東京五輪メーンスタジアムのずさんな計画 裏に森元首相
AERA東京五輪のメーンスタジアムの建設計画が大幅に遅れている。設計作業が滞り、巨額予算に「税金の無駄遣い」の批判が相次ぐ。「最初に予算1300億円でコンペを実施した以上、工事費の上限は1300億円だからね」 昨年暮れ、国立競技場の建て替え計画を議題とする自民党の無駄撲滅プロジェクトチーム(PT)の会合が...
東京五輪のメーンスタジアムの建設計画が大幅に遅れている。設計作業が滞り、巨額予算に「税金の無駄遣い」の批判が相次ぐ。「最初に予算1300億円でコンペを実施した以上、工事費の上限は1300億円だからね」 昨年暮れ、国立競技場の建て替え計画を議題とする自民党の無駄撲滅プロジェクトチーム(PT)の会合が...
1月13日。第92回全国高校サッカー選手権の決勝は、初の北陸勢決戦になった。富山第一―星稜(石川)。ひと昔前までは「サッカー不毛の地」と言われていた北陸地方の2校がなぜ、選手権の頂点を争うまでに成長したのか。 そこには2人の名伯楽の存在があった。富山第一の長峰俊之部長と星稜の河崎護監督だ。 長峰部...
文筆家の北原みのり氏は、セックスグッズショップのオーナーが「国にロリコン規制をしてほしい」と話すのを聞いたという。その背景にあるものとは…。* * * 2020年東京オリンピックを前に、セックス産業界は、軽い鬱状態である。路面店を持っている会社は、どんな規制をされるのか、つぶされるのではないか...
スマートフォンやSNSの普及は、ストーカー問題とも無関係ではない。フェイスブック、LINE、ツイッターなどは便利な一方、恋愛では相手を縛り付けることもできる。近年では、ツイッターに端を発した10代によるストーカー事件も起こっている。 元交際相手がストーカーに転じてからのリスクは大きい。信頼して伝え...
楽をして正社員になりたい――。これが今の高校3年生、現役受験生の“夢”らしい。「さとり世代」とも呼ばれる彼らは、「入りたい」大学ではなく「入れる」大学を目指す。 そもそも、さとり世代とはどんな人々なのか。博報堂ブランドデザイン若者研究所リーダーで、新書『さとり世代』(角川oneテーマ21)の著書も...
身勝手な言い分に、傍聴席からタメ息が漏れた。 生後間もない乳児2人を相次いで捨てたとして、保護責任者遺棄の罪に問われた東京都大田区の無職、戸沼英明被告(33)とホステスで妻の千恵美被告(31)の初公判が1月15日、東京地裁で開かれた。 起訴内容は2010年1月30日、大田区内の民家の玄関先に、生ま...
卒業、入学、進学、就職、昇進、転居……一年を通して、一番たくさんの出会いと別れが訪れる、春。お世話になった人へ「ありがとう」、新しく出会う人へ「はじめまして」の気持ちを伝えるギフトを何にしようと、そろそろ考え始める時期ではないでしょうか?相手の喜ぶ顔を想像して、あれこれとギフトを選ぶ。このプロセス...
今やすっかり定着した婚活という言葉。最近では学生のうちから意識する女性もいるようだ。 結婚するにも会社選びのように努力が必要──。そんな風潮を「婚活」と最初に名づけたのは実はアエラ。2007年11月5日号「結婚したいなら“婚活”のススメ」に登場した元テレビ局勤務の女性(当時33)の発言が元になった...
ファッションデザイナーのドン小西氏が、14日小泉純一郎元首相の支援を受け「脱原発」で都知事選出馬を表明した細川護熙(もりひろ)元首相のファッションチェックをした。* * * 小泉さんとのツーショットが象徴してるよね。片方は、ド派手なネクタイでやる気満々をアピールする元やり手プロデューサー風。一...
安倍晋三政権は減税などで企業の負担を軽くし、その分を国民に押し付ける方向性を明確に打ち出した。負担増のポイントについて「家計の見直し相談センター」のファイナンシャルプランナー、藤川太氏がこう説明する。* * * 最初に言っておきたいのは、今回の負担増は文字どおり「けた違い」だということです。ど...
警視庁の広報課長は、キャリア組の「出世コース」のひとつとされている。元警察庁長官の国松孝次氏、原子力規制庁の初代長官で警視総監も務めた池田克彦氏など、名だたる警察OBが通ってきた道だ。 2012年8月、このポストに女性が初めて着任して話題を呼んだ。現職の小笠原和美氏(42)。慶応義塾大学総合政策学...
近年増えている、シェアハウスという住居スタイル。その形はさらに進化を続けているようだ。 黒を基調とした約50畳のダイニングキッチン。室内を飾るのは、オランダ・モーイ社のホースランプやピッグテーブルなど、個人の収入では一生縁のなさそうな高級インテリア。真っ赤なアイランドキッチンには、炊飯器やパンメー...
昨年は人気のアラフォー芸人たちが次々と「ゴールイン」した。「ナインティナイン」の矢部浩之、「ロンドンブーツ1号2号」の田村淳、「フットボールアワー」の後藤輝基、「ブラックマヨネーズ」の吉田敬、「ロザン」の宇治原史規……。 そんな中、あの大物独身芸人がついに婚活に力を入れているという。「ナイナイ」岡...
離婚調停中の妻への暴行と監禁の容疑で米国捜査当局に逮捕された、プロ野球東京ヤクルトスワローズのウラディミール・バレンティン外野手(29)。1月12日(日本時間13日)、バレンティンはカルラ夫人が暮らすフロリダ州マイアミの自宅に出向いたが、入室を断られ、窓から侵入。逃げるカルラ夫人の腕をつかむなどし...
TBSラジオ「全国こども電話相談室・リアル!」は、子ども向け長寿番組をリニューアルして6年目。自他共に「おせっかい」と認めるDJ「レモンさん」こと山本シュウさんと、男女の中学生タレント4人が、小中学生リスナーから寄せられるさまざまな悩みに対して、どうしたらいいか解決策を一緒に考えてくれるのが売りだ...
候補者の出馬表明が続き、都知事選への注目が集まっている。自民党が実施した直近の世論調査では、舛添要一元参院議員(65)の支持率がダントツ。最大の敵である細川護熙元首相(76)にダブルスコア以上の差をつけているという。そんなイケイケの自民党だが、党内の足並みをそろえるため、これまで小泉人気を前にアン...
拉致事件など三つの事件に関与し、逮捕監禁罪などに問われているオウム真理教元幹部、平田信(まこと)被告(48)の裁判が1月16日から始まった。死刑が確定している教団の大物長官ら3人が、証人出廷する注目の裁判だ。 検察側は、平田被告が東京・目黒公証役場の事務長だった仮谷清志さん(当時68)拉致事件の計...
「あずさ」、「ひたち」、「踊り子」、「草津」。これらの名称を見ただけで「これはJRの特急の名前だな」とすぐにわかった人は、この検定にチャレンジしてみてはいかがだろう。 一般社団法人日本鉄道テーマ検定実行委員会(東京都新宿区)が実施する日本初の本格的な鉄道検定「鉄道テーマ検定」は2014年3月9日に...
「一億総中流」という言葉は小泉改革以降消え去り、今や「格差」は当たり前の言葉だ。 アエラ2005年12月19日号の「ハッピー下流人の優雅な生活」という記事。年収300万円のカメラマン男性(当時27)に「あなたは『下流』では?」と尋ねた記者に、男性はこう返す。「うん、たぶんそうだと思います。まあ、30...
日本が輸出した「日の丸原発」第1号は、台湾にある。しかし、1999年に建設が始まったものの、稼働には至っていない。人為ミス、改ざん、施工不良、地震といった不安材料とともに、「3・11」をきっかけに反対運動にも火がついたという。“トラブル続き”の台湾の原発を「人力社」代表で旅行ライターの中山茂大氏(...
細川護熙(もりひろ)元首相が小泉純一郎元首相とタッグを組んで、衝撃的な都知事選出馬表明をした1月14日は、細川氏の76歳の誕生日だった。 細川氏の選対事務局のメンバーは現時点で約40人。自民党、日本維新の会、民主党、生活の党の現職議員らが派遣したスタッフと元議員らが事務局として詰めている。その一人...
刻々と変わる情勢の中、目が離せない東京都知事選。細川護熙(もりひろ)元首相も出馬を表明したが、細川氏が首相の座を降りたきっかけである佐川問題とは何だったのか。元参議院議員の平野貞夫氏(78)が明かす、その真相には意外な裏話があった。* * * 当時、連立与党の一つ、新生党の参議院議員だった私は...
近年学生などの間で広がる恋愛観は、従来のものとは少し変わってきているようだ。ときにはそのゆがみから、ストーカーなどに発展することも少なくない。 学生らに話を聞くと、近年、携帯やスマホで相手を束縛する動きがとても多いという。相手の携帯やスマホを壊すのは当たり前。異性との通信履歴は削除させ、内容確認の...
1998年に還暦を迎えると政界を電撃引退した細川護熙(もりひろ)元首相が都知事選への出馬を表明した。16年の間、陶芸家として活躍していた細川氏だが、業界からの評価は高かったようだ。 陶芸を始めたのは、引退からまもなくのこと。神奈川県湯河原町の自宅兼工房を「不東庵」と名づけた。「二度と東には行かない...
公開討論会が中止になるなど、告示前から波乱を迎えた東京都知事選。ジャーナリストの田原総一朗氏は細川護熙元首相の立候補表明会見から「妙な選挙戦になったものだ」という。* * * 東京都知事選挙に、細川護熙元首相が立候補を表明した。それまでは、舛添要一元厚生労働相の楽勝と見られていたのが、俄然、白...
視聴率で「あまちゃん」超えもしたNHK連続テレビ小説「ごちそうさん」。要因のひとつが、飯島奈美さんが担当する心づくしの料理。そこには、テレビには映らないこだわりがあった。 コーヒーと梅シロップをかけたかき氷に、メレンゲをのせて火をつける。その名も「焼氷(やきごおり)」。100年ほど前に実在したがレ...
北朝鮮を訪問していたアントニオ猪木参院議員(70)が1月16日に帰国した。昨年11月に続き、なぜ再び訪れたのか。猪木氏が本誌だけに語った。* * * 今回の訪朝の目的は三つです。まず、昨年11月に約束していた日本の国会議員団の訪朝計画を再確認すること。次に、1995年に平壌で38万人を集めた「...
約17年の逃亡生活の果てに、2011年の大晦日に出頭したオウム真理教元幹部、平田信(まこと)被告(48)の裁判がようやく始まった。拉致事件など三つの事件に関与し、逮捕監禁罪などに問われている平田被告。19年前に東京・目黒公証役場の事務長だった父、清志さん(当時68)を教団に拉致され、殺害された仮谷...
日本中が不安感にざわついていた2008年のリーマン・ショック。当時、仕事や人生の指針を求めた就職氷河期世代が傾倒したのが、経済評論家の勝間和代さんだった。彼女の考え方に触発された人々は、今どんな価値観をもっているのか。また、勝間さん自身は当時をどう振り返るのか、取材した。「年収10倍アップ」「会社...
日本からインドやトルコ、ベトナムへの原発輸出が議論を呼んでいるが、最初の「日の丸原発」は台湾にある。2011年の稼働を目指していたが、トラブル続きで現在も稼働に至らず。福島第一原発の事故をきっかけに、反対運動にも火がついた。「人力社」代表で旅行ライターの中山茂大氏(44)が、台湾の現状をルポした。...