安っぽい靴音は「耳障り」? 高級靴に魅せられた女性たち
AERA靴に対する女性の欲望に理由はない。ホルモンの働きも関係ない。ただ買わずにはいられないだけなのだ(ドキュメンタリー映画「私が靴を愛するワケ」から)。この映画の一節のように、海外の高級ブランド靴に魅せられる女性は少なくない。彼女たちは靴1足に時には10万円以上もかけることもあるという。「セクシーな靴で...
靴に対する女性の欲望に理由はない。ホルモンの働きも関係ない。ただ買わずにはいられないだけなのだ(ドキュメンタリー映画「私が靴を愛するワケ」から)。この映画の一節のように、海外の高級ブランド靴に魅せられる女性は少なくない。彼女たちは靴1足に時には10万円以上もかけることもあるという。「セクシーな靴で...
日常的に目にする風景が、その人の人生の舞台である。朝、目覚めて、窓からビルが見えるか、氷河が見えるか、広大な草原が見えるか。それによって、人生はずいぶん違ってくる。 発売中の写真集『世界の絶景の家』(エクスナレッジ)では、絶景の中に佇む63軒の家が紹介されている。修道院から民家、ホテルまで、人類は...
NPO法人「市民ZOOネットワーク(東京都文京区)」が毎年、動物園や水族館での優れた飼育環境を実現する取り組みに対して贈る「エンリッチメト大賞」が決定した。本年度の大賞には「ふれあいペンギンビーチ 」(長崎ペンギン水族館)、「キリンのための飼育管理」(秋田市大森山動物園)、「オランウータンとシロテ...
数年前、化学メーカー・クラレの企業CM「ミラバケッソ」で一躍有名になったアルパカ。最近では、無印良品のポスター「人類は温暖か。」で、ぬいぐるみのような愛らしい姿を目にした人も多いだろう。実は、南米ペルーのアンデス地方に生息するラクダの仲間である。南米にはラクダの近縁種が4種類いて、大きい順にリャマ...
米国で毎年開催されている世界的な講演会「TED(テッド)カンファレンス」。テクノロジー、エンターテインメント、デザインの頭文字をとったもので、文化、芸術、科学など様々な分野の人々がアイデアを披露し、そのスピーチは「世界を変えるきっかけになる」と注目されている。「拝聴」は、年会費7500ドルを払った...
従業員に一体感をどう持たせるかは、多くの会社にとっての課題だろう。合唱を通して、チーム力を高めようとの取り組みがある。この「合唱チームビルディング」の現場を取材した。「合唱」を社内のチームワーク作りに役立てる。こんなユニークな活動をしているのは、ボイストレーナーで合唱指導者の永井千佳さん。このプロ...
1863年に結成され、今年で150周年を迎えた新選組。活動期間はわずか6年だったにも関わらず、今でも人々の心をつかむ。2012年に『光圀伝』で第3回山田風太郎賞を受賞した小説家・冲方丁(うぶかたとう)氏がその魅力を明かした。* * * 今秋から僕が原作を担当し、新撰組の土方歳三を主人公とした漫...
今年もあと1ヶ月。街ではクリスマス商戦がいよいよ本番だが、この時期はカレンダー売り場もにぎやかさを増す。お得意さまに配布される企業カレンダーで済ませる人もいる一方、毎年こだわりカレンダーを購入するという人も多いということだろう。 店頭に並ぶカレンダーには、遊び心あふれるものが多く、そのアイデアには...
まだまだ厳しい学生の就活事情にあっても、人気が高い理系学生。そんな就職に強い理系学生だが、その一方で理系ならではの大変さあるようだ。 都内有名私立大学の生物系学科を院まで修了した男性(29)は、就職活動時に専門を生かして研究したいと考え、食品メーカーなどを目指したが苦戦。彼の研究室は「頭はいらない...
ファッションデザイナーのドン小西さんが11月15日に米駐日大使に着任したキャロライン・ケネディ氏のファッションチェックをした。* * * 彼女のママのジャクリーン夫人は、流行の最先端をいくファッションアイコン的存在。そんなママへの反発かね。彼女のファッションは華やかというより質素。この日もベー...
インターネットが普及し、電子マネーなども登場している昨今。ライブドア元社長の堀江貴文氏はさらなるインターネットの未来をこう予見する。* * * 先週、立て続けにインターネットを利用して世界的に活躍している企業の経営陣と会う機会があった。彼らと話していて感じたことは、世界中の人が本格的にインター...
携帯音楽プレーヤーの「ウォークマン」、鮮やかな画像の「トリニトロンカラーテレビ」、家庭用ゲーム機「プレイステーション(PS)」…。革新的な商品で世界を席巻したソニーが、電機事業で稼げなくなって久しい。電機事業は売上高の6割を占めるが、2011年7~9月期から赤字続きだ。今年の4~6月期に黒字転換し...
ホームセンター「ジョイフル本田」(本社・茨城県土浦市)に非難が殺到したのは、今月半ばのことだった。矛先は、関東近郊の11店舗に設置してある「ドッグウォッシュマシン」。全自動で犬のシャンプーができるというものだが、これが物議を醸しているのだ。ネット上に動画がアップされたのが原因のようだ。 ジョイフル...
消費税率が来年4月、8%になる。それだけでも深刻なのに、その1年半後には10%まで引き上げられる予定だ。消費税は食料品をはじめ毎日買う商品にも一律にかかるだけに、年金で暮らす高齢者や、中小企業には大きな打撃となる。そのダメージを和らげるのが「軽減税率」だ。欧州各国では、食料品や水道・電気料金など毎...
紙を素材にしたジュエリーを作るペーパークラフト作家・佐藤ミチヒロさんの作品展が台湾で開催されている。 佐藤さんは関西在住で、長くドイツ・デュッセルドルフを拠点に活動してきた。今回の作品展はニューヨーク、北京に続いて、台北市内で12月1日まで開かれている。 11月9日、作品展の初日。台北市府中のアー...
近年イクメンという言葉が出回っているが、実際に育児休暇を取得している男性はごくわずか。一方で厚生労働省の調査では、「育休を取りたい」「育児のため短時間勤務制度を利用したい」と考える男性は3割を超える。それでも現状が変わらないのは、上司が部下の育児参加を妨げる「パタニティー・ハラスメント(パタハラ)...
ジャズシンガーの綾戸智恵さん(56)は、2004年に脳梗塞で倒れ、のちに認知症となった母ユヅルさん(88)を10年介護している。* * * 私、母のお葬式が楽しみです。どんなふうにしようかと練ってます。夢に見るときもあります。そんなこと言ったら驚かれますか? でもね、10年近くも介護してると、...
日本より先に米国とFTA(自由貿易協定)を結んだ韓国だが、そこに良い影響は表れていないようだ。実質GDPは鈍化し、輸出は米国向けが前年比4.1%増となったが、欧州向けが9.0%減だったことが響き、全体では1.3%減。FTAの経済効果を短期問で評価することは難しいが、現時点では国全体として目立ったプ...
解散からすでに40年以上経ったにもかかわらず、再び、ビートルズ・ブームが巻き起こっている。中でも話題なのは、ポール来日中の11月11日に発売されたビートルズの新しいアルバム。と言っても、もちろん新録音ではない。その魅力をライターの和田靜香氏が取材した。* * *「オン・エア~ライヴ・アット・ザ...
【集中連載】アベノミクス効果で伸びる高額消費 今注目を集める高級品の新常識に迫る~Vol.4 経年優化するマンション(三井不動産レジデンシャル)~ 「アベノミクス」の影響もあり高額商品市場が活況を呈している。しかし、同じく高額商品が飛ぶように売れた80年代のバブル景気とは様子が違い、ただ「高いもの」...
安倍内閣が経済再生に向けて展開するアベノミクスで、成長戦略の1つにあげた「女性の力」。しかし、今の日本の女性の社会進出は、世界から随分遅れている。世界経済フォーラムが毎年発表している「グローバル・ジェンダー・ギャップ・レポート」によれば、女性の社会進出度の評価における2012年度の日本の総合ランキ...
依然、厳しいとされる就職戦線の中、売り手市場が続いている理系学生。理系の場合、大学院に進むケースも少なくないが、学部卒と院卒では就職活動における闘い方がやや異なる。 現在、旧帝大や、首都圏の有名私立大クラスなど偏差値の高い大学の学生ほど、院進学が圧倒的な多数派。特に大企業では、院卒以上でないと研究...
7カ月後の2014年サッカーワールドカップ(W杯)ブラジル大会に向け、「ザックジャパン」のくもっていた視界が開けた。 W杯の前哨戦と位置づけられた6月のコンフェデレーションズ杯では、ブラジル、イタリア、メキシコに3連敗。さらに10月の東欧遠征では、セルビア、ベラルーシという「格下」相手にも立て続け...
景気が悪くなるとともに、スポーツカーはどんどん「高値」の花となり、憧れだった数々の名車が姿を消してしまった。しかし、ここへきて再び走る楽しさを求める人が増えてきた。自動車会社も「エコ一辺倒」から「エコも走りも両立」にシフトチェンジ。そうしたニーズに、自動車会社は「軽自動車のスポーツカー」という形で...
イクメンになるために必要になってくるのが育児休暇。しかしこれを職場で切り出すのはなかなか勇気がいるという人もいるのでは。イクメンたちはどうやって職場の反発を乗り越えているのか。 男性の育児参加を支援するNPO「ファザーリング・ジャパン」理事で三井物産子会社社長の川島高之さんは海外転勤を断り、PTA...
仕事で自分の意見を言う機会の多い作家の室井佑月氏。自分の意図しないところで、他人を苦しめる結果を招いたこともあったようだ。最近「なにが正しいことなのか?」とある人に聞いてみたという。* * * 去年の衆議院選の際、BSの選挙番組で、新右翼団体一水会代表の木村三浩さんとご一緒した。たまたま隣の席...
文筆家・北原みのり氏は、人気の「佐川男子」について、こう口惜しがる。* * *「佐川男子」という言葉が定着して久しい。クロネコの穏やかさ、優しさ、誠実さとは対極にある(ように見える)、飛脚の世界。青と白のストライプのシャツで走り回り、男の汗臭さをぷんぷんさせ、過酷な労働環境にも耐え抜く精神力と...
年齢を重ねると、脂っぽくこってりしたものが苦手になるという話はよく聞く。そして、“肉食”から、野菜と魚が中心の食生活に自然と移行する人も少なくない。 けれど、ここには落とし穴がある。実は“シニアこそ、肉を食べるべき”なのだそうだ。長年、高齢者の健康と食生活について調査を続ける、東京都健康長寿医療セ...
医師でもある福島県相馬市の立谷秀清市長にとって、そのアンケート結果は地域の将来を暗示しているように思えた。市内の女子中学生520人に将来の結婚について尋ねると、約4割が何らかの不安があると答えた。放射能が、子どもたちの心をむしばむ姿が浮かび上がった。「30年、40年先の地域を考えたら、主役は今の子...
安倍政権下でついに新しい政治体制が生まれた。自民、公明の枠組みに、維新の会、みんなの党の2党が加わった「2013年版連立政権」だ。衆院480議席のうち394議席、実に8割超を占める。その引き金を引いたのは“天下の悪法”特定秘密保護法案だが、さらにこれが憲法改正への道となるのだ。「修正協議で2党に妥...