待遇面では天国の米PGAツアー 莫大な放映権料収入がカギ
週刊朝日プロゴルファーの丸山茂樹氏が、米PGAツアーの素晴らしさについて語った。最高なのは賞金総額だけではないという。* * * 年が明けてすぐ、ロサンゼルスの自宅に戻ってきました。昼間の気温は20度ぐらいあって、暖かいですよ。 3月中旬まで、こちらでオフを過ごします。時差ボケもなくなり、トレーニング...
プロゴルファーの丸山茂樹氏が、米PGAツアーの素晴らしさについて語った。最高なのは賞金総額だけではないという。* * * 年が明けてすぐ、ロサンゼルスの自宅に戻ってきました。昼間の気温は20度ぐらいあって、暖かいですよ。 3月中旬まで、こちらでオフを過ごします。時差ボケもなくなり、トレーニング...
昨年末以来、安倍晋三首相は“躁状態”が続いているという。1月6日の年頭記者会見では、景気回復や憲法改正などへの意欲を語り、7日に都内で開かれた新年互礼会では、参加した政治家や経済人らを前に「(都知事選候補として)我こそはという人は手を挙げていただきたい」と冗談めかして呼びかける。 年明け早々に掲載...
科学技術の進歩で、人のゲノム(全遺伝情報)も読むことができるようになった現在。遺伝子検査と生殖技術を組み合わせることで、自分の望んだ通りの赤ちゃんを生むことができるようになるかもしれない。 親が望む特徴をもつ赤ちゃんを遺伝子操作で作る「デザイナーベビー」はSFの話。だが、米国の「23andMe」社...
元文化放送アナウンサーで作家の落合恵子さんと、「男はつらいよ」シリーズで有名な映画監督の山田洋次さんと対談した。二人が考える「老い」とは?* * *落合:折にふれて、時の権力は憲法を変えようとしますが、いつも心強いのは、監督から反対のメッセージをいただくことです。原発についても反対の立場を表明...
視聴率好調が伝えられるNHK連続テレビ小説「ごちそうさん」。夫婦役を演じる杏と東出昌大の好演や、キムラ緑子演じる和枝の「嫁いびり」など話題は尽きないが、毎回登場するおいしそうなお料理にも注目が集まっている。「朝からお腹が空く」「ごちそうさんを見るようになって、朝ごはんを食べるようになった」などの声...
「ちやほやされてるので、性格はオラオラ系。広島弁ですが、よろしくお願いします」 ペンギンのぬいぐるみ、アバランチはこんな紹介文とともに東京一日観光に参加した。 ツアーはぬいぐるみの旅行代理店「ウナギトラベル」が主催。宅配便で送られてくるぬいぐるみたちが、皇居や浅草などを周遊する様子を主催者の東園絵さ...
年末年始ジャカルタを訪問したライブドアの元社長・堀江貴文氏は、人口2億4千万人という一大マーケットのインドネシアにビジネスの可能性を感じたという。* * * 年末年始のお休みを利用して、たったの2泊3日だったが、インドネシアのジャカルタを訪問してきた。赤道直下の真夏の国だ。ビンタン島には行った...
早稲田大学国際教養学部の池田清彦教授は、昨年成立した特定秘密保護法を憂えて、「独裁国家を目指すなら、日本の未来は悲惨だ」と言い切った。* * * 安倍政権が何を目論んでいるのか、私には今一つ理解できない。TPPに加わってグローバリゼーションを推進することと、特定秘密保護法や憲法改悪で、国粋主義...
面白い番組の背景には、テレビマンたちの存在が欠かせない。彼らはムリを超え、時に緻密なまでの努力で番組を作り上げる。 バラエティー番組で昨年、見事な「スクープ」を飛ばしたのは、テレビ朝日の加地倫三(44)だ。演出・プロデュースを担当する「ロンドンハーツ」の9月の生放送で、お笑いコンビ「ロンドンブーツ...
センター試験が目前に迫っているが、受験生にとっての大敵はその「不安感」だ。精神科医の和田秀樹氏は実力を出し切るために「思い込むことが大事」だとアドバイスする。* * * 合格する力がある受験生が、試験当日、本来の力を発揮できないことがあります。本番で実力を発揮するために身につけてほしいのが「思...
本人不在の中、子どもに代わって親が結婚相手を探す「親コン」。結婚相談所「マトリックス」がホテルのパーティー会場で開く「親の代理婚活交流会」に、ノンフィクションライターの黒川祥子氏が潜り込み、取材した。* * * 同会で息子の婚活中の羽田優子さん(仮名・66歳)は、これまで3回、親コンに参加した...
就活に成績は無関係? そんな「常識」が崩れそうだ。現大学3年生の採用から、一部の企業が、学生に成績表を提出させるようになる。 日本の就職活動では、学生に成績表の提出を求めるのは内定を出した後か、最終面接の前という企業が多かった。NPO法人DSS(東京都千代田区)の辻太一朗代表は、採用活動に成績を活...
政府の公式見解から、ついに「デフレ」の文字が消えた。2012年12月に安倍晋三政権が発足してから1年余り。アベノミクスによって景気は回復し、株価も大きく上がった。果たして、このまま景気回復と株高傾向は続くのか。大物財界人、著名エコノミスト、経済学者など専門家13人に聞いた。 驚くことに、日経平均に...
「肉好き」の高齢者が増えており、高齢者=粗食というのは、過去のイメージになりつつある。医師の中にも、高齢者の肉食を勧める人は少なくないようだ。 1月7日、横浜市泉区。午後7時、細江順一さん(71)一家の夕食が始まった。この日のメニューは、恒例のしゃぶしゃぶ。肉と白菜、しらたき、豆腐が入った鍋とともに...
中国や韓国はもちろん、米国からも批判を受けた安倍首相の靖国神社参拝。ジャーナリストの田原総一朗氏は、あらためて日本の戦争、東京裁判について考えた。* * * 新しい年とはなったが、2013年12月26日に安倍晋三首相が靖国神社に参拝したこと、そしてこの行為に対する内外の反応について、あらためて...
もはやコミュニケーションツールとして欠かせない存在になったSNS。しかし、それが人間関係、とりわけ恋愛においては問題になることも少なくないようだ。 関西地方に住む女子大生(20)は、元交際相手から、別れた後にSNSで嫌がらせをされた。 男性はアルバイト先の同僚だった。何度か言い寄られて交際を始めた...
作家の室井佑月氏が今、話したいのは年末に起きたこと。世間の休み気分を利用したようで「いやらしい」と感じてしまうという。* * * あけましておめでとうございます。あれ? それって先週の新年発売号でいったっけ? けれど、その号は去年の年末に書いたもの。 今日は1月5日。あたしは仕事始めだし、もう...
いまだに謎の多く残る宇宙。先日、行われた作家の三浦しをんさんと国立天文台教授の小久保英一郎さんの対談講座では、宇宙に関する素朴な疑問が解き明かされた。そのなかで月に関しての質問も出たが、その存在理由はいまだ解明されていないという。* * *小久保:4番目の質問「月はなぜあるの?」ですが、これは...
この俳優を使えばヒットする――。そんな固定観念がテレビをダメにした。今どきの常識を打ち破り、人間の“本音”に迫ったとき、そのドラマは心を打つ。 視聴率40%超えを果たしたドラマ「半沢直樹」。総合演出を担当したTBSテレビの福澤克雄(49)は、ラグビーで鍛えた身長190センチの巨漢だ。「ドラえもん」...
さる医薬品メーカーの調査では、受験時にプレッシャーを感じた東大生は99%に達し、試験本番で困ったのは「急な下痢」との回答が多かった。平常心を保つことの難しさは万人の知るところだが、土壇場の精神力を育むのは健康的な食事と睡眠だろう。食事・睡眠・メンタル、それぞれの専門家に聞いた“受験必勝対策15カ条...
知的障害などがあって犯罪を繰り返す「累犯障害者」の救済の動きが広がりつつある。だが、共通するのは「孤立」や「貧困による生きづらさ」を抱えている点で、刑務所は身寄りのない人々にとって“安住の地”という声もある。 東京都葛飾区の社会福祉法人「原町成年寮」が運営する都内60カ所以上の施設には、知的障害者...
ここのところ頻繁に交わされている憲法論議。首都大学東京准教授で憲法学の専門家である木村草太氏によると、その中で多くの人の間に「誤解」が広まっているという。* * * 安倍政権発足後、改憲を視野に入れた憲法論議が再び持ち上がっています。 憲法については非常に思い入れのある改憲派と護憲派が5%ずつ、残...
今月23日に告示が迫った都知事選に細川護煕元首相(75)が立候補を表明。しかし細川氏が登場するまでの"主役"は、圧倒的な力を持つはずの安倍自民党を手玉に取り、東京都知事に躍り出ようとしていた舛添要一前参院議員(65)だった。 事実上の政界引退宣言をしたのは、わずか半年前、夏の参院選時だ。「完全に終...
松田聖子の『風立ちぬ』、小林旭の『熱き心に』など数多くの名曲を残した大瀧詠一さんが、昨年末急逝した。ライターである中西亜都子氏が思い出を語る。* * * 昨年12月30日、大瀧詠一氏がこの世を去った。享年65。あまりにも突然の訃報(ふほう)。正月三が日は、大瀧氏の音楽を聴き続け哀悼の意を表した...
製造した94品目、640万袋の回収という空前の騒ぎを起こしているアクリフーズ。健康被害を訴える人は1千人を超える。 消費者の健康とともに心配されるのが、風評被害だ。2008年1月に発覚した「中国製冷凍ギョーザ事件」では、農薬のメタミドホスが入ったギョーザを食べた千葉と兵庫の計10人が中毒症状を起こ...
新しいNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」が始まった。大河ドラマと言えば、毎回ドラマの舞台となった場所が注目されることになる。綾瀬はるか主演で話題となった昨年の「八重の桜」でも八重の故郷である会津藩、現在の福島県が注目され、ゆかりの地をたずねる観光客も増えた。 そうなると気になってくるのが「軍師官兵衛」...
今後、日本が避けては通れない社会保障改革。その改革について、元厚生労働相の舛添要一氏は次のように話す。* * * 社会保障の大胆な改革はムリといわれる。だが、最も重要なことは、お金は天から降ってはきません、ということ。それに尽きる。社会保障サービスを充実させたいなら税金や社会保険料などの負担を...
第87回キネマ旬報ベストテンが1月9日、発表された。2013年公開の映画が対象で、日本映画のベストワンに「ペコロスの母に会いに行く」が輝いた。ベストセラー小説が原作の「舟を編む」や「凶悪」などの名作を抑えて選ばれた。 長崎市在住の漫画家・岡野雄一さん(64)が認知症を患う母を介護する体験を描いた漫...
宇宙についての素朴な疑問を、作家の三浦しをんさんが、『宇宙の地図』の著者(観山正見氏との共著)で、国立天文台教授の小久保英一郎さんに聞く対談講座が行われた。そこで天文学者の意外な素顔が明らかにされた。* * *三浦:小久保先生の『宇宙の地図』という本では、国立天文台で小久保先生が立っているとこ...
2015年3月卒業予定の大学3年生の就職活動が始まったが、一方で採用した若者をひたすら酷使し使い捨てる「ブラック企業」が社会問題化している。 そもそも「ブラック企業」とは何か。若者の労働問題に取り組むNPO「POSSE(ポッセ)」代表で、著書『ブラック企業――日本を食いつぶす妖怪』で第13回大佛次...