ドンキ、帝国ホテル…訪日外国人増で注目の8銘柄
週刊朝日訪日外国人の恩恵を受けそうな銘柄が騒がれ始めたのは昨年。「すでに株価は上がりきったのでは?」との声が出そうだが、まだこれからだという。株式アナリストの本吉亮さんは言う。「昨年のビザ緩和と免税対象の拡大、円安の進行で“爆買い”に拍車がかかりました。最近の中国株の暴騰で大きな利益を手にした人がいるはず...
訪日外国人の恩恵を受けそうな銘柄が騒がれ始めたのは昨年。「すでに株価は上がりきったのでは?」との声が出そうだが、まだこれからだという。株式アナリストの本吉亮さんは言う。「昨年のビザ緩和と免税対象の拡大、円安の進行で“爆買い”に拍車がかかりました。最近の中国株の暴騰で大きな利益を手にした人がいるはず...
日本国内を移動しながらお金を落としていく外国人観光客。その行動履歴データを商機につなげる動きが進んでいる。 街を散策していると、「ピロリーン」という通知音とともにスマートフォン(スマホ)画面に、近隣のおすすめ店舗の情報が表示された。タップして開封するとお得なクーポン情報がついている――。 そんな広...
インターネット上で話題となっている京都大学オリジナルグッズ「素数ものさし」。京大の生協各店で販売されている商品で、その名の通り、素数である「2・3・5・7・11・13・17」にしか目盛りが刻印されていない。全長は18センチ。ものさしの上部にはセンチメートル単位、下部にはミリメートル単位の目盛りが素...
エン・ジャパン株式会社が行った調査によると、30歳以上の転職経験者の約8割が、転職前に聞いていた情報と転職先企業の実態が違うと感じたことがあるということが分かった。 その違いには、予想より良かったものもあるようだが、やはりマイナス面が多いようで、「風土・社風」「昇給制度」「教育体制」が悪かった点の...
どうすれば、子どもが勉強する気になるのか……。そんな悩みを抱える親は多い。「ユニット授業」の生みの親、ブッチー先生が、家庭で子どものやる気を引き出すノウハウを伝授する。 子どもたちは競って算数の問題を解き、感情を込めて国語の教科書を朗読。大きく響く声で歌をうたう。公立小学校で毎年、そんなクラスをつ...
昨今の、健康意識の高まりからここ数年盛り上がりを見せているランニングブーム。笹川スポーツ財団が2012年に発表した『スポーツライフに関する調査2012』によると、日本のジョギング・ランニング人口は1000万人を突破。1998年の調査開始以来、初の“大台”突破で、その勢いは2015年の今もまだ続いて...
NHK連続テレビ小説「あまちゃん」ですっかり知名度を上げた岩手県。ドラマにも出てきた「まめぶ汁」だけでなく、漁場に近く、地味も豊かな岩手は郷土料理もバラエティ豊かだ。名物の多い岩手だが、実際に旅した人が選んだ郷土料理は何だろうか。 楽天トラベルが調査した「岩手県を旅した人が選ぶ!岩手県・旅めしラン...
インバウンド時代到来で国内のみならず、アジアからの観光客も取り込む戦略で着実に入場者を伸ばしている長崎のテーマパーク「ハウステンボス」。その立役者が2010年に社長に就任したエイチ・アイ・エス会長の澤田秀雄氏(64)だ。澤田氏に18年連続赤字から、V字回復させた手法を聞いた。* * *──イベ...
パッと見は白いウーパールーパー。腹部に卵のようなものがびっしり、焦点の定まらない目つきが不安をさらにかきたてる。 実はこれ、「ホッキ貝のにぎり寿司」をキャラ化したもの。ボディーがネタでおなかがシャリ。名前はそれをもじった「ずーしーほっきー」。 ずーしーほっきーは、2006年の合併で函館市の隣に誕生...
初夏の頃。長野県の桔梗ケ原には、芽吹いたブドウの棚が薄緑色のじゅうたんのように広がる。一帯は水はけがよく、良質なブドウが穫(と)れる。このブドウで造られたのが、井筒ワインの「NACメルロー」だ。飲んだ人はその味わい深さに、価格を聞いて驚く。「契約栽培農家さんのおかげです」と醸造を担当する野田森(し...
兜町の名物相場解説者がこの秋、引退する。相場史の生き字引は、15年ぶりに2万円台を回復した株式相場をどう見るのか。「おはようございます。今日の東京市場は2日続伸でございますけども…」 4月22日午前10時。この日も東京証券取引所そばのビルの一室に、関西なまりの名調子が響いた。SMBC日興証券の投資...
「秋田」といえば頭に思い浮かぶのは、なまはげ、きりたんぽ、あきたこまちといったところだろうか。観光地では、1993年に世界自然遺産に登録された白神山地や、日本一の深さを誇る田尻湖などが有名で、なかでも、なまはげで有名な男鹿半島の入道崎から見る夕日は格別だという。 そんな秋田県を旅した人が選んだ「旅め...
休みの日は仕事を忘れてのんびり過ごしたい……と思いつつ、ついつい頭の片隅で考えてしまうもの。仕事を離れてしっかり休むために、専門家に「頭を空っぽにする方法」を聞いてみた。 まず、ずばり『頭を「空っぽ」にする技術』(ナナ・コーポレート・コミュニケーション)の著者で、企業のコンサルティングやコーチング...
長崎のテーマパーク「ハウステンボス」が今、国内外で注目を集めている。開業以来18年も赤字が続いたが、5年前にエイチ・アイ・エス会長の澤田秀雄氏(64)が社長に就任し、一転してV字回復。澤田氏にその戦略について語ってもらった。* * *――2014年9月期の入場者数は前期より13%増の279万人...
オーストラリアの離島・タスマニアは、その自然の美しさから「世界一ピュア」な島と呼ばれている。俳優の田辺誠一さんがタスマニアの大自然と出会い、感じたものとは……。 BS朝日「ネイチャードキュメント 奇跡の地球紀行 田辺誠一が旅する世界遺産タスマニア4つの奇跡~太古の自然と固有の動物の秘密~」(5月9...
田んぼのU字溝が増水して流されていくカエル。太陽で熱されたU字溝にはりついてひからびたカエル。こんな悲しい光景を見たことはないだろうか。その危機からカエルを救おうと、ある少女が驚くべき発明をした。 2015年3月8日、「日本自然保護大賞」(主催:公財 日本自然保護協会〈※注〉)の授賞式が行われた日...
脚本家、放送作家、経営者……様々な肩書をもつクリエイターの小山薫堂(くんどう)さん(50)。多忙を極める小山さんが、50歳を機に、1カ月の休暇をとった理由とは。「休暇を取ることで生活のペースを変えてみたい」 そう思うようになったのは、いつごろだろうか。小山薫堂さんは、放送作家・脚本家の仕事にとどま...
中国主導の国際開発金融機関であるアジアインフラ投資銀行(AIIB)の行方に注目が集まっている。米国と日本が参加を見送るなか、創設時加盟国の申請締め切りである3月末にかけて、英国をはじめ仏独など主要国が次々と参加を決めた。メディア上では様々な意見が飛び交っているが、“覇権の多極化”、“米国ドル覇権の...
観光庁は2015年5月1日より、ビッグデータを活用した訪日外国人旅行者の行動・嗜好・ニーズなどの動向調査を開始した。内容はSNSによるの意識分析とモバイルデバイスの位置測位情報を利用した人口流動分析の2種類。データ収集は春期につづいて、夏期・秋期・冬期にも調査を行い、分析結果は地方公共団体や観光関...
弘法大師空海が高野山を開創し1200年。現在は大法会が行われているが、高野山は壇上伽藍、奥之院の二大聖地だけじゃない。高野山を訪れたら是非とも体験したいあんなところ、こんなものを一気に紹介。 高野山には、金堂の薬師如来像や奥之院の弘法大師御廟などのほかにも、見たいもの、味わいたいものがたくさんある...
弘法大師空海が高野山に真言密教の修禅道場を開いてから1200年を迎える。 高野山は、空海が留学先の唐からの帰途、最適な修行の場を探すために日本へ向けて投げた密教法具「三鈷杵(さんこしょ)」が落ちた地といわれる。空海は帰国後の816年、高野山を開創。修行の場である壇上伽藍に、根本道場である根本大塔、...
北陸新幹線の金沢延伸は首都圏と北陸の距離感を一変させた。東京―金沢間を2時間28分で結ぶ最新型の車両に、かつての「裏日本」のイメージはない。そこで、時代にあえて逆行して昭和の風情たっぷりの“松本清張的・北陸紀行”はいかが? 映画に残る昭和の面影と、平成の風景を見比べてみるのもいいかもしれない。 ...
会社に籍を置きながら、社外でまったく違うことを何年も体験し、パワーアップして戻ってくる。「会社が人を育てる」という観念が崩れている。 数年前のこと。台湾の大学で働いていた友人がある日、政府の特別職に起用された。「大学を辞めるの?」と聞くと、友人は目を輝かせて言った。「留職停薪だよ。3年やったら戻る...
旺盛な外国人観光客の需要を取り込もうと、外国人の嗜好や特性などに合わせた商品の開発が活発だ。 日本の食材の代表格である納豆。「ネバネバが気になる」との外国人の声を受け、茨城県の納豆業者は粘りを抑えた納豆「豆乃香(まめのか)」(216円~)を開発した。「海外で売り出すために開発したのですが、販売を開...
窓の外に見えるのは飛行機。離着陸を繰り返す重低音が響く。中部国際空港の展望風呂「風(フー)の湯」。記者が湯船に浸かるとちょい熱。湯船の中で外国人観光客に話しかけた。 これから中国・上海に帰るという、証券会社に勤める中国人の男性(40代)は窓の外に視線を向けながら、「日本に来るのは3回目。今回は名古...
千葉県船橋市の梨の妖精ふなっしーに、熊本県のくまモン、滋賀県彦根市のひこにゃん、といった、地方発のキャラクターが話題になって久しい。しかし、キャラクターだけでは表現しきれない地方の魅力もあるわけで……。そんな郷土愛がたっぷり詰まったPR活動を紹介したい。 まずは、四国・高知県の「高知家 ALL S...
地下と地上を結ぶマンホール。その蓋のデザイン性、奥深さにハマる女性が増えている。土地の記憶に出合う扉としての深読みも楽しい。 おもむろに路上へ座り込んだのは、拓本家の中田芙紗(ふさ)さん(79)。彼女の視線の先にあるのは美しいデザインの「マンホールの蓋(ふた)」だ。まずは汚れをきれいに拭き取り、和...
「泥の河」「螢川」『優駿』『約束の冬』など数々の名作を世に残し、68歳の現在が「いちばん仕事をしている」という作家・宮本輝さん。同じく作家・林真理子さんとの対談である小説家の裏話を語った。* * * 宮本:僕は京都の花街(はなまち)好きなんですよ。夜あそこを歩いてると、「ああ、生きてるな」という...
「泥の河」「螢川」『優駿』『約束の冬』など数々の名作を世に残し、68歳の現在が「いちばん仕事をしている」という作家・宮本輝さん。そんな宮本さんが小説を書き始めたきっかけを林真理子さんとの対談で語った。* * * 林:有名な話ですけど、若き日の宮本さんが文芸誌を読んで、「こんなものなら自分も書ける...
「『名門校』というといわゆる進学校であり、ガリ勉が多く、受験に特化した教育が行われているイメージを持つ人がいるかもしれないが、それは誤解だ」 育児・教育ジャーナリストのおおたとしまさ氏は自著『名門校とは何か?』(朝日新書)の冒頭でそう指摘する。「開成にしても、灘にしても、筑駒にしても、校風は自由で、...