タンス預金に価値なし「1ドル=150円」時代がやってくる?
週刊朝日専門家によれば、2014年は日本にとって「円安・インフレ(物価上昇)時代」の幕開けとなる可能性が高いという。 びとうファイナンシャルサービスの尾藤峰男代表取締役はこう言う。「日本は長期の円安時代に入りました。今年は1ドル=120円まで進んでもおかしくはない。中長期的に見れば、人口問題や財政懸念など...
専門家によれば、2014年は日本にとって「円安・インフレ(物価上昇)時代」の幕開けとなる可能性が高いという。 びとうファイナンシャルサービスの尾藤峰男代表取締役はこう言う。「日本は長期の円安時代に入りました。今年は1ドル=120円まで進んでもおかしくはない。中長期的に見れば、人口問題や財政懸念など...
太平洋戦争の終結を信じず、戦後29年間もフィリピン・ルバング島のジャングルに潜伏していた元陸軍少尉の小野田寛郎(ひろお)さんが1月16日、91歳で亡くなった。 潜伏中の1972年10月、日本政府は大捜索隊をルバング島に送りこんだ。その際に通訳をした元朝日新聞マニラ支局長の大野拓司(たくし)さんが、...
「『はなまるうどん』がホワイト企業すぎる」 昨年、ネット上がにわかに沸いた。「本当か?!」「俺、就職する」……スタッフや客らのつぶやきが相次いだ。「はなまるうどん」のはなまるでは通常、採用面接は本社か支社で行われるが、応募者が足を運べない場合は面接官が出向くこともある。年間休日は110日と特別多くは...
2008年ごろから、車にも恋愛にも興味がなくデートしても割り勘といった非恋愛体質の男性に対する「草食系男子」という呼称が定着。恋愛しない、できない男性という存在もかつてほどには珍しくなくなった。「『電車男』になりたいボクたち」(アエラ05年2月28日号)に「全国童貞連合」会長として登場したデザイナ...
14日昼、東京都港区のホテルオークラにある日本料理店「山里」で、細川護煕元首相(76)と小泉純一郎元首相(72)が会談。その後、ツーショットで東京都知事選(23日告示、2月9日投開票)への出馬会見を行った。 当初、出馬の正式表明は、後日設定された都庁での記者会見でする予定だった細川氏だが、小泉氏が...
新年にシンガポールへ旅行し、現地で働く日本男子と食事をした文筆家の北原みのり氏。日本女子にこんな格言を送った。 * * * お正月はシンガポールに行った。旅行中、シンガポールで働く30代の日本男性と食事をする機会があったのだけど、私は確信した。日本の男はどんどん海外に行くべきだよ! 20代で...
腸内細菌を40年以上研究している理化学研究所イノベーション推進センターの辨野義己(べんのよしみ)氏は、ヨーグルトを食べるようになって2年で腸内年齢が20歳も若返ったという。* * * 食事については、まず朝が納豆、野菜サラダ、海藻(とくにメカブ)とヨーグルト。昼は米を軽めに、海藻、野菜の煮物、...
知的障害または精神疾患がある人が微罪を重ねて何度も刑務所へ行くケースが増えている。受け皿づくりが急務のなか、NPO法人北九州ホームレス支援機構理事長の奥田知志さんは彼らの責任だけを問うのは問題だとこう話す。* * * 1988年から北九州を中心にホームレス支援をしています。炊き出し、居住支援、...
4月に迫った消費税の増税を前に、インテリアアイテムの買い替えを検討している人が増えているという。 洋服と同じく、室内装飾の色柄にも流行がある。「フェミニンな雰囲気のファッションがはやると、同じようなテイストのレースカーテンが売れるといったように、ファッションの流行がインテリアに与える影響は大き...
前日、木の葉に降り積もった雪が晴天にとけ、裃(かみしも)の肩衣(かたきぬ)にぱらりと落ちる――。 伊達政宗が眠る「瑞鳳殿」(仙台市)で1月2日、新年拝礼式があった。昭和60年から続く恒例行事だ。 裃姿で一堂に会した約30人は、いずれも伊達藩ゆかりの末裔で、「仙台藩志会」「大年寺会」「殉死者後裔会」...
アトピー性皮膚炎は治りにくい病気とされてきた。ところがステロイド外用薬を使った治療で寛解を維持できるという。アトピー性皮膚炎治療の現状を、日本皮膚科学会理事で、東京女子医科大学病院皮膚科主任教授の川島眞医師に聞いた。* * * アトピー性皮膚炎は、遺伝的要因と環境要因が複雑にからみあって発症す...
高齢化社会となった日本だが、今後、高齢者のイメージは変わっていきそうだ。ベビーブームに生まれ、様々なイノベーションを起こしてきた団塊の世代の高齢者たちは、これまでとはかなり違った価値観を持っているためだ。現在の高齢者の動向を調査している、博報堂「新しい大人文化研究所」所長の阪本節郎氏はこう言う。*...
日本で、“微笑みの貴公子”といえば、谷原章介さんのはず。 その柔和な雰囲気が一転するのが、相場英雄さん原作のドラマ「血の轍(わだち)」。かつての先輩で公安に移った志水(原田泰造)と対立する刑事・兎沢を演じる。最初に脚本を読んだ時は、志水役でのオファーだと思った。「今までの役や、谷原がやるだろうとい...
俳優の大沢樹生(みきお)さんが長男(17)との親子関係を否定し、母親で女優の喜多嶋舞さんが反論──昨年末からの騒動で、DNA鑑定が注目されている。アエラで1月上旬にインターネットを通じて調査したところ、DNA鑑定を行った大沢さんに同情する声が男女ともに4割を占めた一方、DNA鑑定に「抵抗はない」と...
ぬいぐるみの旅行代理店「ウナギトラベル」をご存じだろうか。宅配便で送られてくるぬいぐるみたちが、皇居や浅草などを周遊する様子を主催者の東園絵さんが撮影、リアルタイムでフェイスブックに更新するほか、CDに写真を収めて、ぬいぐるみとともに持ち主に送り返すサービスだ。料金は一日ツアーで2千~5千円ほど。...
読書家の間でブームを巻き起こしている知的書評合戦。 お薦め本をプレゼンするだけのシンプルなゲームがとにかく楽しい。(ライター・柿崎明子)* * *「生理痛は、睾丸をわしづかみにされる痛みに匹敵するというツイッターの書き込みを見て、衝撃を受けました」 会場に笑いが起こる。つかみは上々。昨秋、紀伊國屋...
今年45歳になる脚本家の河原雅彦氏が、昨年末の人生初体験について語った。* * * 明けましたね、新年。今年もよろしくお願いしまっす!と、雑に挨拶を書き記したところで本題。 以前、マクロビオティックにハマった知人に振り回され、「マクロビやるなら家でやれ!」と魂の咆哮をかました自分が、先月、あろ...
女優の片桐はいりさんは、演劇に関して「抜け」を求めるところがあるという。そうした姿勢は、幼少期にすでに根付いていたようだ。* * * 子供の頃、学校から帰る道すがら、いつも考えていた。今日あった出来事を、どんな順番でどんなふうに話したら面白いだろうか。どうしたら家族は笑ってくれるだろうか、と。...
乳酸菌やビフィズス菌が入って健康にいいと言われるヨーグルトや乳酸菌飲料だが、菌の働きは腸内環境を整えるだけなのか。健康面への効果は他にないのだろうか。 実は、各社がさまざまな試験を繰り返している。ヤクルト本社は2011年、感染リスクが高まる傾向が強い持久系種目のスポーツ選手を対象に、乳酸菌シロタ株...
寒ーい! 思わず、こう口走ってしまうこの季節、多くの人が手荒れに悩んでいるのではありませんか? 日用品化粧品新聞社によると、最低気温が10℃を下回ると空気の乾燥が著しくなり、水をよく使う仕事に就く人や家事、育児をこなす主婦などの手荒れが深刻化。そのため例年、11~12月ごろからスーパーやドラッグス...
彗星イヤーとして話題になった昨年。地球に近づく途中で消滅してしまった「アイソン彗星」も記憶に新しいが、そもそもその彗星はどこから来るのか、作家の三浦しをんさんと国立天文台教授の小久保英一郎さんの対談講座で、そうした宇宙の素朴な疑問を解説した。* * *小久保:「彗星はどこからくるの?」ですが、...
アトピー性皮膚炎はかゆみをともなう湿疹があらわれるアレルギー疾患の一つで、原因はまだ明らかになっていない。アトピー性皮膚炎になった皮膚は乾燥しやすくなり、ちょっとした刺激にも反応して炎症を起こしてしまう。 乳幼児期に発症することが多いが、約70%は小学校入学までには自然治癒するといわれる。しかし成...
ハワイ出身の力士「小錦」として活躍し、引退後はタレントとして活動しているKONISHIKIさん。妻であり所属事務所KONISHIKI POWER社長である小錦千絵さんとともに、精力的に活動している。出会った当時のことを、ふたりはこう振り返る。千絵:「初めて出会ったのは、私が働いていた診療所。彼が治...
心理学者の小倉千加子氏は、「教育という仕事」が見直されつつあるという。* * * 秋篠宮佳子さまが進学先に学習院大学文学部教育学科を選んだ時にその傾向は既に広まっていたのである。 教師になるという生き方。 教育学専攻のある大学院では修士課程の男子は博士課程に進学するよりは教員採用試験を突破して...
医師不足は現在の日本が抱える問題のひとつ。これが解消されれば、医師らに余裕が生まれ、医療技術の向上にもつながると順天堂大学教授の天野篤氏は話す。* * * 医学が進歩して、昔なら治療できなかった病気が治せるようになった結果、日本は長寿大国になった。そこに立ちはだかるのが、医療保険制度が立ちゆか...
日本では7500種類も販売されているというヨーグルト。最近では、国が定めた規格や基準を満たし、健康への効果の表示が許されたトクホ(特定保健用食品)もあるが、人気商品がトクホでないこともあるのは、なぜなのか。 トクホを取るのに、ヨーグルトや乳酸菌飲料のポイントは三つある。(1)便性の改善(2)腸内の...
経営破綻から見事V字回復を果たした日本航空(JAL)。その背景には、陣頭指揮を執った稲盛和夫氏(81)による「フィロソフィ(行動規範)」や「アメーバ経営」の導入があった。 日本の「ナショナル・フラッグ・キャリア」と呼ばれたJALが約4年前、経営破綻した。法的整理の手続きを踏んでも「再生は不可能」と...
「日本の『経済活力の低下』が目に余る」と嘆く“伝説のトレーダー”藤巻健史氏。これに労働意欲の低下が重なれば、「まさしく先進国病の症状である」と、日本社会に警告を告げる。* * * 1980年代には、「先進国病の原因は過度の社会福祉である」との激しい批判が起き、その結果、福祉の民営化や見直しが起こ...
司馬遼太郎の書いた「オホーツク街道」の主人公、オホーツク人には、会いたくても会えない。5世紀から10世紀ごろまでは北海道のオホーツク沿岸に生活していたが、姿を消した。 ただし、オホーツク街道には遺跡が残された。利尻・礼文(れぶん)島、稚内(わっかない)市、網走市、常呂(ところ)町(北見市)などの遺...
ヒット番組を生み出すテレビマンたち。彼らはそれを生み出すまでに、数々の「ムリ」を超えてきた。 日本テレビの高橋利之(46)は、「行列のできる法律相談所」「世界一受けたい授業」「有吉反省会」などの総合演出を手がける。この年末は局内最多となる7本もの特番を担当した。「ムリはたくさんあったけど、あんまり...