「新国立競技場は楽しい場所にならない」建築家が指摘
週刊朝日東京大学工学部建築学科卒業後、ハーバード大学大学院建築修士課程を修了した槇文彦(まき・ふみひこ)さん(86)は、アメリカの建築設計事務所勤務などを経て、ワシントン、ハーバード両大学で教鞭を執った。その間、ワシントン大学スタインバーグホール(60年)、名古屋大学豊田講堂(同)、千葉大学医学部記念講堂...
東京大学工学部建築学科卒業後、ハーバード大学大学院建築修士課程を修了した槇文彦(まき・ふみひこ)さん(86)は、アメリカの建築設計事務所勤務などを経て、ワシントン、ハーバード両大学で教鞭を執った。その間、ワシントン大学スタインバーグホール(60年)、名古屋大学豊田講堂(同)、千葉大学医学部記念講堂...
ここ数年、日本に続々と就航しているLCC(格安航空会社)。従来の航空会社に比べるとかなり運賃が安価なため、空の旅の選択肢にLCCを選ぶ人も増えている。 成田国際空港によると、成田空港の旅客便全体におけるLCCのシェアは、今や24.1%となっている(2015年夏ダイヤ時点)。世界各地のLCCシェア(...
「アベノミクスの第一の矢である『異次元の量的緩和政策』とは『ハイパーインフレによる財政再建政策』です。今、株価は上がり、ベアもあり、景気は上向いています。お金をジャブジャブにするのですから、予想通りの結果です。しかし、出口でつまずきハイパーインフレにでもなれば、それまでのプラスはすべて相殺されるどこ...
NO SUMO, NO LIFE ──。相撲なしでは生きていけない女性が、増えているという。1月に出版された専門誌がそんな女性を「スージョ」として紹介。愛する国技に情熱と時間を傾け、ライフスタイルに取り入れている女性たちを指す言葉は一気に広がった。 雑誌の表紙を飾ったモデルの市川紗椰さん(28)も...
作家で、女性のセックスグッズショップの代表でもある北原みのりさん。本誌連載の「ニッポンスッポンポン NEO」で、この20年間びくびくしていたのでは?と自分を振り返る。* * * アメリカで初めて、女性が経営するセックスグッズショップをつくった女性デル・ウィリアムズさんが先日、亡くなった。92歳...
東大後期試験の合格発表が3月23日にあった。前後期合わせた合格者数で高校別トップ30に入った公立高校は6校だけで、国立や私立の中高一貫校が圧倒的な強さを見せつけた。公立校にも躍進校があるが、ダウンした高校もある。明暗が分かれた理由を探った。「今年から始まった新課程入試は負担増になったため、学習進度...
どうすれば小泉今日子のように、齢とともに魅力を増していけるのか―― その秘密を知ることは、現代を生きる私たちにとって大きな意味があるはず。 日本文学研究者である助川幸逸郎氏が、現代社会における“小泉今日子”の存在を分析し、今の時代を生きる我々がいかにして“小泉今日子”的に生きるべきかを考察する。*...
どうすれば小泉今日子のように、齢とともに魅力を増していけるのか―― その秘密を知ることは、現代を生きる私たちにとって大きな意味があるはず。 日本文学研究者である助川幸逸郎氏が、現代社会における“小泉今日子”の存在を分析し、今の時代を生きる我々がいかにして“小泉今日子”的に生きるべきかを考察する。※...
どうすれば小泉今日子のように、齢とともに魅力を増していけるのか―― その秘密を知ることは、現代を生きる私たちにとって大きな意味があるはず。 日本文学研究者である助川幸逸郎氏が、現代社会における“小泉今日子”の存在を分析し、今の時代を生きる我々がいかにして“小泉今日子”的に生きるべきかを考察する。※...
どうすれば小泉今日子のように、齢とともに魅力を増していけるのか―― その秘密を知ることは、現代を生きる私たちにとって大きな意味があるはず。 日本文学研究者である助川幸逸郎氏が、現代社会における“小泉今日子”の存在を分析し、今の時代を生きる我々がいかにして“小泉今日子”的に生きるべきかを考察する。「...
3月30日からスタートするNHKの連続テレビ小説「まれ」に主演する土屋太鳳(つちや・たお)(20)が注目されている。「まれ」は、北陸新幹線の開通で注目が集まる石川県能登地方を舞台に“地道にコツコツ”がモットーのヒロイン津村希(まれ)がさまざまな出会いを通して、自らの原点だったケーキ職人になる夢を取...
東京では桜の開花宣言も発表され、いよいよお花見シーズン本番へ。お花見で欠かせないのが、毎年、百貨店などが売り出す花見弁当。今年も、ついつい花より団子になってしまいそうな豪華な花見弁当がめじろ押しだ。 普段よりいくらか豪華なものが多い花見弁当だが、なかでも今年際立っているのが、京懐石の老舗・美濃吉が...
職場の人と、友達と、恋人と…これからの季節、お花見に出かける機会は増えるはず。屋外で宴会をするお花見は、実は女子力を発揮できる場でもある。ちょっとした「困った」に対応できるアイテムがあれば、評価もアップするかも? というわけで、今回は女子力3割アップ(?)の、意外に助かるお花見アイテムをご紹介しよ...
7年ぶりに来日したドイツのメルケル首相は、東京電力福島第一原発の事故映像が、「今も目に焼きついている」。だからこそ、もがきながらも脱原発の道を歩む。 ドイツの左派系日刊紙「ターゲスツァイトゥング」のベッター経済・環境部長は2月9日、ベルリンで日本記者クラブ取材団と会見。日本の原発が再稼働に向けて進...
一代で大塚家具を上場企業に育て上げたカリスマ経営者、大塚勝久会長(71)に対し、「お父さん、時代は変わったのよ」と退場を求めた長女、久美子社長(47)。父娘の壮絶なプロキシファイト(委任状争奪戦)が3月27日の株主総会で決着する。渦中の勝久会長が手記を本誌に寄せた。* * * まずはじめに、こ...
大塚家具創業者の大塚勝久会長(71)が本誌に手記を寄せた。独占手記の後編である。昨年7月に実の娘である久美子氏を解任。「今度は外から攻撃する」という言葉が久美子氏の口から出たが、そのときはそれが何を意味するのか勝久氏はわからなかったという。【独占手記】前編はこちら* * * 久美子は社長になっ...
チュニジアの首都チュニスで3月18日、武装集団が博物館を襲撃し、日本人3人を含む外国人旅行者ら21人が犠牲となった。日本人3人はスペイン、イタリアなど地中海を周遊するクルーズ船ツアーに参加し、チュニスに寄港していた。 ローマ時代の遺跡などの世界遺産があるチュニジアは観光が主要産業。年約100団体の...
落語家で初めて文化勲章を受章した人間国宝の桂米朝さんが、3月19日、肺炎のため亡くなった。享年89。命が尽きる瞬間まで噺家を貫いた上方落語復権の立役者の生涯を、縁の人たちに語ってもらった。 三代目桂春団治、六代目笑福亭松鶴、五代目桂文枝とともに「四天王」と呼ばれ、上方落語復活に尽力した米朝さんと、...
上方落語の復活に尽力した桂米朝さんが、3月19日、肺炎のため亡くなった。享年89。長年、担当記者として米朝さんと接した、朝日新聞大阪本社生活文化部記者の篠塚健一が「老いの理想の姿」と晩年の姿をこう書く。* * * 68年の芸歴。気が遠くなるほど大勢の人たちを笑わせてこられたはずだが、ご本人もま...
このかわいい子、誰? 現代風の髪とメイクで登場した高梨臨(たかなし・りん)さんを見て、そう思った人は多いはず。 昨年、朝ドラ「花子とアン」で主人公・はなの友人、醍醐亜矢子を好演。はなが大好きなのになかなか「腹心の友」になれない「二番手の友達」。はなと同じ男性を好きになるもあっさり失恋。空回りしてい...
北陸新幹線開業を機に注目を集めている金沢。文化人も惹きつける、その奥深い魅力とは。 間口は狭いけれど、奥は深い。薄暗い廊下の先にはこけむした坪庭。漆塗りの階段を上ると、目の前に朱色の壁の客間が開けた。金沢の花街・ひがし茶屋街の一角に立つ宿 陽月。1820年ごろに建てられた。知る人ぞ知る宿だ。 外交...
京都でお花見なんて、混んじゃってとても無理?いえいえ、ひとりで身軽に日帰りすれば今からでも大丈夫。1日で回れるコースと旅のコツを紹介する。 1年前から宿を予約する人もいるほど人気なのが、春の京都。今から動くなら、日帰りプランを練るのが現実的だろう。 東京から行く場合、最初にすべきことは京都から帰り...
新日本プロレスの「闘魂三銃士」の一人として、日本のプロレス界に一時代を築き上げた蝶野正洋さん。若きプロレスラーが武者修行先で出会い、日本へ連れ帰った妻・マルティーナさんは、連れ添って24年。今も公私ともに、夫をバックアップする名セコンドだ。夫「とにかくけがは絶えなかった。さすがに頸椎(けいつい)を...
「和と洋のコラボレーション」「新作歌舞伎」がコンセプトのシスティーナ歌舞伎が2月20~22日、徳島県鳴門市の大塚国際美術館システィーナ・ホールで開かれた。6回目の今年は、主演・片岡愛之助さん、相手役に元宝塚男役の大和悠河さん、敵役が京劇俳優の張春祥さん。歌舞伎を下地に和洋中、古今東西の衣装、音楽、芝...
日本に戦後初の“空母”が誕生した。ヘリコプター搭載護衛艦「いずも」が3月25日、横浜市内の造船所で就役した。「いずも」は全長248メートル、全幅38メートル、基準排水量約1万9500トンという大型艦。その大きさは旧日本海軍の主力空母「飛龍」を超えるスケールだ。いったい、どんな艦なのか。元自衛艦隊司...
群馬大学医学部附属病院での腹腔鏡による肝臓切除手術後、8人の患者が死亡した。3月3日に公表された「最終報告書」は、8人の患者全員の診療での病院側の過失を認めた。 腹部を大きく切る必要がなく、回復が早いことなどから近年広まりつつある腹腔鏡手術。しかし医師によって技術の格差があるようだ。医療ジャーナリ...
2001年にスタートした確定拠出年金(DC)制度が大きく変わる。 今国会に提出された、公的年金を補う「私的年金」制度の改正法案のなかに、DCの制度改正が盛り込まれた。この法律が成立すれば、早ければ16年度にも実施されるという。 これまで個人型DCに加入できるのは、[1]自営業者、無職の人、[2]...
日本耳鼻咽喉科免疫アレルギー学会理事長で福井大学病院耳鼻咽喉科・頭頸部外科教授の藤枝重治(ふじえだしげはる)医師に、花粉症治療の現状と今後の展望を聞いた。 近年、新たな治療薬の登場や、舌下(ぜっか)免疫療法の保険適用などで花粉症治療は大きく進歩してきています。 ただ、現在も花粉症治療の第一選択は内...
2015年の大学入試は終盤にきている。現役で東大・京大に強い高校はどこなのか。「現役合格率」(現役合格者数÷卒業生数)が高い高校を紹介したい。 49%と、例年どおりのずば抜けた「東大現役合格率」を誇るのが、筑波大附駒場(東京)だ。合格者数では開成(東京)の176人に次ぐ2位だが、卒業生157人の約...
動物写真家の岩合光昭さんの、日本全国47都道府県の猫たちを訪ねる旅。今回は、栃木県の「NASU猫」。* * * 身を乗り出して、うかがうようにみつめる猫。視線の先の意外な相手は──。 那須連山と八溝山地に囲まれる那須高原は、栃木県内最北端に位置し、皇族が静養する御用邸があることから、ロイヤルリゾ...