田原総一朗「日本のAIIB不参加の本当の理由は『米国の顔色』」
週刊朝日ジャーナリストの田原総一朗氏は、日本がアジアインフラ投資銀行(AIIB)に参加をしなかった理由は米国にあるという。* * * 中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)が1月16日、北京で設立記念式典などを開き、本格的に業務を開始した。 出資国は57カ国に上り、アジア諸国のほか、英仏独などヨ...
ジャーナリストの田原総一朗氏は、日本がアジアインフラ投資銀行(AIIB)に参加をしなかった理由は米国にあるという。* * * 中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)が1月16日、北京で設立記念式典などを開き、本格的に業務を開始した。 出資国は57カ国に上り、アジア諸国のほか、英仏独などヨ...
2009年から13年まで本誌で連載され、その後も続けられていた、元サッカー日本代表・中田英寿の日本を巡る旅。日本の最南端から最北端まで6年半をかけて旅した男の次なる“目的地”は……。* * * 視界5メートルもないような猛吹雪。6年半におよぶ旅のエンディングでも、その土地“らしさ”に遭遇するあ...
新聞や電車で見かけるナンセンスギャグ満載の広告。必ず写っているのが太い眉毛と濃い顔で明後日の方角に視線を向ける男性「深見東州」だ。一体何者なのか。 NPO法人「世界開発協力機構(WSD)」の総裁であり、神道系の宗教法人「ワールドメイト」(本部・静岡県伊豆の国市)を率いる存在でもある深見東州(本名・...
酒は売るが肴(さかな)は売らず。ツマミは持ち込み自由、自分で料理することもできる究極の“セルフ”居酒屋がある。今回紹介する「セルフキッチン」「日本酒セルフ角打ち やまちゃん」は、そんなセルフ居酒屋の元祖ともいえる店で、もともとは知る人ぞ知る存在だったのだが、近年では若者を中心に人気を集めているのだ...
真っ黒なスーツに身を包み、カメラの前に神妙な面持ちで立つ5人は、深々と頭を下げた――。日本中を騒がせたSMAPの独立および解散報道が、生放送での謝罪という形で決着した瞬間だ。 結成から28年目。今年で39歳となる香取慎吾を除く全員が40代となるも、いまだ人気・実力ともに衰えず、国民的スターといって...
1月から運用がはじまったマイナンバー制度。「マイナンバー地獄は今も続いてます……」 ため息をつくのは、都内の郵便配達員のAさんだ。バイクの荷台にはたくさんの郵便物が詰まっている。 昨年末のあまりに過酷なマイナンバー配達で疲弊してしまい、Aさんが勤める郵便局では年明けに10人以上の配達員が辞めたとい...
桃太郎、金太郎、浦島太郎、かぐや姫……と、昔話の主役キャラが軽妙な掛け合いを披露する、au「三太郎」CMが絶好調だ。 2015年度のCM好感度ランキングでは、放映開始からわずか1年にして、過去27年間で史上最高となる好感度を記録。8年連続首位のソフトバンクCMの「白戸家」を大きく引き離し、トップに...
作家・北原みのり氏の週刊朝日連載「ニッポンスッポンポンNEO」。国民的人気グループ「SMAP」が解散騒動について謝罪をしたが、北原氏は無意味だったという。* * * SMAPの解散報道から、目が離せなかった。自分でも不思議なほど強い関心で彼らを追いかけ、生放送の日は足早に帰途についた。多分、東...
兜町から悲鳴が連日、やまない。日経平均株価は年明けからほぼ下がり続け、1月21日の終値は昨年末と比べて約3千円安の1万6017円の安値を付けた。その後、急反発したものの、予断を許さない状況が続く。 だが、株価下落で損をするのは、投資家だけではない。将来、年金を受け取る私たちすべてだ。なぜなら、年金...
年明けから国内外の株式市場が大荒れだ。年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)のギャンブル投資で、すでに年金に運用に大損が出ているという見方もある。内閣官房参与で米エール大名誉教授の浜田宏一氏は、政府は国民に運用のリスクを説明すべきだという。* * * ダボス会議の前座のようなジュネーブの会...
「今回の事故については、今の日本が抱える偏った労働力の不足や過度の利益追求、安全の軽視など、社会問題によって生じたひずみによって発生したように思えてなりません」 長野県軽井沢町でスキーツアーの大型バスが道路から転落し、大学生ら15人のいのちを奪った大惨事。亡くなった早稲田大学4年の阿部真理絵さん(2...
安価な深夜ツアーバスが死亡事故を起こし、捨てるはずのココイチカツが安売りされて消費者の口に入る。「利益最優先」主義を象徴するような悪夢が立て続けに起きた。獨協大学教授の森永卓郎氏は、その原因はライブドア事件にあったと推測する。* * * 今、日本人のモラルがとてつもなく低下している。人間として...
大相撲の初場所は大関・琴奨菊(31)の大活躍で、大いに盛り上がった。初日から12連勝し、3横綱に3連勝した10~12日目が圧巻だった琴奨菊。千秋楽で日本出身力士の10年ぶりの優勝を果たした。ベテラン大関の快進撃の理由は何だったのか?「昨年7月に結婚し、この初場所後に披露宴を控えている祐未夫人の存在...
若いころから地方巡演などで家を空けることが多く、たまに帰ってくると酒を飲んで酔っ払う。そんな父でした。井の頭自然文化園(東京・吉祥寺)にはよく連れていってくれました。父の肩車で見た、ゾウのはな子、テナガザル、サル山……。今も思い出しますね。 父の口から「役者になれ」と言われたことは一度もありません...
「チャンポンめん」という即席袋めんを知っているだろうか。エビとシイタケのかやくが醸し出すあっさりとした塩味が特徴だ。製造元のイトメン(兵庫県たつの市)は、世界で2番目に即席袋めん・即席カップめんを開発した会社なのにもかかわらず、あまり知られていない。当然ながら1963年から販売されているチャンポンめ...
SEASON14を迎えた人気ドラマ「相棒」。今シーズンは水谷豊が演じる杉下右京と反町隆史演じる冠城亘らがコンビを組み、人気を博している。今回は、そんな長寿ドラマの知られざる「トリビア」をご紹介する。■トリビア1 歴代相棒の名前は… 歴代相棒の名前は「か」ではじまって「る」で終わる。命名者は「相棒」...
2019年が最後となる「センター試験」の後をどうするか。大学入試改革の方向性が固まってきた。新制度は今の中学1年生から。子どもの進路をどう考えたらいいか、ポイントを徹底解説する。 大学入試改革は段階的に実施される予定だ。大きな節目は、「大学入学希望者学力評価テスト」(仮称)が始まる2020年度と、...
日本中を揺るがせた「SMAP解散騒動」は、1月18日の「SMAP×SMAP」で放送された“生謝罪”で、一応の収束を見せた。 大山鳴動して、拍子抜け。だが、一連の騒ぎによる余波は、意外なところにも及んでいた。“損得収支”を見てみよう。 まずは騒動を大々的に報じたスポーツ紙やテレビ局。部数や視聴率を伸...
1月13日、カレーチェーン「CoCo壱番屋」の冷凍ビーフカツ約4万枚が不正転売されていたことが発覚。異物混入のおそれがあるため廃棄された商品が、廃棄物処理業者「ダイコー」(愛知県稲沢市)によって横流しされ、愛知県内などのスーパーで一般客に売られていた。 なぜ、このようなことが起こるのか。農産物流通...
企業努力にも限界があり、価格を下げれば品質も下がる。当たり前のことだが、格安ツアーバスの死亡事故に廃棄カツの横流しと、年明けから価格競争のしわ寄せによって悲劇が起きた。しかし、格安が招く悲劇はそれだけではないのだ。 保育の現場でも価格競争は進んでいる。「24時間受け入れ可能! 1時間480円! 少...
天皇、皇后両陛下が1月26~30日にフィリピンを訪問し、先の大戦で犠牲になった日比両国の戦没者を慰霊する。50万人の日本兵、100万人のフィリピン人が亡くなったとされる「比島決戦」とは何だったのか。ノンフィクション作家の保阪正康氏がその真相に迫った。* * * 太平洋戦争はおよそ3年8カ月続い...
神奈川県の湘南地区。とあるフィリピンパブのネオンサインが明滅する。週2、3回来店することもあったという常連客の「ケンちゃん」は気前がよく、店の女性たちから人気がある。「ケンちゃんのテーブルではメニューのオーダーは何頼んでもいいし、ドリンク飲んでもいいし、評判がよかった。よく一緒だったお客さんは社長...
リオ五輪アジア最終予選の準決勝が1月26日にドーハのハリファ・スタジアムで行われ、U-23日本代表は後半アディショナルタイムに原川のゴールでU-23イラク代表を2-1で破った。決勝進出を果たし、今大会の上位3チームに与えられるリオ五輪の出場権を獲得した。 それは、あまりに劇的な幕切れだった。 日本...
サッカー男子・リオデジャネイロ五輪アジア最終予選を兼ねたU-23(23歳以下)アジア選手権の準決勝が1月26日、カタールのドーハで行われ、日本代表は2-1でイラクを破り、決勝進出を決めた。日本は2位以上が確定し、上位3カ国に与えられる五輪出場権を獲得した。日本の五輪出場は6大会連続10度目。 勝て...
やはり最初から勾留したほうがよかったのかもしれない――きょう1月26日。詐欺罪などに問われた元兵庫県議・野々村竜太郎被告(49)の初公判が開かれた。 昨年11月、被告本人が初公判を欠席する事態を受けて、神戸拘置所と思われる刑事施設に勾引され、ようやく被告本人が出廷した。 疑惑発覚後の号泣記者会見、...
詐欺と虚偽有印公文書作成・同行使の罪で在宅起訴された元兵庫県議・野々村竜太郎被告(49)の初公判が1月26日、神戸地裁が行われ、終了後に同被告は弁護士とともに地裁から出て来ず、刑事施設に収容する勾留となった模様だ。 地裁から出てきた野々村被告の弁護士は「被告は勾留された。詳しいことは裁判所に聞いて...
ロイヤルプレッシャーが、髪形など妃の聖域にまで踏み込む。自分を捨て、王室の看板としての役割を担う覚悟はできたのか。 キャサリン妃(34)はシャーロット王女を昨年5月に出産、4カ月ほどの育児休暇を終えて公務に復帰した。再び活発な仕事ぶりを見せる妃だが、登場するたびにヘアスタイルが変化、その不安定さは...
国内の家電業界で、にわかに再編の動きが加速している。「過当競争」とされてきた各メーカーの国際競争力回復につながるのか。「シャープとの再編は、選択肢の一つですけれども……」 昨年12月7日、東京都港区の東芝本社。39階の大会議室に集まった記者やアナリストを前に、室町正志社長が、白物家電の「再編構想」...
詐欺と虚偽有印公文書作成・同行使の罪で在宅起訴された元兵庫県議・野々村竜太郎被告(49)の初公判が1月26日、神戸地裁が開かれ、午後の被告人質問では、同被告は肩を震わせながら、今にも泣き出しような雰囲気となった。 裁判官の質問に対して、野々村被告は「記憶がない」を連発するなど、自らの記憶障害にも言...
詐欺と虚偽有印公文書作成・同行使の罪で在宅起訴された元兵庫県議・野々村竜太郎被告(49)の初公判が1月26日、神戸地裁で始まり、「どのような作業が行ったのか、一つひとつの記憶がない」と起訴内容を否認した。 黒縁メガネをかけ、頭はスキンヘッドで入廷した野々村被告は入廷直後、裁判長に着席を促されたが、...