リオで正式種目の女子ラグビー界に助成金「不正受給」疑惑
週刊朝日7人制ラグビーは男女とも2016年リオ五輪から正式競技化が決定。女子ラグビーも急成長中で、9月の国際大会で日本代表が準優勝している。 しかし、そんな快進撃に水を差す"疑惑"が持ち上がった。日本代表の元主将も在籍するトップクラブチーム「ラガールセブン」の実質的運営団体が、toto(サッカーくじ)の助...
7人制ラグビーは男女とも2016年リオ五輪から正式競技化が決定。女子ラグビーも急成長中で、9月の国際大会で日本代表が準優勝している。 しかし、そんな快進撃に水を差す"疑惑"が持ち上がった。日本代表の元主将も在籍するトップクラブチーム「ラガールセブン」の実質的運営団体が、toto(サッカーくじ)の助...
昭和史の主役を題材にした人物評伝から最近は中高年の性を取材した作品まで、濃厚な内容のノンフィクションを次々と発表し続ける作家の工藤美代子氏。作家の林真理子氏との対談で、取材で明らかになった中高年女性の性の実態について話した。* * *工藤:私、今62歳なんですけど、「62年間、何して生きてたん...
生き物が大好きな秋篠宮家の悠仁さまは、1歳の時に上野動物園デビューを果たした。その後もこの動物園にはご一家で頻繁に足を運んでいる。その成長の様子を、前上野動物園長の小宮輝之さんは次のように話す。* * * 2歳の春にいらしたときは、大きな動物を見つけると、すべて「ウマ」と呼んでいました。どうし...
これだけ全国的にいじめ問題が注目されているというのに、また学校の無責任対応である。兵庫県川西市の県立高校2年生の男子生徒(17)が9月2日に自殺した事件で、学校側が両親に「自殺を不慮の事故にできないか」と電話で打診していたことが判明した。 男子生徒は同級生から「虫」や「菌」と呼ばれ、いすの上に蛾の...
9月13日午前7時ごろ、東京・渋谷のマンション7階の一室で、榊(さかき)みどりさん(38)と長男の駿之佑(しゅんのすけ)くん(5)の遺体が発見された。2人は寝室のベッドに仰向けに寝かされており、死因は窒息死だった。 同日の午前4時ごろ、榊さんの内縁の夫である中澤慶夫容疑者(61)が愛車のメルセデス...
20年近く昭和天皇の身辺警護をしたという元皇宮警察護衛官の安西香さんは、昭和天皇は隠し事が嫌いで、これまで唯一叱られたのが小さい声で話をした時だと話す。そして昭和天皇は声の大きい豪放磊落な性格だったとも。皇室の方々の話し方について、安西さんはこう言う。* * * 昭和天皇ご自身も、お若いころか...
週刊朝日はこれまで、維新幹部と大阪府議団が対立する内情を報じてきた。だが、その内紛はより進化し、新局面を迎えている。維新の会幹事長・松井一郎大阪府知事(48)ら執行部は9月15日、日本維新に参加予定の国会議員らを大阪に呼び、大阪維新の本部で会議を開いた。党運営を定める規約などについて話し合っている...
料理研究家の行正り香氏は、人は一人で生きていくこともできるが人とつながる努力をして、波長が合う友人を見つけることが豊かな人生を送る秘訣だとしている。* * * 一人暮らしでも、そうでなくても、人というのは、意外に話をしなくても生きていけます。今日一日何があったのか、何を食べたのか、くだらないと...
大阪市の生活保護の受給者数は全国一で、その金額は2977億円に達する。中でも突出するのが、労働者の街「あいりん地区」。現地をジャーナリストの今西憲之氏が取材した。* * * どこにでもあるような、ごく普通の2LDKのマンションの一室。だが、扉を開けて一歩、中に足を踏み入れると、そこにはゲーム機...
日本の文化と流行の発信地である東京・銀座。そこに、昔も今も変わらず芸術家に愛され続けるビルがある。築80年の「奥野ビル」の物語とは……。* * * 長い歳月を重ねた建物にいると、そこで生活していた人々の記憶を感じることがある。東京・銀座1丁目にたたずむ「奥野ビル」は、そんな不思議な力を持つ建物...
橋下徹大阪市長(43)率いる新党「日本維新の会」に参加したため、自民党へ離党届を提出した松浪健太衆院議員(41)は、異様な盛り上がりをみせる古巣の総裁選を横目に、かつての同僚議員にこうぼやいた。「石原伸晃が自民党総裁になれば、橋下さんは楽勝だ。石破茂がなっても、党首討論で橋下さんが彼の隣に座った瞬...
朝晩が涼しくなってきて、秋の訪れを実感している人も多いはず。秋と言えばやっぱり紅葉。けれど、春のお花見と比べると、紅葉をじっくり見る機会は意外と少ない。 そこで注目なのが、温泉に入りながら紅葉も堪能するという一石二鳥の秋の楽しみ方。シニア向け宿泊サービスを提供する株式会社ゆこゆこの広報・笠原敦子さ...
2977億円......。これは、大阪市の生活保護費の額だ。受給者数は全国一で、中でも、労働者の街「あいりん地区」は突出しているという。ジャーナリストの今西憲之氏がこの街を含む西成区の実態を取材した。* * * 西成の街を歩いていると、「介護」と書かれた看板が目立つ。保護日(生活保護の支給日)...
韓国に行った際に、演出家の河原雅彦氏は、韓流芸能のレベルの高さに圧倒されたという。日本との違いについて、週刊朝日の連載「気になちょるモノ」に書いている。* * * ホテルじゃ夜な夜な韓国の音楽番組をぼーっと見てたけど、そのビジュアル・パフォーマンス・楽曲におけるクオリティーはまさに圧巻でね。日...
竹島や尖閣など領土問題に揺れるている日本だが、もうひとつの領土問題に北方領土がある。こちらは竹島などとは本質的な違いがあると、ニュースキャスターの辛坊治郎氏は指摘する。* * * 北方領土問題は、本質的に違う。それは、日本が戦後、戦勝国と平和条約を結んで独立国として再出発するにあたり、その国土...
投資助言会社「フジマキ・ジャパン」代表で伝説のディーラーとも呼ばれた藤巻健史氏は、生前に義父から聞いた戦争時代の話が印象に残っている。それがマーケットにも当てはまると感じたからだ。* * * 義父が乗っていた船がインドネシアのハルマヘラ島沖で米軍に撃沈されたとき、ぼーっとして潮に流された兵士た...
コンビニやスターバックスを始めとするカフェチェーン店で目にすることが多い「抹茶を使った商品」。かつては期間限定などが多かったが、最近では時期に関係なく、様々なコンビニ・カフェで見かける。 なぜ抹茶商品はコンスタントに出続けるのか? コンビニエンスストアのファミリーマート広報部に、その理由を尋ねた...
何匹目かの「どじょう」を狙って、今年も芸能人やスポーツ選手の著書が続々と発売されているが、異色ながら、本人が詐欺容疑で逮捕されて話題を呼んでいるのが、暴走族グループ関東連合の元リーダーで俳優デビューした石元太一容疑者(30)の自叙伝『不良録』だ。 石元容疑者は10年、梨園のプリンス市川海老蔵(34...
9月21日、トリノ五輪スノーボード代表だった今井メロ(24)の自叙伝『泣いて、病んで、でも笑って』が発売された。整形手術に風俗娘の経験、リストカットに生活保護受給と、一昔前の「ケータイ小説」ばりに波瀾万丈な人生は注目を集め、すでに映画化のオファーまできているという。 書評家の吉田豪さんによれば、タ...
原巨人が9月21日、3年ぶり34度目のリーグ制覇を決めた。シーズン序盤は借金が7にまで膨れ上がったものの、最後は貯金「43」で圧勝。翌22日のスポーツ報知には「原監督続投」という大きな見出しが躍った。開幕前、「3年連続Ⅴ逸は許されない」と球団社長が発言し背水の陣だった原辰徳監督に、続投のお墨付きが...
資金管理団体「陸山会」の土地取引を巡って政治資金規正法違反の罪で強制起訴され、一審で無罪判決を受けた「国民の生活が第一」の小沢一郎代表(70)の控訴審第1回公判が9月26日、東京高裁(小川正持裁判長)で開かれる。またあの茶番である。 指定弁護士側に特段、新たな証拠はなく、1回で結審すると見られてい...
略奪、放火に大漁船団。中国の見せたかつてないほどの激しい敵意は、何を意味するのか。〈一連の強硬な対抗策を主導しているのは、胡錦濤(フーチンタオ)国家主席ではなく、中国共産党の次期総書記に内定している習近平(シーチンピン)国家副主席〉〈胡政権による対日協調路線が中国の国益を損なったとして、実質上否定...
中国政府は19日になってようやくデモを禁止したが、振り上げた拳をおろすつもりはなさそうだ。商務省の報道官は19日の定例会見で、日本製品の「不買運動」を公式容認し、北京市当局は、日本関係の書籍の出版を止めるよう出版社に通告。露骨な "報復措置"は今後も続くだろう。 お互いに譲れない尖閣問題を先鋭化さ...
破壊、暴力、略奪、焼き打ちと、中国は「愛国無罪」を免罪符に掲げ、蛮行の限りを尽くした。尖閣問題の解決は遠く、海にも緊張がみなぎっている。決して争いなど望まないのに、日中の関係は冷え切っていくばかり。 今回の中国の反日機運が過熱したきっかけも、日本政府にとって寝耳に水のできごとだった。石原慎太郎東京...
民主党代表選は、予想通り野田佳彦首相(55)が圧勝した。問題は自民党総裁選(9月26日投開票)だ。衆目の一致するところ、今回の総裁選では、地方票を含めた1回目の投票で過半数を制する候補者は出そうにない。 石破茂前政調会長(55)に地方票でリードされても、2位になって決選投票に残り、長老の差配で派閥...
政府は9月19日、2030年代に原発稼働ゼロを目指す「革新的エネルギー・環境戦略」を閣議決定するはずだったが、直前に「参考文書」として扱うと方針を変更した。新聞各紙は「原発ゼロあいまいに」などと激しく批判したが、ジャーナリストの田原総一朗氏は、そもそも「この環境戦略自体が矛盾に満ちた見切り発車だっ...
週刊朝日は、9月28日号で、ファイザーの禁煙補助薬「チャンピックス」の服用者が自殺したことをスクープした。この薬は、自殺念慮や意識障害など、副作用と疑われる重篤な症例が国内外で報告されている一方で、禁煙薬としては絶大な人気だ。その人気薬が、NHKの生活情報番組「ためしてガッテン」でも紹介されていた...
米ボストンコンサルティンググループ(BCG)が今年2月に米国の製造業106社を対象に行った調査によると、「中国から製造拠点の移転を計画、もしくは検討している」と回答した企業は37%に上った。売上高が100億ドル以上の大企業では、48%と半数近くに達している。 実際、工場建設などに伴う各国からの中国...
尖閣諸島周辺で、中国公船の領海侵入が続いている。中国側の挑発行為がエスカレートし、両軍の激突となった場合、どちらが勝つのだろうか? 軍事ジャーナリストの黒井文太郎氏が本格的な戦争になることを想定してシミュレーションした。* * * 中国海軍からは浙江省寧波を司令部とする東海艦隊が、海上自衛隊か...
米国のパネッタ国防長官は9月16日に来日し、「条約上の義務は守る。長年の方針に変わりはない」と、尖閣諸島が日米安保条約の対象になるという米国の立場を再確認した。その上で尖閣諸島の領有権を巡る対立でも、「特定の立場は取らない」と、従来の主張を繰り返した。 2日後に中国の梁光烈(リャングア...