特定秘密保護法は国民の差別意識を助長する?
週刊朝日狭山事件は、「冤罪(えんざい)」の問題であり、同時に「部落差別」の問題である。石川一雄さんの無罪を訴える運動は、部落解放同盟が長く支援してきた。映画『SAYAMA』の呼びかけ人の一人でもある、部落解放同盟中央本部の組坂繁之委員長は、現代の日本の差別構造は政府の手によるものだと批判する。* * ...
狭山事件は、「冤罪(えんざい)」の問題であり、同時に「部落差別」の問題である。石川一雄さんの無罪を訴える運動は、部落解放同盟が長く支援してきた。映画『SAYAMA』の呼びかけ人の一人でもある、部落解放同盟中央本部の組坂繁之委員長は、現代の日本の差別構造は政府の手によるものだと批判する。* * ...
近年定着してきたワーキングマザーという言葉。その働き方や意識は様々だが、背景には、サポート態勢の違いがあるようだ。 淡い期待は、歓迎会の日に脆くも崩れた。大手金融機関で働くユウコさん(44)の部署に今年4月、新しいマネジャーとして着任したのは、30代後半で2歳の子どもを持つ女性。社内でも「できる人...
与党が軽自動車税の増税を決定した。軽のユーザーは女性や低所得者、地方に多い。スズキの鈴木修会長兼社長は「弱いものイジメ」と抵抗したが、自民、公明両党は結局、5割の増税で来年度の税制改正大綱をまとめた。「完敗です」と鈴木氏。年間7200円の軽自動車税は、2015年4月以降に買った新車から1万800円...
ナンバー2処刑の裏には「金正恩の裏資金」発覚の犯人探しがあった──。「暴力的、かつ誇大妄想的独裁者」正恩氏は、またも核とミサイルに走るか。(編集部 小北清人)* * * 処刑された張成澤(チャンソンテク)氏の手による「エンマ帳」が、どこかに隠されているとの噂がある。 金正恩(キムジョンウン)第1書...
クリスマス、お正月と楽しいイベントが近づき街のイルミネーションに心躍るこの季節。そんな世間に反して、受験生とその親にとっては不安が増す時期でもある。あと1カ月と迫るセンター試験までにやるべきことは? 代々木ゼミナール講師の土屋文明氏に日本史対策を聞いた。* * * この時期になると、「知識が足...
住宅ローンは「史上最低金利」だという。一般的に住宅ローンは、「金利が低い時期は固定型、高い時期は変動型で借りる」のが鉄則といわれている。今後の金利上昇が見込まれることから、絶好の「借り時」「借り換え時」であるとも言えよう。どちらがいいのだろうか。 ファイナンシャルプランナー(FP)の池上秀司氏は、...
今年も残すところあと少し。この1年を通して、多く読まれた記事をジャンル別に集計してみました。「社会」「スポーツ」「芸能」そして「大人の話題」。それぞれ注目を集めたのはどんな話題?* * *●社会 自民党が圧勝したのが昨年末。そのせいか政治関係のニュースは上位になく、いじめや性犯罪などのニュースが目...
「吹奏楽の甲子園」と親しまれてきた普門館がもう使えない。「爆音」を育んできた巨大ホールが消えて、吹奏楽はどう変わる? 東京メトロの方南町駅(東京都杉並区)を降りて、環状七号線を北に進んでいくと、住宅街の一角に突如、圧倒的な存在感を放つ巨大な建物が現れる。吹奏楽の「聖地」、普門館だ。長年、全日本コンク...
今できる役が、やるべき役。鈴木京香さんはいつもそう思いながら芝居に取り組んでいる。ジャン・コクトー作「声」は、一人の女性が、電話の向こう側にいるかつての恋人に語りかけるという構成のモノローグ劇だ。演出の三谷幸喜さんと舞台でタッグを組むのは、三谷さんが脚本を手がけた1996年の「巌流島」以来、17年...
病院食といえば「早い、冷たい、まずい」だった。調理スタッフの勤務時間に合わせて早い時間に調理し、冷めた状態で提供されていたからだ。しかし最近ではそうした状況も確実に変化。料理研究家の協力で人気スープを提供する病院もある。 神奈川県鎌倉市にある、社会福祉法人聖テレジア会鎌倉リハビリテーション聖テレジ...
毎年やって来る憂鬱な行事、大掃除。リビングを何とか片づけたとしても、その他の場所はなかなか手が回らない……という人も多いのでは。大掃除の秘訣をその道のプロに聞いた。 とりあえずのリビングなどの大掃除が終わって、まだ時間があるなら、あとはモノが少ないところから掃除を始めるのがおすすめだ。トイレ、風呂...
12月11日、ロンドンで「主要8カ国(G8)」による「認知症サミット」が始まった。高齢化に伴う認知症患者の増加は、世界的な関心事になっているのだ。 65歳以上の10人に1人が発症するといわれる認知症。予備群も含めると800万人を数える。認知症全体の約6割を占めるのがアルツハイマー病だ。「最近のでき...
受験勉強はいくらやっても安心できないもの。センター試験はあと1カ月と迫り、何をやるべきなのかと焦る受験生も多い。得点アップが望めるこの時期の勉強法を河合塾の物理講師・浜島清利氏が教えてくれた。* * * 物理は現役・浪人の学力差が最も大きい科目です。例えば今の時期、現役生はセンター試験の過去問...
もうすぐ大学入試シーズンが始まる。センター試験は1月18、19日。今からでも得点アップは可能なのか。数学の極意を、Z会大学入試担当の江並孝浩氏に伺った。* * * 私は教材作成と、受講者からの質問対応を担当しています。なので、この時期に受験生の方々が何に悩むことが多いか、把握したうえでアドバイ...
スターバックスやマクドナルドの存在で、日本人はにとってコーヒーはより身近なものになった。その距離を一層縮めたのが、コンビニだ。セブン-イレブンは今年1月、挽きたてのコーヒーが一杯100円から楽しめるセルフ式コーヒー「セブンカフェ」を導入した。全国に約1万6千あるセブン全店にマシンを設置した9月には...
女性が追いかけるのは韓流スターやジャニーズ系アイドルだけではない。モーターバイク競技「MotoGP」のスター選手の追っかけ女性たちが熱い。 先月10日、専業主婦のミユキさん(47)は夕食の片付けをさっさと済ませると、万全な態勢でテレビの前に陣取った。二輪ロードレースの最高峰「MotoGP」の今季最...
甘利大臣の舌がん発症を機に、舌が気になりだした人も多いだろうが、舌のケア法は誤解されがちだ。 大事な舌のケアについて警鐘を鳴らす人物がいる。日本口臭学会常任理事で、ほんだ歯科(東大阪市)院長の本田俊一氏だ。「舌は非常にデリケートな器官で、体調不良やストレスなどによってすぐ動きが停滞してしまいます。...
【集中連載】アベノミクス効果で伸びる高額消費 今注目を集める高級品の新常識に迫る ~Vol.7 アーバンガーデニング/都会的ボタニカルライフ~ 「アベノミクス」の影響もあり高額商品市場が活況を呈している。しかし、同じく高額商品が飛ぶように売れた80年代のバブル景気とは様子が違い、ただ「高いもの」では...
週刊誌「AERA」(朝日新聞出版)の2014年新年合併号(2013年12月21日発売)の表紙に嵐が初登場、特集には5人の内面に迫った1万3000字のロングインタビューも掲載されている。「AERA」の表紙は創刊以来、写真家・坂田栄一郎さんが撮影する各界の著名人のポートレートだが、新年合併号には年頭を...
今年もやって来た年賀状を書く季節。でも、下手な文字を書くのは憂鬱なもの。そんな悩みを解決すべく、記者が「美文字の達人」に、マンツーマン指導をしてもらった。 指導してくださるのは、著書の『30日できれいな字が書けるペン字練習帳』シリーズ(宝島社)が累計269万部を突破した書家・中塚翠涛さん。タレント...
週刊朝日に連載中の「山藤章二の似顔絵塾」の第32回大賞作品が決定した。選考会には、タレントの壇蜜さんと大久保佳代子さんが登場。塾長・山藤章二さん、本誌編集長とともに選考した。選考中、話の流れで壇蜜さんの作品を見ることに。* * *編集長:壇蜜さんの作品も見てみたいですね。壇蜜:あ、いま私の作品...
とある大学で開かれた宇宙工学コンソーシアムに参加した、ライブドア元社長の堀江貴文氏。未来のロケット業界への熱い思いを明かした。* * * 先日、電気通信大学で開催された、UNISEC(大学宇宙工学コンソーシアム)のパネルディスカッションに参加してきた。毎年持ち回りでいろいろな大学で開催されてい...
ベテラン芸能記者たちが2013年を振り返る座談会で、ヒットドラマ「あまちゃん」の能年玲奈と逆に最低視聴率で話題になったドラマ「夫のカノジョ」の川口春奈についてこう評した。* * *D(芸能リポーター):今年はドラマの当たり年でした。「半沢直樹」(TBS系)や「あまちゃん」(NHK)が歴史的なヒ...
いよいよ開幕する全日本選手権。黄金期を迎えた男子フィギュアスケートの世界一厳しい代表選考会が始まる――。 18歳最後の夜だった。 高得点にわき上がる歓声とは裏腹に、羽生結弦(ゆずる)は首を振っていた。世界王者のパトリック・チャンをおさえてGPファイナルで優勝したにもかかわらず、「(点数は)出すぎ」...
世界の認知症の患者数は今後、爆発的に増加し、2050年までに現在の約3倍に達する――。こんなセンセーショナルな内容が、認知症サミットに先駆け、国際アルツハイマー病協会から発表された。アルツハイマー病の原因物質は「β(ベータ)アミロイド」というタンパクだが、発症を予防する決め手はあるのか。 先制医療...
フィギュアスケート界で、一人の少女の復活物語が進行している。木原万莉子、16歳。3万人に1人といわれる難病で2年間のブランクを余儀なくされながら、氷上に戻ってきた。そして11月の全日本ジュニア選手権で4位に入り、全日本選手権(12月21~23日、さいたまスーパーアリーナ)出場の切符を手にした。「1...
街中のイルミネーションがまばゆい季節になってきた。景気回復の兆しか、今年のクリスマスはサンタクロースの財布のヒモも少しゆるいようだ。玩具大手バンダイが発表した「今年のクリスマスに関する意識調査」(0~12歳の子どもを持つ親800人を対象、今年11月1日~4日調査実施)によると、親から子へのクリスマ...
バリバリ働く「バリキャリ」、自分の生活に合わせてユルく働く「ユルキャリ」……。一口にワーキングマザーといっても様々なタイプがいる。 企業でダイバーシティーに関するコンサルティングをする、NPO法人「GEWEL」の理事、本井稚恵さんは、各企業が女性社員を対象にしたセミナーを開き、先駆的バリキャリ層の...
芸能界の熱愛や破局、極秘密会の裏話など業界に精通したベテラン芸能記者たちが集まり、今年の芸能界を振り返った。その中で、今年の流行語を生み出したタレント滝川クリステルの恋愛事情が話題となった。* * *B(女性週刊誌記者):時事ネタ絡みで話題になったタレントでは、滝川クリステルが筆頭格でしょう。...
今年の政界はアベノミクスに始まり、参院選挙、消費増税、特定秘密法とすべて安倍自民党の一人勝ちだった。だが、あまりの強権ぶりに先行きを危惧する声も多い。日本維新の会国会議員団幹事長の松野頼久氏、新党代表の江田憲司氏、民主党前幹事長の細野豪志氏が政権奪取の“野望”を語り尽くした。* * *松野:江...