受験生を励ました言葉「自転車に乗れたことを…」
週刊朝日世の中、受験シーズンまっただなか。国公立大の2次試験出願や私大の試験が始まった。難関に挑む子や孫に、いま、どんな言葉をかけたらよいだろう。各界で活躍する「先輩」たちに聞いた。 キャスターの草野仁さん(68)=東大・文=は、高校卒業後、浪人をすることになったときに、中学教師をしていた母から、「精神一...
世の中、受験シーズンまっただなか。国公立大の2次試験出願や私大の試験が始まった。難関に挑む子や孫に、いま、どんな言葉をかけたらよいだろう。各界で活躍する「先輩」たちに聞いた。 キャスターの草野仁さん(68)=東大・文=は、高校卒業後、浪人をすることになったときに、中学教師をしていた母から、「精神一...
1月24日、2013年度の与党税制改正大綱がまとまった。自宅の新築や建て替えを考えている人にとって、今回の税制改正大網には見逃せない点がいくつもある。 まずはその際のポイントから検討してみよう。 カギは二つ。一つは、14年4月から段階的に上がる消費税だ。消費税は建物に課税され、土地には課税されな...
車間距離が縮まりすぎたり、ブレーキとアクセルを踏み間違えそうになったり。運転していて、ひやっとした経験がある人は多いだろう。そこに登場したのが、衝突防止の機能を備えた「ぶつからないクルマ」だ。カメラや赤外線、さらには超音波を駆使しているという。 記者がハンドルを握ったのは、スウェーデン・ボルボのワ...
電車内に虚しく響く「優先席付近での携帯電話オフ」の呼びかけ。だが現実には、優先席付近で携帯を操作する乗客は数多い。現実を直視すれば、マナーの悪さを嘆くより、呼びかけの見直しを考えるほうが妥当かもしれない。 呼びかけの背景にあるのは、心臓ペースメーカー利用者への配慮だ。 電気で心拍を整えるペースメー...
政権を取り返した自民党で、女性として初の政調会長に抜擢(ばってき)された高市早苗氏(51)。第2次安倍内閣で、野田聖子総務会長(52)とともに「自民党は変わったと示す人事」として注目を集めている。「世耕弘成・官房副長官や山本一太・内閣府特命担当相らと並ぶ安倍応援団の代表格で、先の総裁選でも支持しま...
トヨタ自動車が、ここ数年のどん底から復活を果たした。今期の連結営業利益は、リーマン・ショック前の2008年3月期以来、5期ぶりに1兆円を超える見通しだ。12年の新車販売台数も約970万台を見込んでおり、5年ぶりに過去最高を更新し、世界トップに返り咲くのは確実だ。 この復活の陣頭指揮を執ったのが、創...
キャンプ直前の1月23日、衝撃のトレードが発表された。日本ハムから糸井嘉男外野手(31)と八木智哉投手(29)が放出され、オリックスの木佐貫洋投手(32)、大引啓次内野手(28)、赤田将吾外野手(32)と交換されるというのだ。 糸井は「侍ジャパン」を代表する走攻守揃った好選手。日ハムの栗山英樹監督...
街に出てビックリ。専門店に、食べ放題の居酒屋…。今、東京は唐揚げブームともいえる状態だ。 東京・渋谷のセンター街のド真ん中。寒いなか、テークアウト唐揚げ専門店「金のとりから渋谷センター街店」の前は、若い女の子たちの人だかり。「熱々でおいしいです」 と、20歳の女子学生。友だちと買い物に来てランチも...
今冬は寒く、冷え対策をしている人も多いのではないか。冷えが体によくないのは、女性だけではない。男性にとっても「万病のもと」で、EDといった意外な症状を引き起こしているという。さらに、日本薬科大学学長で、百済診療所院長の丁宗鐵(てい・むねてつ)さんは“冷え”への間違った対処法が認知症を招くと指摘する...
幅広い役柄をこなす女優の満島ひかり。運命分析術「未来学」の鳳華氏は日本を代表する女優になれる人だが、夫婦関係だけが心配だと語る。* * * 映画、ドラマ、舞台、CM――多彩な才能を見せてくれる演技派女優の満島ひかりさんは、俗称・貴族星の「天空の星」。プライドが高く、何事にも妥協を許さないストイ...
もはや生活必需品ともいえる存在になった、スマホことスマートフォン。しかし、使いすぎによる肩こりや疲れ目などの「スマホ症候群」とも呼ばれる症状が増えているという。 下向き姿勢が、体の痛みだけでなく、様々な体調不良の原因になると指摘する専門家もいる。「最近、スマホやパソコン、ゲームによる首こりが非常に...
1月19日、日本維新の会の拡大執行役員会で、「代表代行」だった橋下徹大阪市長(43)を「共同代表」にする人事案が了承された。橋下氏は3月に開かれる結党大会で正式に共同代表に就任する予定だが、その大会を東京と大阪のどちらで開催するか激論になったという。 そんな維新の“内紛”を横目にほくそ笑んでいるの...
「ワイルドだろぉ」の持ちネタで大ブレークを果たしたお笑い芸人のスギちゃん(39)。早くから“一発屋の最有力候補”という、あまりありがたくない評価を受けていたが、昨年末に「流行語大賞」を受賞すると、年が明けてからもテレビやイベントに引っ張りだこ。予想に反して好調のようだが……。「何だかんだと言われなが...
アルジェリア南東部イナメナスの天然ガス関連施設で起きた人質事件は、邦人10人が死亡するという最悪の結末を迎えた。アルカイダ系武装勢力は、なぜ用意周到にこの施設を襲ったのか。 もともとイスラム諸国と良好な関係を築いてきた日本が、アルカイダに名指しされたのは2003年10月のことだ。中東のテレビ局アル...
福島第一原発周辺での「手抜き除染」問題が案の定、うやむやにされそうになっている。年明けの朝日新聞報道で発覚して以来、環境省は除染作業を受注するゼネコン4社に調査を指示したが、彼らが“手抜き”と認めたのは、わずか3件のみ。報道で指摘された、作業員らが落ち葉を川に捨てたことや、川で熊手などを洗ったこと...
メディアが「期待する」政治家調査をすれば、常に上位にランク入り。曽祖父、祖父は大臣経験者で父は元首相というサラブレッド・小泉進次郎衆院議員(31)。その存在は国会内でも、飛びきり注目されてきた。「野党時代、自公の議員はひたすら民主党をののしるだけだったが、彼は質問する際に、自民党としての反省を忘れ...
冷えは思っている以上に怖いもの。男性は女性ほど「体を冷やす」ことに注意していないかもしれないが、うつやアレルギー、さらにはがんまで引き起こす「万病のもと」。EDといった意外な症状を引き起こしてもいるという。 自分が“冷え”を感じているかどうかのチェック方法をひとつ、お教えし...
学校の常識は社会の非常識、と言われることがある。都内の公立小学校に通う子どもを持つ保護者たちに聞くと、驚くほど非常識な教師たちがいることがわかった。「僕の揚げ足とりばかりして授業の邪魔になる。このクラスからいなくなってほしいくらい」 小学4年生のクラス担任の男性教師(36)は、授業中に自分に口答え...
首相のブレーンとして安倍政権の金融政策を支える「ミスター円安」こと浜田宏一・エール大学名誉教授。白川・日銀総裁の東大時代の恩師だが、浜田氏はこれまでの日銀を痛烈に批判している。* * * リーマンショック前は、1ドル=100~110円台だったドル・円相場は、一時75円台まで円高が進みました。2...
フェイスブックへの強力な対抗馬となる日本発の無料通話アプリ「LINE」。4月の取材時で利用者数は世界で約2500万人。それが今年1月18日には1億人の大台を突破するなど、爆発的に増えている。「本当のところを言うと、昨年内に1億人達成を目標にかかげていましたが、18日ほど遅れてしまいました」 とネッ...
体罰を苦に生徒が自殺した大阪市立桜宮高校の問題をめぐり、橋下徹大阪市長は体育2科の入試中止を求めた。入試中止には、賛否が分かれたが反対派の意見に作家の室井佑月氏は「よくわからない理屈」だと言及した。* * * 今の教育現場の閉鎖的な感じは、もう誰もが知っていることだ。全国のいじめは不幸にも自殺...
安倍政権の官房参与に招かれ、金融政策の理論的な支柱となっている浜田宏一・エール大学名誉教授。穏やかな浜田氏だが、白川方明(まさあき)・日銀総裁の緊縮的な政策に対しては痛烈に批判している。白川総裁は、浜田氏が東大経済学部で教鞭を執っていたときの教え子だ。 2010年に出版した『伝説の教授に学べ!』(...
直木賞作家の朝井リョウ氏が2009年に出版した『桐島、部活やめるってよ』。心理学者の小倉千加子氏は、「スクールカースト」という身分制の中で生きる高校生の姿が描かれているといい、この制度を受け入れ淡々と生きる姿は現実の世界と重なるという。* * * 最初から学校は身分社会だった。そこに入学してき...
今や“冷え”は、うつやアレルギー、さらにはがんまで引き起こす「万病のもと」。東京女子医科大学附属青山自然医療研究所クリニック所長で、血めぐり研究会代表でもある川嶋朗さんによると、「EDは、特徴的な男の冷え症状」なのだという。川嶋さんは続ける。「そもそも冷えは、血行不良と大きく関係しています。勃起と...
議員歴わずか3年余にして、先輩議員たちからも一目置かれる小泉進次郎衆院議員(31)。1月22日夜、地元・神奈川県横須賀市で開かれた、ある業界団体の新年会に顔を出した進次郎氏を週刊朝日はキャッチした。 次の会場へと急ぐのか、走って出てきた進次郎氏。「今年の抱負を」と聞くと、「復興の加速です」とだけ答...
大阪市立桜宮高校での生徒の自殺は、「指導」に対する大きな問題を投げかけた。教師の指導で生徒が自殺するなんて、と思う人も多いかもしれない。だが、「『指導死』親の会」世話人の大貫隆志さん(56)は言う。「大人が些細だと思うことでも、教師対生徒という絶対的な力関係にある指導、複数の教員による長時間にわた...
アルジェリアのテロ事件で注目を集めるようになった、アフリカの国々。中でも、紛争が頻発する危険地帯に駐在する日本人は、不測の事態に備え、さまざまな対策をしている。 危機管理が専門の国際政治学者、首藤(すとう)信彦・前衆院議員(67)は1971~72年、伊藤忠商事の駐在員としてアルジェリアの首都アルジ...
物価目標(インフレターゲット)を設けて、大胆な金融緩和を! 安倍晋三首相がそう訴えると、株高と円安に大きく動き始めた。この政策の理論的な支柱となっているブレーンが、「ミスター円安」こと浜田宏一・エール大学名誉教授だ。 新政権になって内閣官房参与に招かれた浜田氏。気になるのは、やはり安倍首相との関係...
これまで160本もの映画に出演してきた、女優の若尾文子さん(79)。若尾さんは自身の死について考え、現実的な対策をとっているという。がん診療とともに、養生に造詣が深い名医・帯津良一医師(76)との対談で次のように話した。* * * 必要以上に恐れたり、悲劇的に考えたりはしないですが、やっぱり怖...
難題が続く教育行政のかじをとる下村博文文部科学相(58)。晴れて初入閣を果たしたものの、ブログが一部で物議を醸している。 例えば2011年4月19日のブログ。自身が聴いた講演について、次のように感想を書いている。《記念講演での比嘉照夫氏の地震災害後のEMの活用についての話が興味深かった。EM技術に...