事件の対策は街路灯? 政府への不信強める沖縄
AERA日米首脳会談でも、ほとんど進展がなかった沖縄の基地問題。このままでは、翁長雄志沖縄県知事の言う通り、日米安保が「砂上の楼閣」になりかねない。「子や孫の安心、安全を守るため、大統領に直接話をさせてほしい」 沖縄の米軍属による女性遺体遺棄事件を受け、5月23日に首相官邸で安倍晋三首相と会談した翁長雄志知...
日米首脳会談でも、ほとんど進展がなかった沖縄の基地問題。このままでは、翁長雄志沖縄県知事の言う通り、日米安保が「砂上の楼閣」になりかねない。「子や孫の安心、安全を守るため、大統領に直接話をさせてほしい」 沖縄の米軍属による女性遺体遺棄事件を受け、5月23日に首相官邸で安倍晋三首相と会談した翁長雄志知...
「運動もせず、食べる量も変えていないのに、本当に痩せるなんて驚きです」 東京都世田谷区で米屋を営む泉淳子さん(52)。3月には62キロあった体重が、2カ月足らずで58キロまで落ちた。朝、晩と食べる白米に「もち麦」を混ぜているのが理由という。「テレビで『健康的に痩せる』と紹介されていたのを見て、半信半...
トゥーロン国際大会に出場したU-23日本代表は、グループリーグ1勝3敗という成績で4位に終わった。今大会は、8月のリオ五輪に向けてチーム内の共通理解を深めることと、最終メンバーの見極めがテーマだったが、手倉森誠監督のプランは出だしから躓いた。 まずメンバー発表後のJ1リーグでCB奈良竜樹(川崎F)...
auの新商品や新CMを紹介する発表会が5月31日、都内で行われ、CMキャラクターを務める豪華な面々が登場した。 この日、会場に現れたのは同社のCM、「三太郎」シリーズでおなじみの、桃太郎役の松田翔太(30)、金太郎役の濱田岳(27)、乙姫役の菜々緒(27)。そしてこれに加えて、今回は新キャラクタ...
覚せい剤取締法違反の罪に問われた元プロ野球選手・清原和博被告(48)の判決公判が5月31日、東京地裁であった。同地裁は清原被告に対して、懲役2年6カ月(執行猶予4年)を言い渡した。 清原被告は、5月17日の初公判で起訴内容を認めたほか、弁護側は保護観察付きの執行猶予判決を求めていた。一方、検察側は...
「女性アイドルをファンが刺した」と報じられたこの事件。その見立ては不正確だとアイドルの現場に詳しい吉田豪さんが警鐘を鳴らしている。 5月21日の午後5時5分、東京都小金井市の小さなライブハウス前で惨劇が起きた。 大学生の冨田真由さん(20)は、演奏のため会場入りしようとしたところを男からナイフで全身...
夫も妻も独身時代の金銭感覚から抜け出せず、意外と貯蓄が少ないといわれる共働き夫婦。散財しやすい家計管理のケースとは。住んでいるマンションから一番近いスーパーは、品ぞろえこそ豊富だが、値段は高い。「そんな高いアイスクリームを何個も買ったの?」 東京都内の大手シンクタンクに勤務する男性Aさん(37)は...
客席の明かりが消えて場内が真っ暗になる。木枯らしの音とともに現れる、黒いマント姿の一羽のカラス。カラスは有賀という人間に姿を変えて、これから舞台上で繰り広げられる「君のすんでいた町が過去になるものがたり」を黙って見つめる……。2016年5月、東京・中野、かんじゅく座第10回公演「カラスの声も、しわ...
先日亡くなった演出家の蜷川幸雄さんは、2006年、オーディションを勝ち抜いた満55歳以上の48人とともに「さいたまゴールド・シアター」をスタートさせた。高齢者だけの劇団は海外からの注目度も高く、パリ、香港公演も成功させた。生前聞いた、設立から10年を迎えた劇団(以下、ゴールド)への思いをお届けする...
チェーン店はどこも同じ? いえいえ、通常の店舗とはひと味違うメニューやサービスを受けられる“レアなお店”が今、増えているんです! 今回はこの5店をご紹介します。■ケンタッキーフライドチキン×バルお酒が飲めるKFCが新登場! 2016年4月にリニューアルオープンした高田馬場店は、17時からバルに様変...
東大法学部で鳩山邦夫と首席を争った、天才政治学者の政治資金流用疑惑。ドケチ、タカリの人物像はいかにして形成されたのか。 すでに「釈明会見」も3回目。記者からの追及にも慣れた様子で、5月27日の会見では、舛添要一東京都知事(67)にはかつてのプライドの高さが戻っていた。「疑惑のすべてが黒という訳では...
数多くの“田中角栄本”が書店に並び、「角栄ブーム」が起きている。ジャーナリストの田原総一朗氏は、護憲派政治家への渇望があるのではと分析する。* * * いま、どの書店にも田中角栄について書かれた本がやたらに目につく。「角栄ブーム」なのである。 一つには、田中が他の政治家にない、どでかい構想力を...
元プロ野球選手の清原和博被告、歌手のASKA氏に代表されるように、覚せい剤で検挙される中高年が増えている。再犯者も多い。そうした中、薬物依存の新しい治療プログラムが開発され、効果を上げている。 警察庁の調査では、2015年の薬物事犯の検挙人員は1万3524人、そのうち約8割が覚せい剤事犯だ。特に覚...
日本の敗戦まで旧満州経営の中核を担った国策会社・南満州鉄道株式会社(満鉄)。その元社員や家族らでつくる親睦組織「満鉄会」が3月末で解散した。敗戦翌年に発足、70年の歴史に幕を下ろしたのだ。40万人の社員を擁した「満鉄王国」を、元社員らの証言で振り返る。 満鉄が開業したのは明治40(1907)年4月...
今、アメリカ全土が「トイレ論争」で大揺れになっている。心と体の性が一致しないトランスジェンダーの人々が公共トイレを使う場合、「男女どちらのトイレを使うべきなのか」という論争だ。 この問題が注目されたきっかけは、ノースカロライナ州で2016年3月に成立した州法で、「出生証明書に記載された性別以外の性...
漫画家の蛭子能収さんが2014年に出版した新書『ひとりぼっちを笑うな』(角川新書)が順調に版を重ね、売れ続けている。「人づきあいって必要ですか?」という衝撃的なキャッチコピーとともに“友達偏重社会”に疑問を投げかけて共感を呼び、今年2月に累計10万部を突破したという。 同書は「安心感を求めるための...
6月の選考開始が迫り、佳境に入った大学生の就職活動。4年生になっても試合や大会のため練習に励む運動部員たちは、どう戦うのか。(編集部・熊澤志保) 西東京市にある早稲田大学の東伏見キャンパス。「次、ラスト!」「頑張れ!」。テニスコートには、庭球部員の掛け声が飛び交う。正午前、数人がコーチにあいさつをす...
がん診療とともに、養生にも造詣が深い名医・帯津良一先生(80)と養生の達人たちとの問答、今回のお相手は『おひとりさまの最期』の著書がある社会学者の上野千鶴子さん(67)。「おひとりさま」同士の対談で、上野さんは「最後はボケそう」と心情を明かした。* * * 帯津さん(以下、帯):上野さんは東大...
歴史上の人物が何の病気で死んだのかについて書かれた書物は多い。しかし、医学的問題が歴史の人物の行動にどのような影響を与えたかについて書かれたものは、そうないだろう。 日本大学医学部・早川智教授の著書『戦国武将を診る』(朝日新聞出版)はまさに、名だたる戦国武将たちがどのような病気を抱え、それによっ...
プロ野球は、31日からセ・パ交流戦が始まる。昨季は61勝44敗3分けとパ・リーグが圧倒。リーグ戦再開後だが、セ・リーグは一時的に全6球団が借金という、史上初の珍事まで起きた。DeNAはセ・リーグ首位で交流戦を迎えたが、10連敗(リーグ戦再開後に2敗で最終的には12連敗)を喫するなど、貯金10から借...
アエラにて好評連載中の「ニッポンの課長」。 現場を駆けずりまわって、マネジメントもやる。部下と上司の間に立って、仕事をやりとげる。それが「課長」だ。 あの企業の課長はどんな現場で、何に取り組んでいるのか。彼らの現場を取材をした。 今回は国立天文台の「ニッポンの課長」を紹介する。* * *■国立...
鉄道といえば日本をつなぐ大動脈。地方出身者の夢や憧れを東から西から運んできた。正々堂々主要幹線でありながら、東京のローカル線の匂いがあるのは何故か。走り出せ、中央線。 中央線沿線には、出世や野心などとは正反対のイメージがつきまとう。イラストレーターなどとして活躍するみうらじゅんは無名時代を中央線沿...
ドラァグクイーンとしてデビューし、テレビなどで活躍中のミッツ・マングローブさんの本誌新連載「アイドルを性(さが)せ」。今回は、福山雅治さんを取り上げる。* * * 手放しで喜ぶ。大目に見る。見境がなくなる。アイドルにのぼせた経験が一度でもあれば分かりますよね? 極端な話、何をしても許されるの...
甘いマスクとダイナミックな踊りでファンを魅了し、存在感抜群のガンちゃんこと岩田剛典(27)。三代目J Soul BrothersやEXILEのパフォーマーとしてだけでなく、「恋人にしたい音楽アーティスト」ランキング(※「CD&DLデータ」誌発表)でもトップ10入りするなど、ますます目が離せない。『...
国民的ダンスボーカルグループ「三代目J Soul Brothers」「EXILE」のメンバーで、最近では役者としての活躍もめざましい岩田剛典さん。イケメンなうえに慶応大卒という経歴も持つ、“パーフェクト男子”だ。今、大注目の岩田さんを追った。 初主演した映画「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」(6...
【日本大学芸術学部】異なる才能が出会う場所 テレビや映画などの世界に、著名な卒業生が輩出している日本大学芸術学部。2006年、在学生に夢を与えようと創設された「日藝賞」の歴代受賞者の顔ぶれは圧巻だ。 歌舞伎役者の市川団十郎、脚本家の宮藤官九郎、写真家の坂田栄一郎、タレントの爆笑問題、作家の林真理子、...
これからも人口減の進む日本だが、海外から来る人が増えると市場は膨らむ。訪日外国人の爆買いなどインバウンド効果が目立ったのも、2016年3月期決算の特徴だった。 東京・銀座でも、大阪・ミナミでも、街を歩けば外国人の姿。百貨店やドラッグストアでは、高額品を惜しげもなく買ったり、日用品を大量にかごに入れ...
次のヒット商品は何か。 電通総研と博報堂生活総合研究所は、消費者へのネット調査をもとに予想している。 ドローン(小型無人機)、格安携帯、シェアサービス、イートイン、動画定額配信サービス……。二つの調査を見比べると、上位には共通する項目も多い。 両調査の担当者がともに指摘するのは、消費者が抱く「進化...
動物写真家の岩合光昭さんの世界の猫を訪ねる旅をお送りする。今回は、トルコ・イスタンブールの「夢の猫(にゃ)か」。* * * トルコ語で「カパル・チャルシュ」と呼ばれる、イスタンブールのグランドバザールは、15世紀オスマントルコ帝国時代につくられた歴史ある市場。 広さ3万平米、店舗数4千以上とも...
【中央大学 法学部】「労惜しまず」の学風で復活 夜11時になると、時計台のある建物から続々と学生たちが出てきて駅へと向かう。中央大学法学部ではおなじみの光景。「炎の塔」の一日が、こうして終わる。1年365日、朝8時から夜11時まで使える国家試験を目指す学生のための自習施設だ。●予備校に匹敵する指導 ...