美輪明宏が独白 天才と若い世代に愛される理由
週刊朝日6度目のブームが到来している美輪明宏(78)。1950年代、類いまれな美貌で“シスターボーイ”と騒がれ、21世紀に入ってからはスピリチュアルブームの火付け役となった。今秋は、その数奇な人生を仏監督が辿ったドキュメンタリー映画の公開、野田秀樹が舞台化する作品の公演が相次ぐ。昨年末の「NHK紅白歌合戦...
6度目のブームが到来している美輪明宏(78)。1950年代、類いまれな美貌で“シスターボーイ”と騒がれ、21世紀に入ってからはスピリチュアルブームの火付け役となった。今秋は、その数奇な人生を仏監督が辿ったドキュメンタリー映画の公開、野田秀樹が舞台化する作品の公演が相次ぐ。昨年末の「NHK紅白歌合戦...
自信がない。いつも後悔ばかりして、くよくよ悩んでいる。そんな、仕事ではマイナスに働きそうな「ネガティブ思考」だが、実はこれにより成功を収めている著名人もいる。「破滅の哲学」で、一代で売上高3500億円企業を築き上げたのは、100円ショップ最大手のダイソーを展開する「大創産業」(本社・広島県東広島市...
胃がんは年間12万人がかかる「日本で最も多いがん」だ。1960年代までは死亡率が高かったが、検査や治療法の進歩によって少しずつ減少している。早期がんの生存率は100%に近い。しかし県立静岡がんセンター・胃外科部長の寺島雅典医師はこう話す。「減ったとはいえ、死亡率は肺がんに次いで第2位で、年間5万人...
浮世絵といえば美人画だが、実はイケメンの宝庫でもある。東京都渋谷区の太田記念美術館では「美男」を集めた浮世絵展、「江戸の美男子」展が開催中だ。ありそうでなかったイケメン浮世絵展の醍醐味を紹介する。 江戸のイケメンといっても時代によって人気のタイプが違っている。初期は若衆と呼ばれる前髪を残した若者が...
肺がんで死亡する人は年間7万人。部位別では最も死亡者が多く、かかった場合の死亡率が高い「難治がん」のひとつだ。大きく「非小細胞がん」と「小細胞がん」に分けられ、8割以上は非小細胞がん。その中でも腺がんが多数を占めている。 肺がんの主な治療は、手術、抗がん剤、放射線治療の三つだ。「がんの種類」「がん...
ビビビッ!と電波を照射して敵を殺傷する「怪力(くわいりき)光線」は、最初の音を取って「ク号」。敵の軍用犬を「悦(えつ)」に入れ、吠えなくさせる薬剤は「エ号」という隠語で呼ばれた。 日中戦争の始まり(1937年)から第2次大戦の終わりまで、現在の明治大学生田キャンパス(神奈川県川崎市)にあった陸軍「...
乳がんの患者数は、食生活の欧米化などを背景に上昇し続けている。聖路加国際病院ブレストセンター長の山内英子医師はこう話す。「罹患年齢のピークは40代後半から50代前半。他のがんに比べると若いことが特徴の一つです」 がんの9割は母乳を運ぶ乳管で発生する。乳管の中にとどまっている「非浸潤がん」であれば、...
早稲田大学国際教養学部教授の池田清彦氏が、ポジティブ・アクションを推進する内閣府に「つまらぬ」と苦言を呈す。* * * 勤務する大学に「男女共同参画推進室」という組織があって、アンケートのお願いの書類が届き、中にポジティブ・アクションについてどう思うかとの項目があった。ポジティブ・アクションと...
もしかしてうちの子も…。8月上旬、厚生労働省の研究班(研究代表者=大井田隆・日本大学教授)が発表した調査結果を見て、ヒヤリとした人も多かったに違いない。 研究班が無作為に選んだ全国264校の中学・高校にアンケートを行ったところ、ネット依存の疑いがある子どもが、中学生の6%、高校生の9%、推計で51...
トレンド総研が今年7月、既婚、未婚の女性(25~49歳)500人を対象に実施した「女性の資産運用に対する意識・実態調査」によると、回答者の6割以上が「教育費や老後の貯蓄などお金に関する不安」があると答えている。 そうしたお金の不安を解消する一つの手段が、資産運用だ。先の調査で、資産運用に「関心があ...
7月20日の福岡を皮切りに、札幌、大阪、名古屋と大都市でドームツアーを展開してきたAKB48。8月22~25日の東京ドーム公演で、史上初のガールズグループによる5大ドームツアーは集大成を迎えた。「今回のドームツアーでは篠田麻里子(27)や板野友美(22)、秋元才加(25)といったAKB48の創成期...
〈何でも会社のせいにする甘ったれた女子社員たちへ〉そう広告が打たれた週刊現代の記事に対して、働く女性からは反論が上がっている。 作家の曽野綾子さんが週刊現代8月31日号に寄稿した「私の違和感」は、働く女性に厳しい内容だった。〈女性は赤ちゃんが生まれたら、いったん退職してもらう。そして、何年か子育てを...
日本経済の「体温」を示す日経平均株価が、いまや1万3700円を割り込む状況のなか、消費税率を引き上げるのは「良薬」なのか、「毒薬」なのか。専門家の間でも意見は分かれる。 消費増税によって景気が悪化すれば、それは中小企業の経営をも直撃する。消費税が3%から現行の5%に引き上げられた1997年4月、企...
漏れつづける福島第一原発の汚染水。夏休み、沖縄旅行へ行った作家の室井佑月氏は、中学生の息子とこんな話をしたという。* * * 夏は海っしょっ! 去年は息子の中学受験で旅行に行けなかったもんだから、今年は沖縄へ行って遊びまくってきた。シュノーケリング、ダイビング、パラセーリング、ジェットスキー。...
がんによる死亡者数は年間36万人。3人に1人ががんで亡くなり、新たにがんにかかる人も増え続けている。男女ともにかかる人の数が多いのは、胃がん、肺がん、大腸がん、肝がんで、女性はトップの乳がんが加わる。 がんの治療は目覚ましく進歩し、新たな治療の選択肢が次々と加わっているが、昔も今も、これらのがんの...
東京の残暑を乗り切るためのイベントをご紹介。 東京江東区お台場のダイバーシティ東京プラザ前のお台場広場では、恒例イベントの「夏のお台場雪遊び(主催:エア・カナダ)」が8月30日(金)から9月2日(日)までの3日間開催される。 このイベントは「冬の西部カナダを疑似体験する」というのがテーマとなってお...
それは「狩り」だった。 ツイッターで悪事(飲酒運転、喫煙)自慢をした女子短大生の実名や顔写真を晒し、大津市のいじめ事件ではネット上に関係者とされる人たちの実名や住所も書き込んだ。そして6月、自身のブログに病院を「ここは刑務所か!」と書き込んだ岩手県議に〈馬鹿だな〉〈氏ねよ〉など罵声を浴びせ、県議は...
元「オセロ」の中島知子(42)が迷走している。 中島といえば、2011年に起こった女性占師による「洗脳騒動」で一時芸能活動を中断。保護されて療養生活に入るも、今年3月に独断でワイドショーのインタビューに応じて騒動を弁明した。度重なる“暴走”に、所属事務所も愛想を尽かし、4月にはマネジメント契約を解...
8月上旬の江田憲司幹事長(57)の更迭に続き、23日には柿沢未途前政調会長代理(42)にも驚愕の“追放令”を下した渡辺喜美代表(61)。強面(こわもて)に豹変し、「みんなの党版夏の陣」の勝者となったが、独裁者ぶりに混乱が広がっている。 突然の離党騒ぎだった。江田氏と同じく「更迭組」である柿沢氏が、...
〈部屋の中を見渡すとオモチャ、洗濯物、ゴミがタプーリ!掃除・洗濯・整理整頓…ッテナンデツカ?ここはそんなダラ奥達を生温かく見守り、お互いに「喝」と「豆知識」を与え合い、何気にステ奥を目指すスレです〉 で始まるスレッド「ダラ奥タン、今日こそ家事しませんか?」は2002年7月に立てられて以来、現在は30...
歌姫として一世を風靡(ふうび)し、娘・宇多田ヒカル(30)をトップスターにした藤圭子(62)が、8月22日朝、28階建てタワーマンションの13階の一室から転落死した。2006年3月、ニューヨークのJFK国際空港での事件後、消息が不明だった藤だが、芸能関係者の間では、「ニューヨークの心療内科に入院し...
浴衣を着る若者を見た俳優の古田新太さんは、同世代にも和服のよさをアピールするがその真意とは……。* * * 花火大会の季節である。浴衣姿のギャル達が町中を闊歩(かっぽ)する。 最近は色んな浴衣があって、レースを施している物やミニスカの物まであって、おじさん達の目尻を下げさせる。この間なんかシー...
労力をかけて学生に内定を出したものの、辞退されてしまい、再び採用活動に追われる――ここ数年、このような悩みを抱える企業が増えている。背景にあるのは、少数の学生が複数の会社の内定を独り占めする「内定長者」の出現だ。マイナビ研修企画統括部課長の山田功生さんは解説する。「バブル崩壊以降、ほとんどの企業が...
参院選直後の記者会見で、安倍晋三首相は消費税の増税について「デフレ脱却と財政再建の両方の観点から秋にしっかり判断する」と述べ、10月中旬にも開かれる臨時国会までに結論を表明すると見られている。 社会保障費の抑制にからんで、消費増税は社会保障改革とセットで議論されてきた。政府の社会保障国民会議は8月...
3.11の事故以降、福島第一原発(以下はフクイチ)に最大の危機が訪れている。貯水タンクから300トンもの高濃度汚染水が漏れ、地下水を通じて海に流出した問題は「レベル3」の事故とされる事態に発展。だが、この未曾有の惨事を、実は7月に亡くなった吉田昌郎元所長(享年58)は生前に警告。病床でも「一歩間違...
いまだぎくしゃくとしたままの中国や韓国との関係性。ジャーナリストの田原総一朗氏は解決の糸口が見えないこの東アジア近隣諸国との外交問題に頭を抱える。* * * どうも、私たち日本人は、お隣の中国や韓国とつき合うのが苦手中の苦手である。歴史的に苦手なのだ。例えば、昭和の時代に日本が最も長く戦争をし...
約4割の夫婦がその範疇にあるという、セックスレス。そこには男女のセックス観の違いなどが影響しているようだ。 男女のセックス観の不一致をさかのぼると、思春期の性教育に行き着く。女子栄養大学栄養学部教授の橋本紀子氏は、「ある10年間をのぞいて、日本の性教育はセックスレスになってもおかしくない内容です」...
モスクワで開催されていた「世界陸上」は、8月18日、9日間の熱戦に幕を下ろした。ウサイン・ボルト(ジャマイカ)が短距離3冠を達成し、高校3年生の桐生祥秀は男子400メートルリレーの1走として、日本の6位入賞に貢献した。数々のドラマが生まれたが、日本の視聴者をテレビの前に釘付けにしたのは、おなじみ増...
予定通りか、先送りか。安倍晋三首相は消費増税をどうするか、10月中旬までに表明するとされる。その判断材料となる経済指標が相次いで発表された。6月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く)は前年同月比0.4%の上昇とデフレ脱却の兆しを見せた。4~6月期のGDP(1次速報)は年率換算で名目2.9%、実質2...
今や生活の一部となっているツイッター、フェイスブックなどのSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)。しかし身近になるとともに、「炎上」などのトラブルも増えている。 ライターの入山栄子さん(36、仮名)は2年前、ある自治体が主催する地域振興のための「ご当地アイドル」に選ばれ、約半年間、離島に...