ジェーン・スー「適度な記憶喪失になっておく必要がある」のはなぜか?
AERA2017年11月28日に東京・日本橋にて、働く女性を応援するAERA(朝日新聞出版)のプロジェクト「ワーキングウーマンのための“新ライフマネジメント論”」が開催された。参加してくれたのは、20代~60代の女性約200名。AERAでもコラムを連載中のジェーン・スーが「人生は臨機応変!!」について講演...
2017年11月28日に東京・日本橋にて、働く女性を応援するAERA(朝日新聞出版)のプロジェクト「ワーキングウーマンのための“新ライフマネジメント論”」が開催された。参加してくれたのは、20代~60代の女性約200名。AERAでもコラムを連載中のジェーン・スーが「人生は臨機応変!!」について講演...
元横綱・日馬富士の暴行問題や、九州場所千秋楽での横綱・白鵬の言動を問題視した日本相撲協会は30日午後、東京・両国国技館で開いた定例理事会で一連の騒動について議論した。 理事会後の会見では、八角理事長(元横綱北勝海)が「世間のみなさまには大変申し訳なく思っております。どうも、すいませんでした」と謝罪...
「この本は『不戦の書』である」 元政治家であり、現在はシンガポール・リークワンユー政治大学院で教鞭を執る田村耕太郎氏がそう表する自著『頭にきてもアホとは戦うな!』(朝日新聞出版)は、“アホ”と戦わないための本だ。 田村氏は「人生で最も貴重な資産は『時間』」だという。さらには、その貴重な資産をアホのた...
「片足」のままステージで歌う、一人の少女がいた――。 木村唯さん。東京の老舗遊園地「浅草花やしき」で活動する、「花やしき少女歌劇団」の中心メンバーで、2015年10月14日に、18歳の若さでこの世を去った。 唯さんが右足の筋肉などに悪性腫瘍ができる小児がんを発症したのは、中学3年生(12年8月)のと...
地球の歴史に「千葉時代」が誕生する。生物などの特徴による区分だが、日本の地名がつけられるのは初めてだ。世界遺産よりも希少だという。「チバニアン」が大きなニュースになってから最初に迎えた日曜日の11月19日、千葉県市原市の養老川の川岸にある地層には、市の予想を上回る約600人が訪れた。市は最寄り駅な...
元朝日新聞記者でアフロヘア-がトレードマークの稲垣えみ子さんが「AERA」で連載する「アフロ画報」をお届けします。50歳を過ぎ、思い切って早期退職。新たな生活へと飛び出した日々に起こる出来事から、人とのふれあい、思い出などをつづります。* * * ちょっと前の話で恐縮ですが、遠方に出かける用事...
いよいよ大谷翔平が海を渡る。プロ入り当初は懐疑的だった“二刀流”への眼を、自らの手で大きく変えた上でのメジャー挑戦になる。だが、そもそも高校年代までは「4番でエース」が全国の至るところで存在し、現役選手だけを見ても、イチロー、松井稼頭央、中田翔、村田修一、亀井善行、堂林翔太らは高校時代にはエースと...
女優の深田恭子(35)が11月22日、東京駅前の商業施設「KITTE(キッテ)」で行われたホワイトツリーの点灯式に出席した。赤いドレス姿で登場した深田は、「点灯式ってずっとやってみたくて、今日は本当に楽しみにしていた」と明かし、高さ約14.5mのクリスマスツリーをライトアップ。クリスマスのプレゼン...
神奈川県座間市の9人殺害事件が浮かび上がらせたのは、SNSに「死にたい」という言葉を綴った少女たちの姿だった。強い言葉の裏に、本人も気付かなかったであろう別の気持ちが隠れていると臨床心理士の西澤寿樹さんは読み解きます。周りがSOSを汲み取るには、どうしたらいいのか。本人は? 身近なパートナーとの関...
仕事と育児とを両立する男性が少しずつ増えてきたようだが、その一方で「昭和の父親像」の残火を灯す男性も。男性の既得権益へのこだわりは、いきすぎると恐ろしい事態を招くこともあるようだ。 家事と育児は妻に任せて、自分は仕事に専念する。子どもには広い背中を見せておけば、遊び相手にならなくても、憧れを抱いて...
「流行り歌を歌う意識があまりない」と話す近藤真彦。怒濤のバブル期から20余年。鬱屈した何かを抱える日本社会と歩調を合わせるように、味と深みを増している。 虚飾を寄せつけない人だ。撮影スタジオで渋い大人のオーラを放つ近藤真彦に接し、そう感じた。 若い頃の「ギンギラギン」も絵になっていたが、いまはあくま...
電車に乗ろうとしたけど、人身事故や信号機故障によって電車が動いていない……都市部に住んでいる人なら、そんな経験をしたことがある人も少なくないのではなかろうか。だが、これからはそんな事態になってもより早い運転再開が望めそうだ。 JR東日本グループで、鉄道車両メンテナンスなどを手がけるJR東日本テクノ...
正月の食卓を彩るおせち料理。縁起がよいのはいいのだが、数の子やかまぼこは塩分、栗きんとんや黒豆、だて巻きは糖分が多く含まれ、体をいたわる人たちには、大げさだが「酷な料理」。とはいえ、箸を運ばないのも気が引ける。「賢い」食べ方で、一年のスタートを迎えましょう。 おせちは縁起のよい料理がたくさん並ぶ。...
自宅でも健康的なおせち料理ができないだろうか。料理研究家のフルタニマサエさんが、塩分や糖分を控えるポイントや創作レシピを教えてくれた。 フルタニさんのキャッチフレーズは「塩はつけずにふる。おしょうゆはかけずに塗る」。油の多い天ぷらには、手塩皿から塩をふりかけ、すし屋ではしょうゆをガリで塗るそうだ。...
作家・室井佑月氏は、疑惑が晴れぬ「加計学園」問題について、こう指摘する。* * * 学校法人「加計学園」が愛媛県今治市に新設を計画している獣医学部が、11月14日、正式に認可された。来年4月、開学することになったみたいだ。 強引だな。自民党が選挙に勝ったから? 林芳正文部科学大臣は、「課題と...
『戦国武将を診る』などの著書をもつ日本大学医学部・早川智教授は、歴史上の偉人たちがどのような病気を抱え、それによってどのように歴史が形づくられたことについて、独自の視点で分析。医療誌「メディカル朝日」で連載していた「歴史上の人物を診る」から、レオナルド・ダ・ヴィンチを診断する。* * *【レオ...
今、家庭を持つ男性がまっすぐに家に帰らない。いや、帰れなくなっている。NHKは9、10月と連続で、そんな男性たちを情報番組で特集した。彼らは「フラリーマン」と呼ばれ、一人公園で酒を飲んだり、映画館やコンビニ、書店で長時間時間をつぶしたりしてから帰宅する。 番組内で男性らが「自分の時間が必要」「早く...
夫婦生活の中で、ふとしたことで妻の怒りを買ってしまう夫も少なくないのでは。夫婦が円満に暮らすための秘訣を、全国亭主関白協会・天野周一会長に聞いた。* * * 妻を怒らせるのは「亭主力」がないからです。協会の「亭主関白」は、妻が天皇で、その下の関白が夫という意味。妻の意向が絶対なんです。 夫婦ゲ...
どてらを着た怖い顔の野良猫が、夜な夜な「泣く子はいねが~」と街をさまよう──。8コマ漫画『夜廻り猫』の人気が高まっている。単行本はシリーズ累計で30万部を突破。東京・日本橋での作品展も盛況だ。大ファンの一人、コラムニストの石原壮一郎氏が人気の秘密に迫った。* * *「マダムキラー」という言葉が...
ドラァグクイーンとしてデビューし、テレビなどで活躍中のミッツ・マングローブさんの本誌連載「アイドルを性(さが)せ」。今回は「NHK紅白歌合戦」を取り上げる。* * * 今年もNHK紅白歌合戦の出場者が発表され、「誰が出る!」「誰が出ない!」と話題になっているところを見ると、ここ30年近く叫ばれ...
座間9人殺害事件で浮かび上がった若者の孤独。その正体を、白梅学園大学子ども学部教授の増田修治さん(59)に聞いた。* * * 孤独の正体は「自分は意味のない存在だ」という「不全感」だと考えます。彼らは「そのままでOK」と認められたことがありません。「学校に行けるといいのに」「勉強すればいいのに...
このハ~ゲ~!! このフレーズに象徴されるように、加齢に伴う頭髪の変化は、男性の悩みの種だった。だが最近、薄毛をネタにしたタレントが若い女性を中心に人気を集め、“ありのまま”の姿は「度量が大きい証し」という見方も。「隠したい」当事者と周囲の認識は異なるようだ。「まずは自分自身が薄毛を肯定的に捉えら...
暴行事件の渦中にあった横綱、日馬富士(33=伊勢ケ浜部屋)がついに引退を決意した。 すでに師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)との話し合いを終え、29日にも記者会見を開き、表明するという。 ある親方が内情をこう打ち明ける。「昨夜、『日馬富士はもう、このままではもたない。無理だな』と伊勢ケ浜親方があき...
カンニング竹山さんはNHK・Eテレの番組「バリバラ」で自称“ダウン症のイケメン”あべけん太さんらと共演し、障害への考え方が変わったという。そして「竹山さんのようになりたい」というけん太さんの願いから2人の対談が実現。竹山さんがタレントとしての心構えをけん太さんに説いた。* * *竹山:これから...
家庭を持っていても家にまっすぐ帰らずフラフラとしているサラリーマン、通称「フラリーマン」。政府が推進する「働き方改革」で残業を抑制する企業は増えたのに、なぜ彼らは家に帰らないのだろうか。 平日の午後8時。大阪市のビジネス街の一角から足早にネオン街へと向かう、スーツ姿の男性がいた。会社員の西山泰広さ...
最近、店頭でよく見かける「カフェインレス」「デカフェ」という言葉。消費者の健康志向が高まる中、薄くてイマイチだった味も美味しくなっている。 神奈川在住の女性(35)は、今年6月に出産した。妊娠期間中は、カフェインの摂取を控え、「家でも外でもなるべく“デカフェ”を選んでいた」と言う。 カフェインは神...
大みそか恒例の「第68回NHK紅白歌合戦」。今年は「夢を歌おう」をテーマに放送され、司会は紅組が有村架純(24)、白組は嵐の二宮和也(34)、総合司会は内村光良(53)が務める。すでに出場者も発表されているが、最も注目されていた安室奈美恵(40)の名前は含まれていなかった。「NHKサイドは最後まで...
平均視聴率19.9%を叩き出したことでも話題になった「ヒロミ、自宅を作る。完全披露SP~八王子リホーム6か月完全密着~」(日本テレビ系)。カンニング竹山さんは「ヒロミさんは世のおじさんたちの憧れ」だという。再ブレイクする人、好感を持たれる人たちの秘訣とは。* * * 尊敬する先輩たちの中でも、...
最近、和牛を食べましたか? かつて、ささやかなぜいたくといえば、自宅ですき焼きという家庭も多かったはず。しかし、今や和牛は高嶺の花で、輸入牛肉や豚肉に消費がシフト。和牛を「ほとんど食べない」人が約3割との調査結果もあります。和牛に何が起きているのでしょうか。 上越新幹線の本庄早稲田駅から車で20分...
この秋、台湾で空前の和牛ブームが起きた。2001年のBSE(牛海綿状脳症)の影響で止まっていた日本産牛肉の輸入が、9月下旬に16年ぶりに解禁されたからだ。「台湾には、日本への観光で和牛の焼き肉やしゃぶしゃぶを食べた経験がある人も数多くいる。輸入解禁への動きが現地で報道されて以降、一獲千金をねらって...