中学受験に失敗しても京大に合格? 親も驚く学校とは
週刊朝日6年間かけてじっくり学力を向上させる、中高一貫校の人気が高い。関西には体力づくりのユニークなカリキュラムを取り入れ、京大合格者を輩出する中高一貫校がある。 その一つは開明(大阪)だ。1914(大正3)年に大阪商業会議所が国際人育成のために設立した大阪貿易語学校が前身。戦後は商業高校となり、64年に...
6年間かけてじっくり学力を向上させる、中高一貫校の人気が高い。関西には体力づくりのユニークなカリキュラムを取り入れ、京大合格者を輩出する中高一貫校がある。 その一つは開明(大阪)だ。1914(大正3)年に大阪商業会議所が国際人育成のために設立した大阪貿易語学校が前身。戦後は商業高校となり、64年に...
安全を軽視し、真実を隠蔽する――。福島第一原発の事故後も変わらない「原子カムラ」の体質は一体、どこからきたのか。17年前に怪死した動燃元幹部が残した内部の“機密文書”から本誌は新たな重要書類をいくつも発掘した。封印された数々の「闇の歴史」を公開する。 取材班は日本原子力研究開発機構(JAEA)の前...
グラスの中で微かに泡立ちながら輝く黄金の液体。それを目にした誰もが“シャンパン”だと思うだろう。だが、そこから立ち上るのは、どこか懐かしく食欲をそそる香り。これぞ“黄金のスープ”と呼ばれる幻の逸品、「ダブルコンソメスープ」だ。シャンパングラスで供される一杯は、ムッシュ嶋村の料理人生の結晶であり、美...
大物ルーキーとして常に話題の的になってきた藤浪晋太郎(阪神)。高校3年時にエースとして達成した史上7校目の春夏連覇の快挙は今も記憶に新しいが、プロ入り後も、藤浪には「甲子園で負けない」「打たれても負けがつかない」など、勝てる投手としてのイメージがついている。ただ、かつては「勝ちきれない投手」の時代...
作家の亀和田武氏は松井秀喜氏の引退後の去就について、こう分析する。* * * 松井秀喜の引退セレモニーを生中継で観ながら(この男のファンで良かったな)と、しみじみ思った。 中継で「球場に入ったとき、ファンの歓声が聞こえただけで、涙が出そうでした」と松井は語った。とくにどの場面でと訊かれ「ずっと...
「壇蜜に興奮!? 田原氏脱腸悪化で再入院」。ジャーナリストの田原総一朗氏が、タレントの壇蜜と対談した2日後、スポーツ各紙でそんな見出しが躍った。その対談の内容とは。* * *田原:グラビアアイドルとしてデビューしたのは29歳のときで、ヌードに近いような写真もずいぶん撮られてきたと思います。そうい...
8月10日開幕した世界陸上モスクワ大会。初日、男子100メートル予選が行われたが、日本人2選手は準決勝にも進めなかった。日本人が短距離で世界の表彰台に立つ…そんな夢を、東京大学大学院総合文化研究科教授の深代千之氏(58)は「夢ではありません」と語る。* * * 現在、陸上の短距離はジャマイカや...
高速増殖原型炉「もんじゅ」の点検放置など不祥事が続く日本原子力研究開発機構(JAEA)に対し、文部科学省は8月8日、改革の基本方針をまとめた。業務を整理し「もんじゅ」の運転に集中させるなどの内容だが、前途が茨の道であることは変わらない。 本誌が今春、6回にわたって連載したとおり、JAEAの前身であ...
昨今における日本人の言葉の使い方に警鐘を鳴らした新書『カネを積まれても使いたくない日本語』の著者である脚本家の内館牧子氏。著書の中で過剰な「へりくだり語」と「断定回避語」を問題視する内館氏は、東京大学大学院教授のロバート・キャンベル氏との「寄稿対談」で、理想の日本語の使い方について語った。* *...
さまざまなメディアが存在し、情報があふれる現代。広告は雑誌やテレビだけでなくウェブにも展開しているが、そのなかで勝ち残る広告メディアは何なのか。元ライブドア社長・堀江貴文氏が予測する。* * * キュレーションマガジン「Antenna」の私のサービスアドバイザー就任が決まった。 実はいま、キュ...
難関大学への進学実績から、中高一貫校の人気が高い。そこで本誌では、中学受験時の偏差値がそう高くないにもかかわらず進学実績がある、いわば“お得”な中高一貫校を調査した。 入学時の学力を6年間で伸ばしてくれて、国公立大の現役合格率が高い学校は、2007年と14年の偏差値を比べると、上昇しているケースが...
大胆な露出とミステリアスなキャラクターで日本の男たちを「ハァハァ」させている壇蜜(32)。その魅力にジャーナリストの田原総一朗(79)が果敢に切り込んだが、その翌々日には「壇蜜に興奮!? 田原氏脱腸悪化で再入院」などの見出しがスポーツ各紙に躍った……。注目の対談で2人は...
俳優、演出家、脚本家として活躍する河原雅彦氏は、他人のレシピで料理をする女性が増えていることに微妙な気分になるとこう話す。* * * 意外と思われることも多いのだが、料理をするのが大好きだ。 良い気分転換になるし、なにより自分の味付けが大好き。では、「料理上手なのか?」と問われれば、そんなの完...
日本人だからこそ、日本語の「過剰なへりくだり」には気づかないのかもしれない。東京大学大学院教授のロバート・キャンベル氏は新書『カネを積まれても使いたくない日本語』の著者である内館牧子氏との「寄稿対談」の中で、“敬語インフレ”が日本語の持つせっかくの力をそいでいると嘆く。* * * 日本語という...
加齢による肌の老化。クレオパトラの時代から世の女性たちを長年悩ませている問題だが、RDクリニック顧問の北條元治氏(49)は、2030年には肌の再生医療が「当たり前」になり、若返りが可能と語る。* * * お肌のしわやたるみなど老化のしるしが気になってきたら、若返りのために肌の再生医療を受ける。...
「老後破産」を防ぐ資産運用に、新たな制度「NISA(ニーサ)」が活用できそうだ。株や投資信託などを買った後、配当金が出たり売って儲かったりしたときに税金が有利になる。これから投資に一歩踏み出そうという人に、NISAの長所・短所を紹介する。* * * NISAのメリットはなにか。「エフピーウーマン...
サントラ盤CDの売り上げは3万枚を超え、社会現象にもなりつつあるNHK連続テレビ小説「あまちゃん」。おなじみとなったオープニングテーマを始め300を超す劇中曲を作り上げたのは音楽家の大友良英さん(54)だ。少年時代を福島で過ごし、東日本大震災後も「プロジェクトFUKUSHIMA!」にも賛同し活動を...
「入隊して5カ月。芸能兵としての活躍はこれからだったのに、軍のイベントやネットで彼の姿を見られなくなるのが残念です」 アイドル歌手SE7EN(セブン)の大ファンというユミコさん(50代)は肩を落とす。 韓国国防省は8月9日、兵役中のSE7ENを「芸能兵」から「野戦部隊」に再配置した。野戦部隊とは、特...
なかなか進まない社会保障制度改革。政府は現役世代に重くのしかかる負担を軽減するべくさまざまな方針を打ち出しているが、作家の室井佑月氏はこれらに疑問を呈している。* * * 国民年金と厚生年金と共済年金の格差をなくしていこうという話はどうなった? 厚生年金と共済年金は再来年に統合するらしい。けど...
春爛漫。桜の下で和歌を詠もうと現れた美少年と、そんな彼を幔幕(まんまく)の陰から一目見たい、と押し寄せる女性たち。「ちょっと、あそこにイケメンがいるわよ!」 という声が聞こえてきそうなこの絵は、18世紀後半に描かれた「桜下詠歌の図」(勝川春章)。韓流スターやジャニーズへの熱狂を連想させる、イケメン...
「壇蜜に興奮!?…田原総一朗氏脱腸悪化」(8月2日付日刊スポーツ) スポーツ各紙にこんな見出しが躍ったのは、本誌企画による田原さんと壇蜜さんの対談が行われた7月31日の翌々日のこと。田原さんは壇蜜さんと別れた直後、7月中旬に手術した脱腸の傷跡から出血し、8月5日まで6日間も入院することになってしまっ...
NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の人気を支えるのが、音楽だ。おなじみとなったオープニングテーマを始め300を超す劇中曲を作り上げた音楽家の大友良英さん(54)に「あまちゃん」に込めた思いを聞いた。* * *――「あまちゃん」のサントラ盤CDの売り上げが3万枚を超えました。 反響の大きさにビッ...
2012年京都大学の山中伸弥教授がノーベル賞を受賞し、日本だけでなく世界が注目するiPS細胞。その実用化について、京都大学iPS細胞研究所特定准教授の八代嘉美氏(36)に話を聞いた。* * * 日本で作製された人工多能性幹細胞(iPS細胞)は、これまでの世界の常識を覆しました。これによって、未...
17年後の2030年、日本は65歳以上の人口が3割を超え、100歳以上の超高齢者は現在の5倍に達すると予想される。世界が未だ経験したことのない少子高齢化社会は、とかく暗いものを想像しがちだが、もしかしたら日本の技術と知識でハッピーな未来にできるのかもしれない……。アラウンド70歳で結婚した、こんな...
「ニーサ、いよいよはじまります」「ニーサで投資家デビュー!」「できる額から始めよう」――銀行や証券会社はこぞって、そんなテレビCMを放映し始めた。「ニーサ」の言葉を耳にし、目にする機会はここ最近、格段に増えている。 NISA(ニーサ)とは、来年1月に始まる「少額投資非課税制度」のこと。簡単にいうと、...
教師は文字通り「受難の時代」にあるという。仕事の急激な増加、学級崩壊、軽度発達障害を抱える子どもの増加、クレーマーと化す保護者。教師のメンタルヘルスは悪化し、うつ病になる教師が増加。その数は、一般企業の2.5倍になるとも言われている。 明治大学教授で、「教師を支える会」代表の諸富祥彦氏は、今の教師...
電車内でのベビーカー論争など、今、子連れの親のマナーについて議論が起こっている。このことに関して、作家の乙武洋匡さんと授乳服メーカー「モーハウス」代表の光畑由佳さんが対談した。* * *──子連れの親のマナーについてはどう見ていますか。乙武:ほとんどの方が非常に気を使っていると感じます。僕も電...
一般に、ポジティブ=善(勝ち組)、ネガティブ=悪(負け組)、と決めつけてしまいがちだ。書店には自己啓発本が並び、ポジティブに物事を考えることがもてはやされる。 ところが、そんな風潮に一石を投じる人が現れた。『仕事が10倍うまくいくマイナス思考術』を書いた金児(かねこ)昭さん(77)だ。「できるビジ...
中高一貫校の人気が高い。主な理由は国公立大や医学部など、難関大学への進学率の高さだ。そんな中高一貫校の中から、今、急成長を遂げている学校に注目した。 偏差値51以上の「関東上位校」からみてみると、まず挙げたいのは、渋谷教育学園幕張(千葉)だ。2007年偏差値は63で、男子御三家の武蔵(東京)や女子...
2030年、日本は65歳以上の人口が3割を超える。100歳以上の超高齢者の人口は現状の5倍ほどだ。かつて世界が経験したことのない少子高齢化社会を迎えることには不安もよぎる。しかし、医療やエネルギー、食料など、日本には暗い未来予想をくつがえすだけの技術と知識がある。再び世界をリードする日は、きっとく...