまでにぎやかだった。担任の田中泰貴(やすたか)教諭が「ペア...
押し寄せる国際化の波に、学校が英語に本気を出し始めた。ロボット、英語学習アプリ、オンライン英会話……AIやITは英語べたな日本人の救世主となるのか。* * * 戸田市立戸田第二小学校(埼玉県戸田市)5年1組の英語の授業は、始めから終わりまでにぎやかだった。担任の田中泰貴(やすたか)教諭が「ペア...
元横綱日馬富士の一件以来、土俵外のゴタゴタが続く大相撲。件の暴行事件は、被害者の貴ノ岩の師匠である貴乃花親方の常識では考えられない対応が波紋を呼び、貴乃花親方のインタビューを日本相撲協会に無許可で放送したテレビ朝日に無期限の出入り禁止処分が科されるなど、当事者以外に影響が波及する展開となっている。...
俳優大杉漣さんが2月21日未明、千葉市内の病院で急性心不全のため亡くなった。享年66。大杉さんは「ソナチネ」や「アウトレイジ」など北野武監督の作品で名を上げ、サラリーマン、首相、ヤクザなど、役柄を演じ分ける“カメレオン俳優”や“名バイプレーヤー”と称された。 かつて映画で大杉さんを起用した崔洋一監...
ドラァグクイーンとしてデビューし、テレビなどで活躍中のミッツ・マングローブさんの本誌連載「アイドルを性(さが)せ」。今回は、「スノーボード」を取り上げる。* * *「平昌、寒いです!」って、「そりゃそうでしょ」と思いながらもやっぱり観ているオリンピック。現時点で最も熱狂したのがスノーボード男子...
その突然の訃報に、日本中が言葉を失った。 2月21日午前3時53分、俳優の大杉(おおすぎ)漣(本名・大杉孝=たかし)さんが急性心不全で亡くなった。66歳だった。亡くなる直前まで、テレビ東京系のドラマ「バイプレイヤーズ」の収録に参加。撮影後の20日深夜に腹痛を訴え、同ドラマで共演する松重豊さんが付き...
プロ野球開幕まで残り約1カ月、今季もオフの移籍を経て新天地での活躍に意気込む選手たちがいる。新たな船出ではあるが、過去にはその移籍劇が騒動となり、世間の反感を買った事例もある。そんな「後味の悪かった移籍」を振り返りたい。■江川卓(阪神→巨人) 言わずと知れた「江川事件」。78年に大騒動となった「空...
2017年の“バブル”から突如、坂道を転げ落ちるように不祥事が相次ぐ仮想通貨業界。今年になってからまず、コインチェック問題が勃発し、他の取引所でも不具合などの騒動が起き、一気に夢から覚めて感がある。「中長期的に見れば仮想通貨は、乱高下は今後も起こるが、全体的に今年はゆるやかに上昇するのでは」(経済...
女性ファッション誌でカバーを飾り、業界では「彼女が着れば売れる」という伝説を持つモデル・梨花(44)。自身がトータルプロデュースするブランドは女性たちに人気で、ハワイでの子育てやそのライフスタイルも注目を集めている。だが、そのまぶしいイメージの一方で「実は自信を無くしていた」と明かす。40代の梨花...
23歳の羽生結弦(はにゅうゆづる)が、2度目の勝利を手にしたその夜。韓国・江陵アイスアリーナから車で約1時間の平昌オリンピックプラザでメダル授与式が行われた。 首から下げた金メダルはヒヤリと冷たい。氷点下5度の空気を熱い胸に吸い込み、「君が代」を口ずさむ。ソチ五輪の国旗掲揚の間はひとときも日の丸か...
平昌五輪にむけて連覇への準備は順調だった。だが、2017年11月のNHK杯公式練習でまさかの負傷。氷に乗れない間は「スケートできない間にできること」を思いつく限りやった。解剖学の本や論文を読んでジャンプのフォームを頭で理解し、映像でイメージトレーニング。スポーツ心理学を改めて学び、ジャンプ構成の戦...
今年も受験シーズンが山場を迎えている。そろそろ私立大学では合格発表が出始め、3月上旬には国公立大でも結果がわかる時期だ。最終学歴は「予備校中退」というカンニング竹山さんが、受験生たちに伝えたいメッセージとは。* * * 大人になったら受験勉強なんて役に立たないとか言われるけど、僕はそうじゃない...
きちんと治してくれる「いい病院」に出合いたい――。自分や家族が病気で手術を受けることになったとき、多くの人はそういう思いを抱くことでしょう。2月27日発売の週刊朝日ムック『手術数でわかるいい病院2018』では、全国の病院の年間手術数を独自調査し、手術数が多い上位病院をランキング形式で掲載しています...
経済学者で同志社大学大学院教授の浜矩子さんの「AERA」巻頭エッセイ「eyes」をお届けします。時事問題に、経済学的視点で切り込みます。* * * 政府の「働き方改革」構想をめぐる国会論戦が、面白い展開になってきた。 裁量労働制の効用を語ろうとして、安倍首相が答弁に使った材料が、まるで比較検討...
五輪のメダルラッシュの陰で、国会では安倍政権の“ウソ”が次々と露見している。まずは、裁量労働制をめぐる厚生労働省のデータがデタラメだった問題だ。 厚労省は一般労働者のほうが裁量労働制で働く人より労働時間が長いことを示すデータを作成し、安倍晋三首相もこれに基づき答弁した。だが、調査は一般労働者にだけ...
第11回朝日杯将棋オープン戦で優勝し、史上最年少で六段に昇段した中学生の天才棋士、藤井聡太(15)。昇段後最初の対局でも勝利を収め、「目指すところは変わらないので、(昇段は)特に意識することなくできた」と自然体を貫いた。 加藤一二三、羽生善治竜王ら天才と呼ばれる棋士は少なくない。だが、日本将棋連盟...
ジャーナリストの田原総一朗氏は、トランプ大統領が「核戦略見直し」を掲げる理由を説く。* * * トランプ大統領は、2月2日に「核戦略見直し」を発表した。 トランプ大統領は「過去10年間、米国が核兵器の役割と数量を減らそうと努力してきたにもかかわらず、他の核保有国は数量を増大させ、安全保障戦略で...
《カーリング 女子 嫌い》 2月27日午後9時現在、大手検索サイト・グーグルで「カーリング」と検索しようとすると、このような検索予測キーワードが表示される状態が続いている。ツイッターにおいては顕著で、同様の検索予測キーワードだけでなく、「#カーリング女子嫌い」というハッシュタグまで登場する勢いだ。 ...
平昌五輪のフィギュアスケート男子で2連覇を達成した羽生結弦(23)が27日、所属であるANA本社で祝勝会に出席した。「FLY YUZU」のタオルを掲げた社員約60名が出迎えた。「所属なのでただいまと言っていいでしょうか」という羽生の冒頭の挨拶に、社員から一斉に「おかえりー!」と声があがった。 AN...
神奈川県座間市で男女9人の遺体が見つかった事件をきっかけに、SNSに「死にたい」と書き込む若者たちの命をどう守っていくのか試行錯誤が始まっている。不登校新聞の編集長、石井志昂さん「これからは多くの人が『不安な発言』をくり返す10代と出会う機会が増えていくかもしれない」と指摘する。そのときは、どうし...
関ジャニ∞の錦戸亮が主演を務める映画「羊の木」が、2月3日公開される。3年半ぶりの映画出演となる錦戸は、初のサスペンス映画にどう挑んだのか。* * *──約3年半ぶりの映画出演となります。「サスペンス映画への出演は初めて」とのことですが、これまでの作品と何か違ったことはありましたか。 意識の面...
生まれつき茶色い髪だった女子高生が、黒髪に染めるよう学校から指導され問題となったが、そもそも学校のルールはどうやって決められたのだろうか? 毎月話題になったニュースを子ども向けにやさしく解説してくれている、小中学生向けの月刊ニュースマガジン『ジュニアエラ』に掲載された、朝日新聞社会部・杉原里美さん...
「アベ政治を許さない」の揮毫は衝撃だった。集団的自衛権の行使を容認した、ということは米国の意向次第で戦争に引きずり込まれかねない“安全保障関連法案”の国会審議が続いていた2015年、これに反対するプラカードの言葉を、金子兜太(とうた)さんが毛筆で書いていた。 旧知の作家・澤地久枝さんの求めに応じた。...
西武キャンプでの全体練習は、午後2時前後をメドに終了する。他球団と比べても1時間近くは早い。ただ、練習時間が短いと批判するために、この事実を明かしたのではない。 そこからは「個別」での練習が、夕方まで続くのだ。 例えば、23日の全体練習後、メーングラウンドで最後の1人になるまでティー打撃を行い、打...
「あぶね~~」 フリーの演技の際、最初の4回転ジャンプの着地に失敗、転倒した。滑走を終え開口一番、宇野昌磨が発した言葉だ。銀メダルが確定した後でもこんな発言が飛び出した。「この後表彰式あるんですか? やっぱり特別な思いはなかったですね、最後まで」 感動的なコメントを期待していたテレビの前の視聴者は肩...
次々と新店がオープンするラーメン業界はまさに戦国。もはやおいしいのは当然。見た目のインパクトにも工夫を凝らしたラーメンが人気だ。■吉法師鶏清湯 青900円「とりちんたん」と読む。ターコイズカラーのスープは見た目のインパクトはもちろん、飲めば2度目の衝撃がある。濃厚な鶏の香りに襲われるのだ。「見た目...
若い頃から、映画監督を志していたわけではないという。フランシス・フォード・コッポラの娘として生まれ、幼い頃から映画は身近なものだったけれど、20代の頃は、映像にファッションに音楽と、興味の対象がたくさんありすぎて、行き先が、まだ見えていなかった。「自分自身で映画を作り始めて“これだ!”と思いました...
バンドや俳優、バラエティーに至るまで幅広く活躍中のTOKIOの松岡昌宏さん。バンド活動のきっかけやアナログ好きなことなど、作家の林真理子さんがその素顔に迫りました。* * *松岡:僕はいまだにガラケーなんで、何も見られないんですよ。林:スマホ、使わないんですか。松岡:使わないんじゃなくて、使え...
人気アイドルグループTOKIOのメンバーとして、バンドにバラエティーにと活躍する一方、役者としても高い評価を受ける松岡昌宏さん。デビュー当時の思いについて、作家の林真理子さんが伺いました。* * *林:松岡さん、自分でジャニーズ事務所に履歴書を送ったそうですね。「友達についていった」「お姉ちゃ...
お笑い界の大御所・志村けん(68)が2月19日に誕生日パーティーの写真をブログで公開し、その豪華な参加者で話題となった。お笑いコンビ・タカアンドトシやタレントの島崎和歌子(44)、中山秀征(50)など、仲のいいメンバーが参列。また私服姿のマツコ・デラックス(45)も写っており、さらなる注目を浴びた...
「今度こそ英語をマスターする!」と何度思ったことか。目指すは「英語カースト」上位者。だが、AIもサービスも格段に進化している。本当に必要なのは実は勉強じゃなくて、それらの「使いこなし術」では?* * * 東京・吉祥寺。メインストリートから数ブロック奥まった一角に、ひっそりと佇む店舗がある。平日の...