籠池夫妻ついに逮捕 安倍昭恵氏、近畿財務局への告発も大注目
dot.「森友学園」(大阪市)の補助金不正受給事件で、大阪地検特捜部は7月31日午後、詐欺などの疑いで、籠池泰典前理事長と妻の諄子(じゅんこ)氏をついに逮捕した。森友学園関係者は籠池氏の逮捕直前の様子をこう話す。「地検から今日、2度目の呼び出しがあり、籠池氏は『今日は帰れるかな』ともつぶやいていた。まあ、逮...
「森友学園」(大阪市)の補助金不正受給事件で、大阪地検特捜部は7月31日午後、詐欺などの疑いで、籠池泰典前理事長と妻の諄子(じゅんこ)氏をついに逮捕した。森友学園関係者は籠池氏の逮捕直前の様子をこう話す。「地検から今日、2度目の呼び出しがあり、籠池氏は『今日は帰れるかな』ともつぶやいていた。まあ、逮...
独ブンデスリーガのマインツに所属する武藤嘉紀選手が「AERA」で連載する「職業、ブンデスリーガー」をお届けします。大学在籍時からFC東京に所属し、日本代表にも選出。現在はマインツで活躍する武藤選手が異国の地での戦い、生活ぶりをお伝えします。* * * 新シーズンに向けて、連日ハードなトレーニン...
「趣味は何ですか?」。会話の糸口に聞かれることは多いもの。だが、これといって趣味がないと、この質問はプレッシャーだ。SNSにはリア充趣味に興じる様子がてんこ盛り。趣味界は、なんだかんだと悩ましい。インスタ映えを重視して「趣味偽装」する人、趣味仲間から抜けられずに苦しむ人もいるらしい。AERA 7月3...
沖縄戦で失われてしまう前の、日常の風景を写したネガが大量に発見された。モノクロの写真が映し出すのは、悲しく暗い「地獄絵図」の沖縄なんかじゃなかった。たくさんの魚を担ぐ漁師、セーラー服の女の子たち、洗練されたデパートの様子……。素朴な笑顔と、質素ながらも豊かに暮らす様子は地元の人たちをも驚かせたとい...
「コンビニ百里の道をゆく」は、47歳のローソン社長、竹増貞信さんの連載です。経営者のあり方やコンビニの今後について模索する日々をつづります。* * * 早朝の農作業が日課だということは、すでにお話ししました。もう一つルーティンがあります。ジョギングです。 自宅の周囲を30分くらい、ぐるっと走って...
杜の都に暗雲が立ち込めてきた。 激しい首位攻防の中でも勝負強い戦いを見せて着実に貯金を増やしてきた楽天だったが、後半戦に入って故障者が続出。7月27日から29日にかけて今季3度目の3連敗を喫するなど、勝負の8月を前に大きな試練の時がやって来た。 事の始まりは、開幕から計4本の先頭打者弾を放って強力...
「坊主まるもうけ」。豊かなイメージもある仏教界だが、格差社会はお坊さんの世界も覆う。過疎化で集落や檀家が細り、地方のお寺が危機に瀕している。* * * 一昨年のベストセラー『京都ぎらい』(朝日新書)には、祇園など花街遊びに興じる京都の“金満坊主”が描かれる。著者の国際日本文化研究センター教授・井...
人口が減少し、経済が停滞するときに起きるのが「社会の分断」だ。 今年1月、神奈川県小田原市の生活保護担当職員が「保護なめんな(HOGO NAMENNA)」と書かれたジャンパーを着て世帯訪問していたことが問題となった。ジャンパー着用が10年間引き継がれていたことも、世間を驚かせた。 着用のきっかけは...
ウェブを使った新しいジャーナリズムの実践者として知られるジャーナリストでメディア・アクティビストの津田大介氏。津田氏はネットの「世論」は作られたものだと警告する。* * * 英オックスフォード大学のインターネット研究所のチームが6月、ある調査結果を明らかにした。世論操作を目的にフェイクニュース...
日本では、政治スキャンダルの報道の陰に隠れた印象もあるが、現在報じられているISシンパのテロリストによるミンダナオ島占拠は、実はすごいニュースなのだ。なぜなら、日本人も観光でよく訪れるアジアの国にまで、ISの影響力が及んでいるということになるからだ。 ただし、このニュースを聞いて「なんとイスラム原...
7月20日から放送がスタートしたドラマ「黒革の手帖」(テレビ朝日系)で、女優の武井咲(23)が主人公・原口元子を史上最年少で演じ、視聴者やメディアからも注目が集まっている。松本清張の長編小説を映像化したテレビドラマは、過去に何度も映像化されてきた作品で、事務所の先輩・米倉涼子(41)の出世作でもあ...
<孤独は山になく、街にある。一人の人間にあるのでなく、大勢の人間の「間」にある> 人間社会の深淵を洞察した哲学者・三木清のこの言葉は、力を失った政治家ほど心に響くかもしれない。 7月27日、民進党の蓮舫氏(49)が代表辞任を表明した。会見前に涙を流したのか、蓮舫氏の目は腫れていた。辞任の理由について...
東京五輪へ向けて、期待のニューヒロイン誕生だ。ハンガリーのブタペストで開かれた水泳世界選手権で注目を集めたのは、リオ五輪のメダリストの瀬戸大也でも、萩野公介でもなく、主要国際大会初出場の東洋大学4年の大橋悠依(21)だった。女子200メートル個人メドレーで日本新をマークし、銀メダルを獲得。同400...
マラソンやジム通いはどうも苦手。そんな人におすすめしたいのが、トランポリンだ。弾む楽しさや体が軽くなる感覚に加え、体幹が鍛えられ、体が整っていく。楽しいだけじゃない。トランポリンの魅力を紹介しよう。「最高ですよ。このスポーツは」 自営業男性(33)が、したたる汗をふきながら、暗闇のスタジオから笑顔...
男性のみなさん、「朝立ち」してますか? 「もう年だし、なくても仕方ない」というのは間違い。50代でも60代でもそれ以上でも、朝立ちは重要です。それはなぜか。復活させるにはどうすればいいのか。人生を力強く生き抜くため、下半身に熱い視線を向けてみましょう。コラムニストの石原壮一郎氏がその秘密に迫った。...
男性ホルモン(テストステロン)が減少し、年齢と共に少なくなる「朝立ち」。しかし、「朝立ち」は重要だと訴えるのは、「日本の男性医学の父」とうたわれる熊本悦明医師だ。コラムニストの石原壮一郎氏がその必要性と回復させるための方法を聞いた。■「朝立ち」の秘密(1)長寿を楽しく生きるためには、「朝立ち」を大...
稲田朋美防衛相が7月28日、ようやく辞任した。同日深夜、北朝鮮がICBM(大陸間弾道ミサイル)を発射したことで、自衛隊・防衛省のガバナンスが崩壊状況にある事態の深刻さが浮き彫りになるという、安倍政権にとって、ダメージをさらに大きくする状況となっている。 防衛省の特別防衛監察の報告書によって、南スー...
女優の有村架純(24)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ひよっこ」の第99話が7月26日に放送され、竹内涼真(24)演じる大学生の島谷純一郎がドラマから“卒業”した。 島谷はヒロイン・みね子の恋人で、初々しいカップル姿に視聴者は魅了されてきたが、第97話(7月24日放送)で島谷の家庭の事情に...
全国には「サザエさん通り」が三つある。ファンならばそれぞれどこにあるか知っているだろうか。「サザエさんの町」と言えば、多くの人が思い浮かべるのが、東京都世田谷区の桜新町。作者の長谷川町子が長年にわたって住み続けた町で、町子が姉妹で収集した美術作品を常設展示する長谷川町子美術館も、この地にある。19...
元朝日新聞記者でアフロヘア-がトレードマークの稲垣えみ子さんが「AERA」で連載する「アフロ画報」をお届けします。50歳を過ぎ、思い切って早期退職。新たな生活へと飛び出した日々に起こる出来事から、人とのふれあい、思い出などをつづります。* * * そんなわけで「実はリッチかもしれぬ江戸の貧乏長...
「趣味は何ですか?」。会話の糸口に聞かれることは多いもの。だが、これといって趣味がないと、この質問はプレッシャーだ。SNSにはリア充趣味に興じる様子がてんこ盛り。趣味界は、なんだかんだと悩ましい。インスタ映えを重視して「趣味偽装」する人、趣味仲間から抜けられずに苦しむ人もいるらしい。AERA 7月3...
子どもの頃読んで忘れられない本、学生時代に影響を受けた本、社会人として共鳴した本……。本との出会い・つきあい方は人それぞれ。各界で活躍する方々に、自身の人生の読書遍歴を振り返っていただくAERAの「読書days」。今回は、ライターの戸部田誠さんです。* * * 学生時代は雑誌ばかり読んでいた。...
戦国時代に生きた武将たちは、例外なく領土拡張と覇権のために生死をかけて戦った。あるいは戦わざるを得なかった。だがそんな己の欲望のために戦わなかった唯一の武将がいた。上杉謙信だ。「謙信はほかの戦国武将のように私利私欲で天下を統一しようと考えていたのではなく、あくまでも朝廷・幕府を戴いた体制を築くため...
昨季、日本最速の165キロを記録した大谷翔平を筆頭に、近年は150キロ超の速球を武器とする投手は珍しくなくなったが、投手の武器はそれだけではない。スピードはなくとも、多彩な変化球や絶妙な制球力など、いわゆる投球術で勝負する投手は、見ていて楽しいものだ。今回は力と力の真っ向勝負だけではない、ある意味...
落語家・春風亭一之輔氏が週刊朝日で連載中のコラム「ああ、それ私よく知ってます。」。今週のお題は、「補習」。* * * 中学の時、私は勉強ができるほうだった。常に学年で3番くらい。熱心にやらなくてもなんとなく成績がいいという。 調子に乗ってそこそこな進学校を受験したら、やっぱりなんとなく合格して...
批評家の東浩紀さんの「AERA」巻頭エッセイ「eyes」をお届けします。時事問題に、批評的視点からアプローチします。* * * アドビシステムズ社が6月末に発表したある調査結果が、波紋を広げている。日本の12歳から18歳までの世代は、自分たちを「創造的(クリエイティブ)」だと考える傾向が、欧米...
北海道といえば海の幸にラーメン、乳製品……現地で食べきれなかったら、ウェブサイトをチェックしてみよう。* * * 北海道を味わう、といえばまず思い浮かぶのがカニ、イクラ、シャケ、ホタテ、タラコ、ホッケ、イカと、あえて「魚介七人衆」と名付けたい。ここで選んだのがイカの塩辛。居並ぶ魚介の強豪のなか...
空港で、どれをおみやげにしようか迷ってしまうほど種類豊富なスイーツ。酪農王国の底力です!* * * もう半世紀も昔、北海道菓子のみやげの定番といえばバター飴であった。そして1970年代以降は、不滅のロングセラーとして「白い恋人」があって、「マルセイバターサンド」がある。「白い恋人」は76年発売...
血糖値や血圧が高いとわかっていても、毎日の食事で糖質や塩分をしっかりコントロールするのは難しいもの。「あれもダメ」「これも食べられない」では、なかなか長続きしません。週刊朝日MOOK「おいしい暮らしの相談室 糖尿病&高血圧」では、レシピ検索サイト「おいしい健康」の管理栄養士が、糖質と塩分を抑えてい...
私が所属していた吉本新喜劇には、独自のルールがある。<毎日がミニコント> 芸人たるものは常に笑いを取るというのが、最重要課題であるため、舞台以外でもミニコントや大喜利などが頻繁に行われている。 例えば先輩に、「今日、三回目の舞台が終わるまで、一日中タメ口で喋ってな」と言われた瞬間から、ミニコント...