女性管理職の働きがいは上司で決まる?
AERA「2020年に女性管理職の比率を30%にする」政府が掲げた目標に、各企業が必死に取り組んでいる。そんな先進企業で働く女性管理職をやる気にさせるコツとは。(編集部・高橋有紀、ライター・和久井香菜子)●みずほ銀行環境を作る上司も表彰 実際、女性は増えたなあと感じる。みずほ銀行丸之内第二部、法人営業の副部...
「2020年に女性管理職の比率を30%にする」政府が掲げた目標に、各企業が必死に取り組んでいる。そんな先進企業で働く女性管理職をやる気にさせるコツとは。(編集部・高橋有紀、ライター・和久井香菜子)●みずほ銀行環境を作る上司も表彰 実際、女性は増えたなあと感じる。みずほ銀行丸之内第二部、法人営業の副部...
世のビジネスマン・ビジネスウーマンは忙しい。だがその忙しさは、一体どこから来るものなのか。改めて考察してみた。 アエラは今年6月、首都圏の1都3県に住む30~50代の会社員男女527人を対象に調査を行った。そこでは、6割が「以前より忙しいと感じる」と回答。忙しいと感じている人の3割は「職場の人員が...
子どもに才能の片鱗が見えたら、伸ばしてやりたいのが親心。五輪メダリストの親から教育の秘訣を学ぼう。 天才が育った背景には、必ず親の力がある。平岡卓(18)は、雪の少ない奈良県で育ちながら、ソチ五輪スノーボード男子ハーフパイプ銅メダリストになった。 キーパーソンは父・賢治(55)だ。自身は高校からス...
文筆家の北原みのり氏は、お見合いをしている女性に話を聞いて、こんなことを思ったという。* * *「婚活ブーム」だからなのだろうか。50回以上お見合いしたとか、お見合いで結婚した! という女性に最近たて続けに会っている。みな20代後半から30代前半。彼女たちに「若いのに何故結婚を急ぐの?」と聞け...
「つまらない」と思いながら鬱々と働くより、やりがいや自身の成長を実感しつつ働くほうが幸せ。でも、だからといって、「働きがい」さえあれば長時間労働でも低賃金でもいい、というのは違います。 ITベンチャーに転職した20代の女性。入社時の研修で企業理念を説かれ、「感動した」という。「ビジネスにはルールがあ...
世界遺産登録を受け、にわかに脚光を浴びている、群馬県・富岡製糸場。明治5年、殖産興業を推し進める政府肝いりの官営工場として設立されたことは日本史の教科書でおなじみ。レンガの外観で有名な繭倉庫や繰糸場が、明治時代の姿そのままに残っている。 今回、世界遺産には、ほかにも三つの文化財が登録された。蚕の...
東京都在住の会社員、吉川登喜子さん(仮名・41歳)は、数年前からわきの臭いと汗の多さが気になっていた。営業の仕事で人と会うことも多いため、夏が近づくと相手に不快な思いをさせているのではないかと不安に思い、精神的にもかなりの負担となっていた。 そんなある日、書店でわきがやわき汗についての本を探してい...
サッカーワールドカップブラジル大会の決勝トーナメントで29日(日本時間30日)に行われたコスタリカ対ギリシャ戦は。PK戦を5-3で制したコスタリカの勝利に終わった。試合は1点を先制されたギリシャがロスタイムに同点に追いつき、延長戦を戦ったが勝負がつかずPK戦に。4人目がPKを外したギリシャに対し、...
「ゆとり世代」最後の2014年入試は、浪人を回避する生徒が増えたため、ここしばらく続く「現役志向」がより強くなった。「東大合格者が多い進学校では、例年どおり第1志望の大学を受ける生徒が多かったのですが、それ以外では安全志向が見られました」(駿台予備学校情報センターの石原賢一センター長) 本誌は全国の...
80年代、テレビで人気の学園ドラマ「不良少女とよばれて」「スクール・ウォーズ」の不良役として鋭い眼光と激しいアクションで魅了した俳優・松村雄基さん(50)。実は当時、親代わりだった祖母が倒れ、その後20年間、介護が続いたという。その時の話を聞いた。* * * 家庭の事情で、生まれたときから祖母...
勝ち星を積み重ねる巨人・原監督の采配に野球解説者の東尾修氏は、勝つことへの執念を感じたとこう語る。* * * 交流戦がほぼ終わって、セ・リーグで巨人が頭一つどころか、大きく抜け出した。広島、阪神が大きく後退して大本命が出てきた。こういった展開になると、巨人以外のチームは2位を取りにいく展開にな...
大政奉還が行われ、新政府が日本を治めた明治時代。その際、新政府に会津藩は討伐されたが、当時会津藩を治めていた会津松平家の第14代当主・松平保久(もりひさ)氏は今も「どうして会津藩を追い詰めたのか」という思いがあるという。* * * 初代会津藩主の保科正之は、3代将軍家光の腹違いの弟です。松平姓...
総務省の家計調査によれば、主な収入を年金などに頼る65歳以上のシングル世帯は毎月約3万4千円の赤字、65歳から90歳までの26年間赤字だとすると約1千万円足りないという。賢く資産形成を考えるための、節約術を紹介する。 まず、民間保険の税制優遇を上手に活用したい。 年末調整や確定申告で「生命保険料控...
「暑くない?」 「おなか壊さないようにね」 道行く人々が次々に足を止め、声をかける。目線の先には4頭の雌ヤギ。除草のプロとして富山県の牧場からやってきた。 彼女たちの「仕事場」は、都市再生機構(UR)が管理する町田山崎団地(東京都)。 「ヤギによる除草は機械除草で排出される二酸化炭素の抑制だけで...
夜の海岸で携帯電話を天にかざす人々。今年の世界報道写真コンテスト大賞作だ。幻想的で、“報道写真”らしからぬ印象を受ける。審査員を務めたニューズウィーク日本版フォトディレクターの片岡英子さんは言う。 「審査では、一瞬で受ける衝撃の大きさは優先されず、見る者の視線を長く引きつけ、考えさせるきっかけをく...
「売れるから置かない」。現在、新雑誌創刊に向けて準備している堀江貴文氏はその言葉を聞いて、本や雑誌を売るためには、やはり営業努力が必要なことを痛感したという。* * * 書籍を出すにあたって著者のPRに頼る体質というのは以前よりも強くなっている気がしている。だから出版社はマスメディアだけでなく、...
一般に、「長時間労働や残業代未払いなど若者を酷使する企業」とされるブラック企業。恐れる気持ちはわかる。だが、恐れすぎていないか。中には単純なミスマッチなだけでブラックだと勘違いしてしまう学生もいるようだ。真性ブラック企業を見分ける方法とは。 真性ブラックを回避するのは、実は簡単だ。「採用条件に疑問...
夏が近づくと誰もが気になる、汗と体臭の問題。人と会ったり、大勢の人の目にさらされたりする職業の人には特に深刻だが、本人が気にするほどではないことも多いという。多汗症とわきがは別の病気だが、汗を抑える治療がわきがに有効なこともある。 東京都在住の会社員、橋詰真梨さん(仮名・24歳)は、子どものころか...
全米オープンゴルフ選手権での日本勢の残念な結果に対して、プロゴルファーの丸山茂樹氏はこういう。* * * 今季の海外メジャー第2戦、全米オープンゴルフ選手権(6月12~15日、米ノースカロライナ州のパインハースト・リゾート)は、29歳のマルティン・カイマー(ドイツ)が通算9アンダーで圧勝しまし...
作家の室井佑月氏は最近「自衛官だからいいの?」と思ったことがあるという。* * * テレビでワールドカップ、日本vs.コートジボワールを観た。前半、日本の本田選手が1点入れ、そのまま勝ち逃げで! と必死こいて祈ったが、後半、ドログバ選手が現れて試合の流れが変わってしまった。 こういうことってあ...
2003年、アメリカのイラク侵攻を支持し、イラクのサマワに自衛隊派遣した日本。10年たった今、その総括を日本はしなければならないとジャーナリストの田原総一朗はいう。* * * アルカイダから派生したといわれるスンニ派テロ組織「ISIS(イラク・シリア・イスラム国)」が、イラク北部の主要部を掌握...
「下妻物語」「嫌われ松子の一生」「告白」……。中島哲也監督といえば、その作品ごとに、“この人はいったい誰?”と、観る側をハッとさせるような役者を起用してきた。小松菜奈さんは、中島監督の最新作「渇き。」で、役所広司さん演じる主人公の娘役にオーディションで選ばれた。今作がスクリーンデビューとなる。「人前...
オトナな独身ならではの、こじらせぎみな恋愛事情。カリスマ恋愛ブロガー・ゴマブッ子さんに、取材で集まったお悩みをブッタ斬ってもらった。* * * 41歳女性からの質問:元職場の上司と3年ほど付き合っています。彼からのメールもまめで、一緒に旅行もします。相手の家庭を壊すつもりはありません。でも、元同僚...
福岡県筑後市のリサイクルショップ従業員の日高崇さん(当時22)を殺害した疑いで、中尾伸也容疑者(47)と妻の知佐容疑者(45)が逮捕された。伸也容疑者は知佐容疑者に促され、普段から従業員に対して暴行をしていたという。 夫を意のままに操って暴力で従業員を支配するなど女帝の如く君臨した知佐容疑者はどん...
インド洋に浮かぶマンゴーのような形の小さな島国、スリランカ。周囲を海に囲まれ、一年中濃い緑に包まれる常夏の島は近年リゾート地としても注目を浴びている。 観光客が増えたとはいえ、普段はのんびりとした雰囲気が漂うスリランカ。ただし、8月だけは例外だ。地元の人のみならず、世界中から集まる観光客で文字通り...
アプリのプログラミングからゲーム開発まで。IT技術の習得年齢は年々下がっている。デジタルキッズの育成に企業が取り組み始めた。 ドラゴンクエストXのディレクター、齋藤力さんの講演が終わると、中高生たちから矢継ぎ早に質問が飛んだ。「モンスター1体作るのに期間はどれぐらい?」「プログラマーが最低限身につ...
安倍晋三首相(59)がアベノミクスの帰趨(きすう)を決める新たな「成長戦略」を発表する。成長戦略のいわば、「裏メニュー」として経済界の注目を集めるのが解禁された武器輸出だ。 安倍政権は4月、これまで武器輸出を原則禁止していた「武器輸出三原則」を緩和。条件を満たせば輸出することを認めたのだ。防衛省...
親が子どもを捨てる事件が相次いでいる。東京都足立区では、死亡した次男を約1年前に河口湖に捨てたと供述する夫婦が逮捕され、神奈川県厚木市では、死亡後、7年以上放置されていた男児の白骨遺体が見つかった。発覚までこんなに時間がかかるのは、なぜか。 文部科学省によると、1年以上、行政が所在を確認できない小...
孫が祖父母を介護する――。そんな時代が、やってきたのだろうか。 日本ではいま65歳以上が4人に1人に達している。高齢者は今後も増え続けるなか、1人のお年寄りを少人数で支えねばならない「肩車型」は年金と同様、介護でも当てはまる。 だが、その実態を示す詳しいデータはほとんど見当たらない。 国は12年の...
ワーママや介護世代の労働者に、自由な働き方の選択肢を示す、との考えで、安倍政権が成長戦略第2弾に盛り込むのが「ホワイトカラー・エグゼンプション」(WE)。しかしそこには、賛否両論があるようだ。 労働基準法は、従業員を働かせていい時間を「1日8時間、週40時間」と定め、これを超えた残業には割増賃金を...