うつ病予防 仕事量よりも重視すべきは◯◯ 専門家指摘
AERAうつは、日本人の約15人に1人が生涯に一度は経験するといわれるほど、「よくある病気」になってきた。発症には素因や性格傾向が大きく関与する一方で、環境の影響も少なくない。とくに30 代、40代は、責任が増し、何かと負担が重い年代だ。お金、健康の不安、夫婦の不和、子どもの進路、親の介護、自分の将来、職...
うつは、日本人の約15人に1人が生涯に一度は経験するといわれるほど、「よくある病気」になってきた。発症には素因や性格傾向が大きく関与する一方で、環境の影響も少なくない。とくに30 代、40代は、責任が増し、何かと負担が重い年代だ。お金、健康の不安、夫婦の不和、子どもの進路、親の介護、自分の将来、職...
男性が介護をする場合、その対象は平均寿命が長い女性、つまり母になることが圧倒的に多い。50代以上の全国の男性へのウェブアンケートでも、介護が必要な親を持つ人のうち、実に74%が「母」と答えた。 男性介護者として特に不利や苦労だと感じる点を質問したところ、「親といえども相手は女性。男としてはシモの世...
歴史学者や作家が「昭和天皇実録」を読み解くなかで、新たな昭和史の断面、昭和天皇の素顔が浮かび上がってきた。政治学者の原武史・明治学院大学教授(52)は母、貞明皇后との微妙な親子関係に注目し、そこからつながる昭和天皇のカトリックへの傾倒とその狙いを分析した。* * *「昭和天皇実録」で私が注目し...
かつて西洋では魔女や魔法の存在が身近に感じられていた時代があった。ここ日本でも、古くは祈祷師や呪術を疑うことはなかった。しかし科学が進化し近代化するにつれ、そうした“迷信めいたもの”は姿を消していった…… とされている。 ところが、魔法は死に絶えてはいないと語るのが作家の海野弘氏だ。彼は、むしろ近...
お金を貯めるのには様々な方法がある。夫婦の場合は、こんなチームワークで貯蓄に成功しているケースもあるようだ。 夫婦で役割を分担し、二人三脚で貯めているのは、電機メーカーに勤務する男性(43)。彼の役割は貯める人。妻(40)が監査する人だ。「1年間に300万円貯めることを妻と約束しています。すべては...
「日本維新の会」と「結いの党」が合併し、21日に発足した「維新の党」。それぞれ1度、党分裂を経験しているだけに「バツイチ同士の再婚」とも言われているが、国会議員は52人(維新38人、結い14人)にまで拡大。公明党を抜いて第3党になった。 橋下徹(45)、江田憲司(58)両共同代表は「今後も民主党やみ...
ドラマや映画、雑誌、CMと、需要の高い「赤ちゃんタレント」。なかでも花形はオムツCMだろう。倍率は100倍以上ともいわれる狭き門で、オムツCMならではの仕事もある。 オムツCMの場合、オーディションでは当然、「お尻も見せてください」 と頼むことが多い。 スタイルや顔のほか、オムツにフィットするお尻...
生活の中でついついお金を使ってしまい、なかなか貯められない…… そんな人には、ある傾向があるようだ。あなたの「貯められない度」はどのくらい? 物流会社に勤める女性(30)は、行きつけの近所のスーパーを「冷蔵庫」と呼んでいる。会社帰りに一つ150円の総菜を買うのが日課で、一回寄ると500円は使ってし...
先月、都内で「自分史フェスティバル」が開かれ、自分史の講座や自費出版サービスの紹介、執筆者の発表会などがあった。前年を約500人も上回る2100人が来場し、ブームの過熱ぶりをうかがわせた。 実行委員長の高橋厚人・一般社団法人自分史活用推進協議会理事は「『関心はあるけど、私が書く価値なんてあるだろう...
朝日新聞が今まで誤報を繰り返した「従軍慰安婦報道」。田原総一朗氏が改めて、この問題を検証する。* * * 朝日新聞が吉田清治という人物の「証言」に踊らされて誤報を繰り返した問題で、あらためて慰安婦問題の報道を点検した。 そして、1996年2月5日に国連人権委員会に提出されたクマラスワミ報告書に...
今年4月には8%になり、そして来年10月には10%へと増税される消費税。しかしこの消費税の再増税延期を求める論調が、海外の有力メディアで高まっている。 9月11日付の米紙ニューヨーク・タイムズの社説には、安倍晋三首相も財務省も驚いたことだろう。「日本経済の問題解決策」と題し、なんと来年10月に予定...
創業者と現社長のバトルが泥沼化している。みんなの党の渡辺喜美前代表(62)と浅尾慶一郎代表(50)。 コトの発端は、8億円借り入れ問題で4月に代表を辞任した渡辺氏が今月10日、党所属議員21人のうち11人を集めて会合を開いたこと。「浅尾代表が野党再編に走るのであれば、辞めてもらいたい」とブチまけた...
皇后・美智子さまは今年10月で80歳、傘寿を迎えられる。ジャーナリストの渡邉みどりさん(80)が、テレビ中継で飛び込んだ衝撃的な映像を振り返る。* * * 昭和50(1975)年9月30日。昭和天皇と香淳皇后が戦後30年の節目に、アメリカ訪問にご出発になる日でした。日本テレビのディレクター職に...
今年9月、世界で初めてiPS細胞から作った網膜の移植手術が成功した。日々向上する科学技術。iPS細胞の生みの親である京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥所長(52)と、その支援を続ける稲盛和夫・京セラ名誉会長(82)が、科学と倫理の複雑な関係を話す。* * *山中:寿命が延びて今の世代はよかった...
35歳以上の人が、転職活動で失敗する最大の理由は、仕事内容や条件のギャップだった――。そんな実態が、人材サービス大手のエン・ジャパンが行ったアンケート調査で明らかになった。 この調査は、転職コンサルタント(147人)に対して、年齢がネックとなり転職が厳しいとされる35歳以上(管理職相当)の転職事情...
社員の健康管理のために、努力する企業が増えている。中には簡単なゲームで社員のダイエットを成功に導いた例もある。 飲み会の後はシメのラーメン。さらに帰宅後、寝る前のお茶漬け。アイスクリームも大好き。運動はゼロ。こんな生活を続けていたら、67キロの体重がいつの間にか95キロになっていた。警備業界大手「...
財政赤字が悲惨な状況にある日本。“伝説のトレーダー”と呼ばれた藤巻健史氏は、日銀の国債購入で破綻が露呈していないだけだと痛烈に批判する。* * * 先日、テニスで素晴らしいショットをしたら皆に「錦織選手の3歳のときのショット並みに素晴らしかったよ」と褒められた。いい気になって帰宅し、テレビを見...
リアルに会わなくても、個人個人がつながることができてしまうSNS時代。便利なはずのツールが、離婚後の親子関係を複雑化させている。 1年前に離婚して娘を1人で育てる、教員の女性(37)は最近、別れた夫と娘の付き合わせ方で悩んでいる。特に2人のメールのやり取りだ。 夜8時過ぎ、小学1年の長女が寝静まっ...
波瀾万丈の役柄とは対照的な円満結婚にこぎつけた。NHKの連続テレビ小説「花子とアン」で、夫がいながら恋人と駆け落ちした歌人・柳原白蓮をモデルにした蓮子を演じた女優の仲間由紀恵(34)が9月18日、俳優の田中哲司(48)と結婚したのだ。名脇役が国民的女優を射止めた内幕は──。 そもそも2人の出会いは...
「全員が一丸となって、自民党の政治に正々堂々と対峙(たいじ)する姿勢を固めなければいけない」 9月16日、盛岡市で開かれた民主党の両院議員総会。新役員人事を決めた海江田万里代表(65)は、ふっ切れた様子で決意を述べた。 1年ぶりとなった今回の役員人事では、自身と距離のあった党内「6人衆」のうち、岡田...
9月18日~21日、日本や世界各地からゲームのハードウェア・ソフトウェアメーカーが出展する東京ゲームショウ2014が開催された。32 カ国・地域から 過去最多の 421 企業・団体 が出展した今回のゲームショウ。会場の幕張メッセには歴代2位の25万1832人の人が訪れた。 初日には、「日本ゲーム大...
長寿はめでたい。だが、単純にそう喜んでばかりいられない時代になってきた。 総務省の「家計調査年報」(2013年)によると、夫が65歳以上で妻が60歳以上の、現役を引退して年金が主な収入源となっている無職の高齢夫婦世帯の平均的な収入は約21万円。支出は食費や住居費、税金や社会保険料などを合わせて約2...
京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥所長(52)が2006年に生み出した「夢の細胞」を用いた再生医療が世界で初めて実施された。理化学研究所などのチームがiPS細胞から作った網膜の組織を患者に移植する手術に成功したのだ。山中所長と自身の財団を通じ、支援してきた稲盛和夫・京セラ名誉会長(82)と対談を行...
文筆家の北原みのり氏は、東京都議会のセクハラヤジ問題は根深いという。* * *「早く結婚したらいい」のヤジが問題になった東京都議会で、先日、「男女共同参画社会推進議員連盟」の会議が5年ぶりに開かれた。もちろんセクハラヤジ再発防止につなげるためだ。 それなのに、新会長に就任した自民党の野島善司議...
アイドル的な人気の秋篠宮家の次女、佳子さま(19)が学習院大学を退学した。姉の眞子さま(22)が今春卒業した国際基督教大学(ICU)を受験するためというが、2年生の前期を終えたタイミングでの決断に、キャンパス内でもネット上でもさまざまな臆測が飛び交う。取材から浮かび上がった美しきプリンセスの心中と...
女性の社会進出が叫ばれ、一方では深刻な少子化が問題とされているなか、妊活・妊娠・子育て中の女性たちどう思っているのだろうか? 妊娠・出産・育児までをトータルでサポートするスマートフォン向け情報サイト『ルナルナ ファミリー』を運営する株式会社エムティーアイが、同サイト利用者を対象に「妊活・妊娠・子育...
今年、創立100周年を迎えた宝塚歌劇(タカラヅカ)。その舞台に立つためには、ある意味で大学受験以上に厳しい試験を突破しなければならない。 宝塚歌劇のきらびやかな世界は、女性たちを惹きつけてきた。舞台に立つのは女性だけで、全員が専門の養成機関である宝塚音楽学校の卒業生だ。彼女たちは同校で2年間、舞台...
作家の室井佑月氏が原発推進派の意見にこういう。* * * 9月11日の共同通信のニュースによると、「2011年の東日本大震災の直後、日本に派遣された国連チームが作成した報告書で、東京電力福島第1原発の事故を『コントロール(制御)できていない』と記述したことに対し、外務省側が『表現が強すぎるので...
イクメンが増えた今、「育児の経験が仕事の役にも立った」と結果として実感している男性は少なくないはずだ。だが「仕事に役立つのだから育児をしよう」と誘導する手法となると、受け止め方はさまざまだ。 アエラ9月1日号の特集「男がつらい!」に掲載した男性5人の座談会では「男性が家事や育児をするためにインセン...
佳子さまが8月末日付で学習院大学文学部を退学――。宮内庁がそう9月11日に発表すると、ネット上には即座に佳子さまを心配するスレッドが立ち、「何があったの?」「単位が足りないのかな」「いじめかな。人間関係でトラブったのかな?」 等々、驚きとともに、心配する声が相次いだ。学習院のキャンパス内も同じだっ...