「がきんちょ海兵隊が報道陣に指示…」米国人の目に映る沖縄の「異様」さ
AERA基地問題に揺れる沖縄。そんな沖縄の置かれた状態は、米国人の目にも「異様」に映るようだ。 日本在住の米国人監督、ジャン・ユンカーマン(63)が撮った新作映画「沖縄 うりずんの雨」は、沖縄の歴史を、米提督ペリーの来沖から沖縄戦、占領、日米安保、少女暴行事件、辺野古問題まで縦軸で貫いた野心作だ。 新作の...
基地問題に揺れる沖縄。そんな沖縄の置かれた状態は、米国人の目にも「異様」に映るようだ。 日本在住の米国人監督、ジャン・ユンカーマン(63)が撮った新作映画「沖縄 うりずんの雨」は、沖縄の歴史を、米提督ペリーの来沖から沖縄戦、占領、日米安保、少女暴行事件、辺野古問題まで縦軸で貫いた野心作だ。 新作の...
まだ終わっていない──。安保関連法が参院本会議で可決・成立した後も、若者たちの反対集会が続いている。 9月22日には東京・国分寺で同法を考えるイベントがあり、社会派アイドルグループ「制服向上委員会」、法案に反対してきた高校生の団体「T−ns SOWL(ティーンズ ソウル)」、作家の雨宮処凛(かりん...
「ラグビーは番狂わせが少ない競技ですから、あの勝利は歴史的快挙。すごいことなんです」 ベテラン記者が熱く語るのは、英国で開催中のラグビーW杯で19日、日本が南アフリカに34対32で逆転勝ちした試合のことだ。W杯での日本の勝利自体、24年ぶり2度目。終了間際の逆転トライで、W杯で過去2回の優勝を誇る南...
日中の国境をも越える、日本のマンガ人気。今はまだ若者中心の文化のようだが、中には世代を超えて愛される日本マンガもある。「マンガなら『スラムダンク』、アニメなら『千と千尋の神隠し』」「特に冨樫義博の作品が素晴らしい」 日本文化やライフスタイルを紹介する月刊誌「知日」編集部が中国版ツイッター「微博」の...
「3カ月前、なお美さんは私の自宅で、こちらが吸い込まれそうな目で魅力的なポーズを作り、写真を撮らせてくれました。全然やせてなくて、きれいでした」 漫画家さかもと未明さんはそう言って涙を流した。 俳優の川島なお美さんが9月24日、胆管がんのため54歳で亡くなった。2年前の夏、人間ドックで異変が見つかり...
元女子プロレスラーでタレントの北斗晶さん(48)が23日、自身のブログで乳がんを告白。翌24日に右乳房の全摘出手術を受け、夫の佐々木健介さん(49)が手術の成功を報告した。 この告白が多くの女性にとって衝撃的だったのは、「毎年検診を受けていた」こと。痛みを感じたのは今年初め。がんは2センチの大きさ...
妊娠中の姿を撮影する「マタニティフォト」ブームに次いで、赤ちゃんに授乳する姿を写真に残しておく「授乳フォト」が、写真館の撮影メニューとしても一般的になってきています。「期間限定の授乳シーンを、写真に残しておきたい」と考えるママたちが増えているようです。 人気の理由はどこにあるのでしょうか。 母乳や...
歌手で俳優の福山雅治(46)が9月28日、女優・吹石一恵(33)と結婚した。これまで、俳優が結婚を報告するたびに“最後の独身大物俳優”として、福山の名前が挙がり、ファンには「最後の砦」ともいわれてきた。「福山電撃結婚のニュースは、各メディアが速報で配信しました。あの『NHKニュース7』でも報じられ...
安倍1強時代が終わるかもしれない。9月19日、共産党の志位和夫委員長が、「国民連合政府」構想をぶち上げたのだ。 共産はほぼすべての選挙区に独自候補を擁立してきた。それが今回、安保関連法廃止に向けた暫定政権をつくるために他の野党と選挙協力をするというのだ。志位氏は「党の歴史でも初めて」と胸を張った。...
ドイツを代表する自動車メーカーで、販売台数首位をトヨタと争うフォルクスワーゲン(VW)。同社で排ガス規制をめぐる不正が発覚、環境大国ドイツのブランドをも大きく揺るがしている。 問題は、ディーゼルエンジン車の排ガス規制逃れ。不正ソフトを使い、検査時には窒素酸化物(NOX)の排出を基準値以下に抑えるが...
本誌が報じた武雄市図書館の問題(9月11日号)が、神奈川県海老名市や愛知県小牧市など各地に飛び火し、波紋を広げている。 TSUTAYAを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)に市の図書館運営を全国で初めて委託し注目を浴びた武雄市図書館(佐賀県)。お粗末な選書が露呈してCCCが「反省」...
「生まれくる子に米国市民権という最高の贈り物を」。米国に殺到する中国人妊婦が大統領選で論争の火種になり始めた。 アンカーベビー。この言葉が今、米大統領選の議論の争点になっている。この言葉、元は中南米(ヒスパニック)系の不法移民が米国で出産した子どもの「蔑称」だった。 親の国籍に関係なく、米国内で生ま...
子育て世代を悩ませる待機児童問題。ある弁護士によると、待機児童がいる状態は、見方によっては「違法状態」でもあるという。「フルタイム勤務でも就労形態でポイントに差がつくことがあって、保育園に入れない。その理由もきちんと教えてもらえないのはおかしいと思いました」 東京都杉並区で2歳の息子を育てる中楯め...
都心のオフィス街にあるビルの一室――ここで休憩や宿泊をするのが当たり前という時代がやってきた。今、東京都心を中心に増えつつある「レンタルルーム」は、約1時間利用で2000円程度、約4000円もあれば夜21時から朝7時までの宿泊利用も可能だ。 休憩目的や出張時の宿泊目的のビジネスパーソン“おひとり様...
解散したアイドルグループ「CoCo」の元メンバーで、女優の三浦理恵子(42)が9月29日、40代の一般男性と結婚したことを自身のブログで明らかにした。三浦は97年に歌手のダイアモンド☆ユカイと結婚したが、01年に離婚。再婚相手の一般男性とは、知人を通じて知り合い、約1年半でゴールインしたという。 ...
来年、デビュー40周年を迎える妻・尾崎亜美は、自身の曲はもちろん、多くのアーティストにも楽曲を提供する人気シンガー・ソングライター。夫・小原礼は斬新なサウンドで日本のロックシーンを席巻した後、アメリカで第一線のミュージシャンたちと活動を続けてきた凄腕ベーシスト。常に日本の音楽界のフロントランナーで...
「歌に、こんな力があるなんて」 小学校4年生のとき、劇団四季のミュージカル「キャッツ」を観た、俳優の井上芳雄さん。元娼婦の老猫が、「自分にも新しい人生を与えてほしい」と歌う、「メモリー」を聴いたとき、「歌で、こんなに心が震えるんだ」と驚いた。「以来、“将来は劇団四季に入りたい”と思うようになったんで...
鮮明な撮影が可能になった最先端の人工衛星は、日夜、地球のさまざまな表情を捉えている。 自然が作り出すダイナミックな地形や、土地を取り巻く人間の営み──。地球のはるか上空を飛ぶ人工衛星は、我々の住む世界を鮮やかに写し出す。 近年、宇宙から牛の模様を識別できるほど撮影技術が向上した。写真を解析し、『S...
年齢を経てますます大切なのは、毎日を機嫌よく過ごす力「ごきげん力」ではないでしょうか。 人生いいこともあれば、悪いこともある。馬が合う人もいれば、合わない人もいる。でも、どんなときでも「ごきげん力」さえあれば、大丈夫。 元吉本興業の名物マネージャーで、現在、「笑い」や「元気」などをテーマに年間30...
車で徘徊する認知症の高齢者をどうやって治療や免許の返納に結びつけたらいいのか。「運転をやめる」選択をしたときに有効期限の残っている運転免許証を返納するのが、「運転免許の申請取り消し(自主返納)」だ。 警察庁によると、高齢者の免許返納者数は19万7552件(14年)。10年前の1万4117件(04年...
動物写真家・岩合光昭さんの世界の猫を訪ねる旅。今回は、アメリカ・フロリダ州キーウェストの猫です。* * * まるで手袋をはめているかのような大きな足の猫が通りを闊歩している。 文豪アーネスト・ヘミングウェイが暮らした街として有名なキーウェストには、6本指の大きな四肢を持つ猫が多くすむ。 猫好き...
「岸辺のアルバム」「ふぞろいの林檎たち」など多くのテレビドラマの脚本を手がける脚本家の山田太一さん(81)。がん診療とともに、養生にも造詣が深い名医・帯津良一先生(79)と初対面とは思えない和気あいあいとした雰囲気のなかで、死後の世界について語った。* * *山田さん(以下、山):無力ということ...
テレビドラマの脚本や、『空也上人がいた』(朝日文庫)など多数の小説も執筆している脚本家の山田太一さん(81)。さまざまな療法でがんに立ち向かい、『死を生きる。』(朝日新聞出版)などの著書も多数ある名医・帯津良一先生(79)との対談で、肺結核にかかっていたことを明かした。* * *帯津さん(以下...
深刻化するブラックバイト問題。過酷な労働に加え、脅迫めいた言葉に恐怖を感じた学生もいる。「殺すよ。本当に殺してやる」 スマートフォンには、女性店長のすごむ声が吹き込まれていた。首都圏の大学2年の男性が、アルバイトをやめたいと伝えた後、かかってきた電話だという。 男性は、昨年5月から飲食チェーン「し...
歌手で俳優の福山雅治(46)が9月28日、女優の吹石一恵(33)と結婚した。ふたりの所属事務所が発表した。 2012年に写真週刊誌「フライデー」に熱愛が報じられたふたり。28日は吹石の33回目の誕生日。これを区切りに、都内の区役所に婚姻届を提出した。福山が発表したコメントは以下の通り。ご報告いつも...
相次ぐ雑誌の休刊、著名作家の盗作疑惑──。「ノンフィクションの危機」が叫ばれている。地をはう取材や弱者の視点が守ってくれたものが確実に、ある。ノンフィク廃れヘイト本栄える、そんな出版業界にはしたくない。(ライター・中原一歩) 東京都文京区音羽──。 由緒ある寺社と閑静な住宅街が広がる一角に、「野間御...
料理記者の岸朝子さんが9月22日、心不全のため、都内の病院で死去した。享年91歳。フジテレビ系の「料理の鉄人」の審査委員として出演し、「おいしゅうございます」というコメントがお茶の間で人気を博した。 女子栄養学園(現・女子栄養大学)を卒業後、1955年に主婦の友社で料理記者となり、そのキャリアをス...
アエラにて好評連載中の「ニッポンの課長」。 現場を駆けずりまわって、マネジメントもやる。部下と上司の間に立って、仕事をやりとげる。それが「課長」だ。 あの企業の課長はどんな現場で、何に取り組んでいるのか。彼らの現場を取材をした。 今回はパーク・コーポレーションの「ニッポンの課長」を紹介する。* ...
市原悦子さん、樹木希林さんが出演し好評の映画「あん」。作家・林真理子さんと対談をした市原さんがその舞台裏を明かした。* * *林:映画「あん」がすごい評判で、ロングランを続けてるそうですね。意外なことに、樹木希林さんとは初共演で、樹木さんが「ぜひ市原さんを」とおっしゃったそうですね。市原:そう...
17年ぶりの対談となった作家・林真理子さんと女優・市原悦子さん。二人のそれぞれのプロ意識が、何気ない会話から浮かんでくる対談となった。* * *市原:私は小説を読んでびっくりしてるんです。ああ、やっぱり違うなあと思って。林:何をおっしゃいますやら。市原:私たちは、その人物の生い立ちや時代だとか...