要職に経産省キーマン 省内で「マスコミとの接触注意」
AERA「原発ゼロ」を否定する安倍新政権。官邸など足元は原発推進派で固められつつある。 次期首相安倍晋三と、常に行動をともにすることになる政務担当の首相秘書官に、経済産業省の原発政策のキーマンが就く。12月17日付で資源エネルギー庁次長から官房付に異動になった今井尚哉(54)だ。2006年の第1次安倍内閣で...
「原発ゼロ」を否定する安倍新政権。官邸など足元は原発推進派で固められつつある。 次期首相安倍晋三と、常に行動をともにすることになる政務担当の首相秘書官に、経済産業省の原発政策のキーマンが就く。12月17日付で資源エネルギー庁次長から官房付に異動になった今井尚哉(54)だ。2006年の第1次安倍内閣で...
安倍晋三次期首相(58)は12月20日に自民党政務調査会の幹部会を開き、「政権」として本格的に動きだした。 今や「一人勝ち」状態の安倍氏は、肝心要の人事でも着々と手を打っている。 顕著なのが総裁選を争ったライバル、石破茂幹事長(55)の「無力化」作戦だ。7月の参院選に向けて、知名度の高い石破氏を幹...
今回の衆院選で国政復帰を果たした萩生田光一氏。2009年の衆院選で落選し、3年余り外から自民党を見つめ直した萩生田氏は、この間に気づいたことがたくさんあったという。* * * 最たるものは自民党がブルジョア体質だということです。「おやじの秘書しかやっていません」という世襲議員が本当に多い。官僚...
ゴルフ週刊誌「パーゴルフ」のランキング接客部門で12年連続トップを独走するゴルフ場がある。東京都心から車で約90分。千葉県大多喜町にある「千葉夷隅(いすみ)ゴルフクラブ」だ。 79年の開業以来、このゴルフ場で働く総支配人の岡本豊さん(65)は言う。「交通の便が悪いので、キャディーなどの接客対応の...
シーズン真っただ中のフィギュアスケート。周囲から氷よりも冷たい視線を受けながら、リンクサイドで異様な存在感を放つコーチがいる――。フィギュア界の色男、ニコライ・モロゾフ氏(37)である。 モロゾフ氏といえば、2006〜07年シーズンから安藤美姫(25)の専属コーチを務め、11年には見事、世界女王に...
1月から、復興税の徴収がスタートする。子どものいる家庭では、扶養控除廃止もあり、負担増は予想以上になる。* * * 中学生以下の子どもがいる家庭は、他の家庭よりも負担感が大きい。2011年から中学生以下の子どもの年少扶養控除の廃止で、支払う税金が増えているからだ。年収300万円で妻が専業主婦、...
もはや多少の警察不祥事では驚かないが、これにはあきれ果てた。和歌山県警は12月17日、科学捜査研究所の主任の男性研究員(50)を、証拠品の鑑定結果を捏造した証拠隠滅、有印公文書偽造・同行使の疑いで書類送検し、停職3カ月の懲戒処分とした。 県警によると、研究員は2010年5月から12年6月まで、変死...
自公政権の復活によって、民主党が掲げていた課税強化の方針はどうなるのか。税理士法人レガシィ代表社員税理士の天野隆さんは、「所得の少ない人、資産の少ない人には消費増税の負担が重くのしかかるので、その人たちの理解を得るために、安倍政権になっても3党合意に沿って、相続税など資産課税は強化されると思います...
16年前に解散した人気ガールズバンド「プリンセスプリンセス」。期間限定の再結成は、それぞれの人生を刻んだからこそ、充実したものになった。 再結成のきっかけは、東日本大震災だった。富田京子(ドラムズ)から安否を気遣う一斉メールが流れ、全員が顔を揃えた。被災者を力づけるため、義援金集めのため、再び始動...
12月14日、米コネティカット州の小学校で起きた銃乱射事件。6、7歳の子ども20人を含む26人が射殺されるという惨事にもかかわらず、事件直後、全米の銃の一日当たりの売り上げは過去最大の伸びを示し、売れすぎて在庫を隠す小売店もあった。子どもをかばおうと教室に駆け込み殉職した小学校校長について、「彼女...
不振が続くドラマ業界で一人、笑いが止まらないのは、11月からフジテレビ系列で放送されている昼ドラ「幸せの時間」(東海テレビ制作)だ。 あらすじは、念願のマイホームを手に入れて幸福の絶頂にある家族が、妻の自動車事故をきっかけに、夫が被害女性と不倫、横領も発覚、息子は高校を中退、娘は売春、妻も不倫に走...
ロンドン五輪でアーチェリー日本女子団体の一員として銅メダルを獲得した蟹江美貴(24)が、競技生活を長期休養するという……。五輪後に出演した番組で、とても世界3位のアスリートとは思えない“ゆるキャラ”ぶりを披露した「蟹ちゃん」。ほんわかイメージの見た目を超えるポワンとした言動で、お茶の間の人気を集め...
スマホやタブレット端末を持つ人がポピュラーになった今、メールマガジン(メルマガ)がブームになっている。 火付け役は、堀江貴文氏の「堀江貴文のブログでは言えない話」。個別のコンテンツを購入する電子書籍とは違い、月額制で決まった料金(相場は数百円)をユーザーが支払うメルマガという形式を世に知らしめた。現...
2012年9月2日未明、東京・六本木のクラブ「フラワー」。大音量の音楽が鳴り響き、数百人の客でごった返す中、従業員の携帯電話が鳴った。「Kはいるか?」これが、すべての始まりだった――。 深夜の凶行から3カ月、ようやく事件の全貌が見えてきた。クラブ「フラワー」で、12年9月に飲食店経営の藤本亮介さん...
外食チェーン「ワタミ」の会長、渡辺美樹氏(53)が理事長を務める私立郁文館高校(東京都文京区)で、痛ましい事故が起こったのは11月21日のこと。 体育館の屋上グラウンドから1年生の男子生徒(16)が約13メートル下のコンクリート通路に転落して死亡した。屋上グラウンドと外部を区切るフェンスの間には転...
新政権は、原発再稼働に向けて舵(かじ)を切るのか。電力業界は戦後の原発政策を推進してきた自民党に大いなる期待を寄せている。「安倍政権になれば、当然、再稼働の話が浮上します。本店は今からシミュレーションしてますよ。社内では、まず柏崎刈羽原発(新潟)を動かしたいという声が強い。時期は来年の春から夏。次...
国際的な非難を受けながらも、北朝鮮は12月12日、大型ロケット「銀河(ウナ)3号」による人工衛星「光明星(クァンミョンソン)3号」の打ち上げを強行した。 この発射成功で、かねて打ち出してきたスローガン「強盛大国」の目標年である2012年の終わりに、金正恩(キムジョンウン)第1書記の面目は保たれたこ...
日本維新の会の党内バトルが激化した。橋下徹大阪市長(43)に近い「大阪維新の会」系と石原慎太郎代表(80)に近い「旧太陽の党」系、さらに中田宏前横浜市長(48)や東国原英夫前宮崎県知事(55)まで主導権争いに参戦。四分五裂の危機に直面している。 維新系を西軍、旧太陽系を東軍とすると、「西軍も実は一...
犬も食わない夫婦ゲンカ。ましてや、このセレブ夫婦の場合、常人に理解できないのも当然かもしれない。「週刊文春」(12月27日号)で、パチンコ関連企業「日拓」グループの代表取締役社長、西村拓郎氏(43)との「家庭崩壊」危機を報じられたタレントの神田うの(37)。西村氏の浮気や、うののワガママからケンカ...
11月に結婚を発表した体操の内村航平選手。運命分析学「未来学」の考案者、鳳華氏に内村選手の今後を聞いてみた。* * * ロンドン五輪で体操競技・男子個人総合の金メダリストとなった内村選手は、俗称・タレント星の「氷の星」。周囲にいつも人が集まる人気者です。巳年なので慎重で神経質ですが、対人関係に...
解決の見通しがつかない原発問題。日本の電力供給は今後どうするべきなのか? 脱原発は可能なのか? ニュースキャスターの辛坊治郎氏はこう提言する。* * * 択捉(えとろふ)島一島分の面積に太陽光パネルを敷き詰めれば、原発45基分の総電力が得られ、晴れた夏の日中なら、その最大出力は原発450基分に...
親の家をゴミ屋敷にしないための「モメない親孝行片づけ術」を伝授しよう。講師は収納アドバイザーの宮城美智子さん(65)。75歳の吉田敬子さんの自宅にお邪魔し、宮城マジックを見せてもらうことにした。 2畳半ほどのクローゼットには、山のような洋服に、6段の収納ボックス、布団にスーツケース。まさに足の踏み...
高齢者の6割は自宅で亡くなることを望んでいるが、その願いがかなうのは、たった1割。自宅での死には、在宅医の存在が不可欠だという。95歳で亡くなったあるお年寄りと10年間介護を続けた娘の実話を紹介する。死に目にはあえなかったというが……。* * *「大ばあちゃん。天国に行っても元気でね」 201...
福岡・博多を拠点に活躍するHKT48がゲスト出演したイベントで、マナーを守らなかったファンに(何をしたかは明かされていない)、メンバー2人がSNSサイトで「見てて悲しくなってしまいました」などと苦言を呈したことが話題となっている。 握手会などでファンとの交流をはかるAKB48も以前からセクハラまが...
地中海の国々で好んで使われるオリーブオイル。料理研究家の柳谷晃子氏は、「食す」だけではないオリーブオイル活用法を教えてくれた。* * * 私とオリーブオイルとの運命的な出会いは1998年。通っていた料理学校の主催で、作曲家プッチーニの生誕地として有名なイタリアのルッカでホームステイをしました。...
江戸時代、「天下の台所」と呼ばれた大阪(大坂)を支えたのは河川だった。大阪湾から京都に続く淀川は、船を使って人と物を運ぶ経済都市・大阪の大動脈だった。 その淀川の支流である大川からさらに分岐した堂島川と土佐堀川の中州部が「中之島」だ。東西約3キロのこの小さな地区には、各藩で生産された食料品などを貯...
ニッポン放送社員から独立し、脚本家へ。そして、訳あって東京から北海道へ。「北の国から」など数々の名作ドラマを世に送り出した倉本聰さんが自身の転機について振り返る。* * * 映画を書き、テレビドラマを書きまくっていた昭和48(73)年、NHKから大河ドラマ 「勝海舟」の執筆依頼が持ち込まれまし...
近年、中国の資本主義化が急速に進んでいる。投資助言会社「フジマキ・ジャパン」の代表である藤巻健史氏は、ハワイで参加したツアーをきっかけに、資本主義化する中国に後れをとらないためにも、日本には「自己責任」のもと「小さな政府」を目指してほしいと指摘する。* * * 11月に出かけたハワイで、四輪駆...
重症のつわりでロンドンのキング・エドワード7世病院に入院したキャサリン妃(30)。12月6日に退院したが、慶事に水を差す痛ましい出来事が起きた。 ことの起こりは4日午前5時半ごろ、オーストラリア・シドニーのラジオ局「2DayFM」から病院にかかってきた偽電話だ。DJ2人がエリザベス女王などの声をま...
自宅で死にたい。高齢者の6割がそう願うという。現実には、その望みがかなうのはわずか1割。なぜ私たちは自宅で死ぬことができないのか。ホームオン・クリニックつくば院長、平野国美医師(48)に話を聞いた。* * * 厚生労働省の発表によれば、高齢者の6割が、「終末期の療養生活は自宅で送りたい」と希...