室井佑月「愛国者ってどういう人?」
週刊朝日作家・室井佑月氏は、米軍の輸送機オスプレイが“不時着”し大破した事故を論じるマスコミについて、持論を展開する。* * * 12月13日の夜、米軍のオスプレイが沖縄県名護市沖に墜落した。15日付の毎日新聞によると、<沖縄県の安慶田(あげた)光男副知事は14日、在沖縄米軍トップのローレンス・ニコル...
作家・室井佑月氏は、米軍の輸送機オスプレイが“不時着”し大破した事故を論じるマスコミについて、持論を展開する。* * * 12月13日の夜、米軍のオスプレイが沖縄県名護市沖に墜落した。15日付の毎日新聞によると、<沖縄県の安慶田(あげた)光男副知事は14日、在沖縄米軍トップのローレンス・ニコル...
作家・北原みのり氏の週刊朝日連載「ニッポンスッポンポンNEO」。北原氏がフェミニズムを意識したきっかけを明かした。* * *「なぜフェミニズムに関心を持ったんですか?」 ライター仲間の集まりで出会った20代の女性にそう聞かれた。ウィキペディアなどによると、エロ本会社で働いたことをきっかけにフェ...
2016年も残すところあと1日。スポーツ界にはいろいろあったが、今年のトピックスはなんと言っても8月のリオデジャネイロ五輪だろう。史上最多41個のメダルを獲得した日本選手たちの活躍が印象深い。その一方で、今年も世間を揺るがすスキャンダラスな不祥事も多かった。悲喜こもごもあった今年のスポーツ界を、あ...
今年も多くの著名人が静かに旅立った。見送った人々の弔辞や追悼の言葉には、故人の知られざるエピソードや感動秘話が込められていた。元自民党副総裁である山崎拓さんが、加藤紘一さんへ捧げた言葉を紹介する。※9月15日、東京・青山葬儀所での自民党・加藤家合同葬で* * * 去る9月10日夕刻、君の訃報(...
今年も多くの著名人が静かに旅立った。故・白川由美さんの葬儀・告別式で喪主を務めた、白川さんの長女で元俳優の二谷友里恵さん。最愛の母である白川さんとの思い出やエピソードについて、二谷さんの関係者が本誌に明かしてくれた。※6月18日、東京・祥雲寺での葬儀・告別式で* * *「母は、明るく本当に“人...
ばかにならないお年玉の出費……。親戚が多い人にとっては切実な問題ですが、どうしても苦しいならば「餅」で乗り切ってしまうという荒業もあります。 というのも、お年玉とはもともと餅だったのです。いまでこそ生々しく現金を渡していますが、その昔はお正月、神さまにお供えした食べものを子供たちに分け与えていまし...
経済専門家のぐっちーさんが「AERA」で連載する「ここだけの話」をお届けします。モルガン・スタンレーなどを経て、現在は投資会社でM&Aなどを手がけるぐっちーさんが、日々の経済ニュースを鋭く分析します。* * * 2016年最後の原稿となりましたので、恒例の1年を振り返る企画であります。 16年...
西武ライオンズの元エースで監督経験もある東尾修氏は、今の西武に改革が必要だという。* * * 年賀状を書く時期になると一年を振り返り、その年の元日に届いた年賀状を見返すこともある。2016年、西武ファンでもある吉永小百合さんからの年賀状には、西武にもっと頑張ってほしいというファンとしての思いが...
いよいよ2016年も残りわずかとなった。東京では年末にかけて年越しライブやコミックマーケットなど多くのイベントが開催され、毎年全国から多くの人でにぎわう。一方、12月31日の夜は首都圏の鉄道各社の多くで終夜運転が行われ、いつもの終電の感覚で行動してしまうと後悔しかねない。2017年の始まりという時...
女優の米倉涼子(41)が12月30日、2歳年下の会社経営者の男性と協議離婚したことがわかった。同日、所属事務所が発表した。 米倉は2014年12月に結婚したが、翌年3月に別居が発覚するなど、離婚は必至とみられていた。今月22日に最終回を迎えた「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)では...
プロゴルファー松山英樹の2016年が終わりを告げた。 今年の松山は、2月のウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープンでリッキー・ファウラーを4ホールに及ぶプレーオフで下してツアー通算2勝目を挙げたのを筆頭に、4月のマスターズで7位タイ。そして10月に入ってからの成績は凄まじく、帰国して出場...
行く年来る年。2016年の日本プロ野球界はどんな年だったのか。大物OBの逮捕、現役選手の不祥事から始まり、カープフィーバー、大谷祭りで終わった激動の1年を、改めてカレンダー形式に振り返りたい。■激震!清原和博容疑者逮捕!(2月2日) 西武、巨人、オリックスで活躍した元プロ野球選手の清原和博氏が2月...
インスタントやきそばが縦横無尽な進化を遂げている。 例えば2016年12月5日に明星食品が発売した「一平ちゃん夜店の焼そば ショートケーキ味」。そもそもショートケーキは「味」なのか、という疑問はさておき、フルーツペーストを配合したソースとバニラ風味のマヨネーズ、いちごやヨーグルトキューブなどのかや...
右肩上がりの時代なんてもう来ない、という話をよく聞く。本当にそうなのだろうか? 実は身近に、30年にも及ぶ「どん底」から抜け出して絶好調を迎えている業界がある。日本映画だ。2016年の日本映画界は、「君の名は。」「シン・ゴジラ」を筆頭にメガヒットが次々に生まれた。「なぜか」を取材してたどり着いたの...
昔から伝わるならわしには、開運のヒントが満載。『AERA with Kids 冬号』(朝日新聞出版)では、和文化研究家の三浦康子さんの解説で、開運につながるさまざまなならわしを紹介しています。* * * 日本に昔から伝わる行事やならわし。「そんなの迷信でしょ」と流していませんか? 実はどのなら...
2016年も残すところあとわずか。今年は年初めの予想通り、大きな波乱と発覚が世界中で起きた1年となった。歴史的な統計を見ても、申(さる)年は混乱に見舞われることが多い年と知られているだけに、大方の予想を裏切らない展開に、ある意味歴史の輪廻(りんね)を感じさせてくれる年だったといえよう。●「酉」の漢...
プロ転向を明らかにした体操の内村航平選手に対し、プロゴルファーの丸山茂樹氏は、2020年開催の東京オリンピックとの関係を指摘する。* * * 12月23日に東京で「丸山茂樹ジュニアファンデーション Xmas Golf for Kids Supported by SUBARU」を開催させていただ...
今年も多くの著名人が静かに旅立った。見送った人々の弔辞や追悼の言葉には、故人の知られざるエピソードや感動秘話が込められていた。元首相である鳩山由紀夫さんが、弟の鳩山邦夫さんへ捧げた言葉を紹介する。※6月22日、死去にあたってのコメント* * *3年前に母が亡くなりましたが、まさかこんなに早く邦...
2016年12月2日に、ユネスコ無形文化遺産に登録された「山・鉾・屋台行事」。果たしてどんなものなのだろうか? 毎月話題になったニュースを子ども向けにやさしく解説してくれている、小中学生向けの月刊ニュースマガジン『ジュニアエラ』に掲載された、朝日新聞文化くらし報道部・守真弓さんの解説を紹介しよう。...
2016年も日本や世界で、さまざまなニュースや事件があった。一年を振り返り、どんなことが起きたか確認したい。毎月話題になったニュースを子ども向けにやさしく解説してくれている、小中学生向けの月刊ニュースマガジン『ジュニアエラ』に掲載された、立教大学生涯学習センター講師の早川明夫先生監修の「重大ニュー...
日本最大の同人誌即売会「コミックマーケット91(通称:コミケ)が12月29日、東京ビッグサイトで開幕した。 コミケは、1975年に始まったマンガや小説・ゲーム・音楽などの同人誌の即売会で、現在は夏と冬の年2回開催。今年の夏は3日間で約53万人を集めている。毎回、50万人以上の参加者が集うため、マス...
右肩上がりの時代なんてもう来ない、という話をよく聞く。本当にそうなのだろうか? 実は身近に、30年にも及ぶ「どん底」から抜け出して絶好調を迎えている業界がある。日本映画だ。2016年の日本映画界は、「君の名は。」「シン・ゴジラ」を筆頭にメガヒットが次々に生まれた。「なぜか」を取材してたどり着いたの...
日本では恒例となった年末のボクシング世界戦ラッシュ。全世界を通じてビッグファイト枯れになるこの時期、重要なタイトル戦が行われるのはほとんど日本だけである。そんな背景から、最近では筆者が住むアメリカの関係者、ファンの目も日本のリングに向けられるようになった。今年は特に、井上尚弥、内山高志、井岡一翔の...
前回ベスト4で17大会連続出場だった星稜(石川)と準優勝の國學院久我山(東京B)が全国を逃す“波乱”はあったものの、注目校が多くハイレベルな戦いが期待される全国高等学校サッカー選手権大会。 優勝候補は前回王者の東福岡(福岡)、そして高円宮杯U-18プレミアリーグEASTの王者であり、チャンピオンシ...
今年も多くの著名人が静かに旅立った。見送った人々の弔辞や追悼の言葉には、故人の知られざるエピソードや感動秘話が込められていた。俳優でユニセフ親善大使も務める黒柳徹子さんが永六輔さんへ捧げた言葉を紹介する。※8月30日、東京・青山葬儀所での「六輔 永(なが)のお別れ会」から抜粋* * * 永さん...
今年も多くの著名人が静かに旅立った。見送った人々の弔辞や追悼の言葉には、故人の知られざるエピソードや感動秘話が込められていた。俳優の藤原竜也さんが蜷川幸雄さんへ捧げた言葉を紹介する。※5月16日、東京・青山葬儀所での告別式から抜粋* * * その涙はうそっぱちだろって怒られそうですけど。短く言...
「東京の台所」築地市場。約80年に及ぶ歴史を支えてきた、さまざまな“目利き”たちに話を聞くシリーズ「築地市場の目利きたち」。フリージャーナリストの岩崎有一が、私たちの知らない築地市場の姿を取材する。 2016年も間もなく終わる。豊洲市場への移転が延期され、ないはずだった築地市場の年末が今年もやってき...
「流通の神様」のDNAは途絶えるのか?一大流通グループに育て上げた鈴木・前会長(現名誉顧問)の次男・康弘氏の取締役退任は何を意味するのか。 2006年にセブン&アイグループ入りした康弘氏は、父の下でIT・メディア事業を担当。15年にはセブン&アイ・ホールディングス(HD)取締役に就任し、ネットと実店...
実家の処分、家の買い替えなどで、マイホームを手放したい。だが、2033年には約3軒に1軒が空き家になるとの予測も出ており、うかうかしていると、「物件の50%がごみ屋敷になる」という。宝の持ち腐れにならないためにも、自宅をいかに高く売るか、方策を探った。住宅情報誌の編集長などを務めた大久保恭子氏はこ...
国土交通省が14年に実施した空き家実態調査によると、「空き家にしておく理由」として「物置に必要」44.9%、「将来自分や親族が使う」36.4%、「捨てられないものがある」32.8%、「リフォーム費用をかけたくない」20.6%、「資産として保有」10.0%──などとなった。 ここに目をつけ、最近ユニ...