政府も後押し 大学が競い合う「グローバル力」って何?
週刊朝日私立大学の約半数が定員割れという“大学戦国時代”。生き残りをかけて各大学が知恵を絞る中、注目されているのが、昨秋決まった「スーパーグローバル大学」だ。現在は計37校が、「トップ型」と「グローバル化牽引型」にわかれて認定された。安倍政権の成長戦略の柱の一つとされ、国際競争力の原動力となる「グローバル...
私立大学の約半数が定員割れという“大学戦国時代”。生き残りをかけて各大学が知恵を絞る中、注目されているのが、昨秋決まった「スーパーグローバル大学」だ。現在は計37校が、「トップ型」と「グローバル化牽引型」にわかれて認定された。安倍政権の成長戦略の柱の一つとされ、国際競争力の原動力となる「グローバル...
「親子で映画鑑賞」は意外にハードルが高い。予告が始まった途端、暗さと大音響におびえて泣き出し、「暑い」とグズり、「飽きた」「出たい」とわめく。果てはクライマックスで「ママ、おしっこ~」。こうして、映画館から遠ざかっていく親は多い。「そんな親子を、どう映画館に呼ぶかが課題でした」と話すのは、イオンエン...
学生にとっての“政治の季節”が終わりかけていた70年代後半。日本映画はかつての活気を失っていたが、アングラ芝居は盛んで、小劇場のムーブメントも生まれ始めていた。「当時は、いろんなところで何かが終わって、次を模索している時期だったのかもしれないですね。僕は学生で、ATG映画や、状況劇場の舞台なんかを...
2月15日、テレビのバラエティ番組の中で妊娠6カ月であることを発表した、森三中・大島美幸。昨年5月に妊活のため休業に入ることを宣言してから9カ月、見事念願がかなった形となった。 夫で放送作家の鈴木おさむは、自身のブログで妊娠に至ったのが、人工授精であったこと、自分の精子の運動率が低かったことなどを...
国が取り組む「女性活躍推進」の流れもあり、いまや働きながら出産する女性を支援しようという雰囲気は日本じゅうにあふれている。ワーキングマザー支援は「ダイバーシティー(多様性)推進」の一環だと言われるが、ちょっと待て。「子どもを産まない」という“少数派”の多様性はちっとも認められていない感じがする。 ...
働き手が不足している介護の現場。団塊世代が75歳以上を迎える25年までに、介護職員が30万人不足すると言われている。いずれ介護職は外国人に頼らなくてはいけない時代がやってくるのかもしれない。日本の介護現場ですでに働く外国人たちを取材した。 インドネシア人の介護福祉士、ジョコさん(30)が東京都足立...
ジャーナリストの田原総一朗氏は、政府が規制をしてもイスラム国に向かうジャーナリストはこれからも出てくると予想する。その理由は?* * * シリアに渡航しようとした新潟市のフリーカメラマンに対し、外務省が旅券の返納を命じた。カメラマンは「渡航、報道、取材の自由が断ち切られた」として強い不満を示し...
余暇の過ごし方としてすっかり定着したランニング。しかし、走らない人間はなんだか負い目を感じてしまうこともあるわけで…。アンチランナーである編集部員のぼやきをきいてください。 日曜日の昼下がり、ハンバーガー(推定960kcal)で満たされた腹をさすりながら歩いていると、後ろからドン!市民ランナーだ。...
皇太子さまは今月23日、いまの天皇陛下が即位した年齢である、55歳の誕生日を迎える。この節目に合わせるように、韓国から皇太子さま「訪韓」の招請状が届いた。これまで何度もその機会はあったが、今回も日韓関係に改善の兆しは見られず、平成皇室最大の課題ともいわれた「訪韓」は、幻に終わった。 元朝日新聞編集...
昨年秋、韓国外交部から日本の外務省に招請状が届いた。今年4月12日から17日にかけて、韓国の大邱市などで開催される国際会議「世界水フォーラム」に、皇太子さまに出席を求めたものだった。しかし、日韓関係に改善の兆しは見られず、平成皇室最大の課題ともいわれた「訪韓」は、幻に終わった。 安倍晋三首相の就任...
このままでは近い将来、介護職員が不足してしまう日本。働き手の確保が急務だ。安倍政権は、「外国人技能実習制度」に介護分野を加える方針を決めた。 だが、制度自体への異論も多い。そもそも、労働力不足を補うための制度ではないため、一時しのぎの対応といえる。 淑徳大学総合福祉学部の結城康博教授は言う。「実習...
今、介護の現場は働き手が不足している。このままいくと、団塊世代が75歳以上を迎える25年までに、介護職員が30万人不足するといわれている。そんな中、安倍政権が日本再興戦略の一環として打ち出したのが、「外国人技能実習制度」の枠を介護まで広げることだ。15年度中にも始める方針だ。 これまでEPA(経済...
体への暴力だけではなく、精神的な暴力も含まれるDV。心に加えられた暴力は、被害者を深く傷つける。また精神的な暴力の場合、加害者が自覚していないケースが多く、より更生にたどり着きにくい。 夫と別居して子どもと暮らすある女性にとって、夫からの暴力は経済的な支配から始まった。温和なところにひかれて結婚し...
関西でマスコミと警察がにわかに注目している裁判がある。 被告人は中西知已(ともみ)被告(52)。昨年5月、大阪市内の自宅に拳銃3丁と実弾を所持、銃刀法違反で奈良県警に起訴された。 奈良地裁葛城支部で行われた2月2日の初公判では朝早くから、傍聴券を求め、多くの人が列を作った。 裁判がこれほど注目され...
例年より3カ月も後ろ倒しになった2016年4月入社の採用活動が、3月1日から始まる。就職人気ランキングの上位常連21社に取材。人事担当者にどんな学生がOK、NGなのか、本音を直撃した。■人事担当者の「これだけはやってきて!」・三度の飯より本、雑誌、漫画を読んでほしい。内定を取るためではなく、今後の...
事件が発覚した直後の2月9日午後3時半ごろ、千葉県柏市酒井根に住む老人は、ただごとではない様子の隣人の姿を目撃した。「ハンサムで愛想の良い夫が自宅前で、顔面蒼白で電話をかけていた」 その妻である、牧野理香容疑者(36)は長女の怜ノ亜(れのあ)ちゃん(4)と次女の伶依咲(れいさ)ちゃん(1)を同日午...
「看護師らの供述と矛盾する内容の供述を強弁」「弁解の余地のない、はなはだ無責任な言動」 医師らに対する怒りに満ちたこの言葉は、東京女子医科大学病院(東京都新宿区)に提出された医療事故調査報告書に記されていた。 異例ともいえるこの文書は、昨年2月に同病院のずさんな医療で2歳の男児が亡くなったことを受け...
熱い応援メッセージが並ぶ「修造」日めくりの勢いが止まらない。そこには、彼の熱い思いが込められていた。 スポーツキャスター松岡修造さん(47)の日めくり「まいにち、修造!」が売れている。昨秋に発売され、発行部数は今や65万部。発行元のPHP研究所が、「初版は1万5千部でした。弊社の定番人気商品である...
新右翼団体「一水会」の木村三浩代表は後藤健二さんが殺害される直前の1月31日、独自の解放交渉をしようとヨルダンに渡っていた。「イスラム国」との窓口となる人物との交渉の中で、日本政府の対応に疑問を持ったという木村氏が激白した。* * *「イスラム国」(ISIL)の人質事件が発覚して以来、日本政府...
札幌の冬の最大の行事である「さっぽろ雪まつり」がたけなわの2月7日夜、会社員の長男(42)が札幌市東区の自宅に帰ると、ベッドで死んでいる母親を発見した。かたわらにいた父親には、刃物で自分の首や手首などを切りつけたとみられる切り傷があったという。 居間には、「すまん、母さん。病院もういいわ」という書...
和歌山県紀の川市の小学5年生、森田都史(とし)君(11)殺人容疑で逮捕された中村桜洲(おうしゅう)容疑者(22)は犯行への関与を一部、認め始めているという。 和歌山県警は、中村容疑者の自宅を複数回、家宅捜索。3本のナタのようなものが押収された。うち2本は「ククリナイフ」と呼ばれる、刃の先端が鋭くと...
常識はずれのワガママで世界を驚かせた“ナッツ姫”に厳罰が下された。 韓国・ソウル西部地裁は2月12日、大韓航空前副社長の趙顕娥(チョヒョナ)被告(40)に航空保安法違反などの罪で懲役1年(求刑懲役3年)の実刑判決を言い渡した。趙被告は13日に控訴した。“ナッツ・リターン”として有名になったこの事件...
イスラム国の手から救うことができなかった、人質の命。なぜ救うことができなかったのか、日本総研理事長・寺島実郎さんはこう見る。* * * 今回の人質事件は、日本外交が、民族と宗教と利害が絡み合った中東という恐ろしい地域の「陥穽」にはまった結果だと考えています。 日本の中東外交の原点は1973年の...
緊縮経営が空の旅を脅かしている。LCC台頭の裏で安全管理の簡略化が進む。航空業界が悩むコストか安全かの究極の選択。 4日、台北を飛び立ち、金門島に向かった台湾・復興(トランスアジア)航空235便は、離陸後間もなくエンジンが停止し、台北を流れる川に墜落した。偶然撮影された劇的な墜落シーンには身の毛が...
じわじわと広がる日本社会の格差。それは教育にも多大な影響を与えている。「日本は識字率100%ではないのではないか」 関西の公立中学校で社会科を教える男性教諭Aさん(39)は、そんな疑問を持っている。 授業で生徒に教科書を音読させると、漢字をほとんど読み飛ばす。自分の住所も書くことができない。そんな...
本誌連載の「おすすめアプリ生活」で今週、ライターの小幡恵が推薦するのは、手相を見ることができるというアプリ。* * * 昔からある「手相占い」も最近はスマホで手軽になった。私もiPhoneで手相占いを初体験してみた。選んだアプリは「ザ・手相Lite」だ。 これは、自分の手のひらをスマホのカメラ...
西村京太郎「十津川警部シリーズ」の西本刑事役で親しまれる堤大二郎と、時代劇、現代劇を問わず活躍する三浦リカ夫妻。結婚は2001年秋。夫39歳、妻42歳だった。いまではケンカもしない二人だが、実は結婚当初はしっくりいかず、緊張感があったという。妻「最初はギクシャクして衝突もありましたよね。あなたはお...
タイトルを見てあの騒動を思い出す、ドラマ『ゴーストライター』をドラマ評論家の成馬零一氏が批評する。* * * フジテレビ系で火曜夜9時から放送されている『ゴーストライター』は、人気女流小説家とそのゴーストライターの女性の愛憎劇だ。 遠野リサ(中谷美紀)は、30代にして出版業界に君臨するベストセ...
「犬神家の一族」、「八つ墓村」などの横溝正史シリーズに登場する、稀代の名探偵、金田一耕助。様々な作品が何度も映画化され、テレビ版も複数あるので、金田一耕助を演じた俳優も多くいる。古くは片岡千恵蔵や石坂浩二など。最近では豊川悦治や稲垣吾郎も演じている。意外なところでは高倉健や渥美清、西田敏行らも金田一...
年齢を経てますます大切なのは、毎日を機嫌よく過ごす力「ごきげん力」ではないでしょうか。 人生いいこともあれば、悪いこともある。馬が合う人もいれば、合わない人もいる。でも、どんなときでも「ごきげん力」さえあれば、大丈夫。 元吉本興業の名物マネージャーで、現在、「笑い」や「元気」などをテーマに年間30...