センター試験出願開始! 知っておくべき「受験生の親」5つの心構え
週刊朝日センター試験の出願が始まり、受験ムードが一気に高まり始めるこの時期。模擬試験の結果に、本人以上にドキドキしてしまう“親”の心中も想像に難くない。そこで今の時期にこそ知っておきたい、知っておくべき親の心構えを、ベネッセコーポレーション高等教育研究所の村山和生氏に伺った。一、模擬試験の結果に一喜一憂し...
センター試験の出願が始まり、受験ムードが一気に高まり始めるこの時期。模擬試験の結果に、本人以上にドキドキしてしまう“親”の心中も想像に難くない。そこで今の時期にこそ知っておきたい、知っておくべき親の心構えを、ベネッセコーポレーション高等教育研究所の村山和生氏に伺った。一、模擬試験の結果に一喜一憂し...
相次ぐ重大事故が問題視されている新型輸送機・オスプレイ。沖縄を訪れた早稲田大学国際教養学部の池田清彦教授は、その危険性について貴重な昆虫を絶滅させるのではないかとも指摘している。* * * やんばるの林道を群れ飛ぶ蝶々を見ようと思い、東村(ひがしそん)から国頭村(くにがみそん)を走ってみたのだが...
血液を全身へと送る大動脈が、動脈硬化などで瘤(こぶ)状に膨らむことを大動脈瘤という。胸部大動脈瘤と腹部大動脈瘤に分かれ、発症率は、両者を合わせて10万人あたり3人前後だという。自覚症状はないが、破裂して大出血を起こせば命にかかわることから「サイレントキラー」と呼ばれる。 現在、国内で実施されている...
混迷が続く社会や、収束の見通しがたたない原発事故。“憂鬱な時代”を生きる術や知恵について、詩人の加島祥造氏(89)と、東京大学教授の姜尚中氏(62)が自由に語り合った。中でも昨今の子どもの自殺問題について、その原因はポテンシャリティー(潜在的可能性)の喪失にあるという。* * *姜:先生自身は...
国際政治学者の父と芸術家の母との間に生まれ、バレリーナになることを嘱望されていた女優の桃井かおりさん。12歳でイギリスに留学したが挫折し、20歳のときジャーナリスト・田原総一朗氏の初監督作「あらかじめ失われた恋人たちよ」でデビュー。「芸能界に染まっていない初々しさ」を見初められての抜擢だったが、ヌ...
EXILEのリーダーで自身の所属事務所社長でもあるHIROさん(43)と、上戸彩ちゃん(27)が2年の交際を経て結婚した。 結婚を報告する彩ちゃんの直筆ファクスには感動した。トップアイドルとしての苦悩や責任感、それを支えたHIROさんの人柄などがよく伝わってきた。 実はファクスを読むまでは正直、え...
彼らがウォール街に戻ってきた。9月17日、オキュパイ・ウォール・ストリート(OWS)の運動が誕生して1年を記念して、「ハッピーバースデー」が流れる中、約1千人の若者や市民運動家が同時多発的に交差点や大手金融機関前を埋め尽くし、声をあげた。「銀行は公的資金を受けた。99%の僕らは破産した」「資本主義...
作家の岩井志麻子さんに聞いた。* * * 女ってとにかく、3歳の幼稚園児から103歳のおばあちゃんまで「チヤホヤ」されたい生き物。チヤホヤとは、男性から「かわいいね。綺麗だね。僕はあなたを求めてる」って言われること。 なぜ演技するのか。「いい女」に見て欲しいからですよ。「感じやすく色っぽい、セック...
光文社の女性月刊誌「VERY」7月号が、こんな記事を掲載した。「しのびよる『妻だけED』の真実!」。 EDとは、男性の性機能障害を意味する用語で、勃起不全のこと。つまり「妻だけED」とは、妻とだけはセックスできないという夫を指す。 記事では、この「妻だけED」を自認している男性たちが集まって座談会...
現代美術家の草間彌生への注目がここ数年、さらに高まっている。 昨年から大規模な回顧展が世界を巡回しているのをはじめ、今年は現代美術の殿堂、ロンドンのテート・モダンでアジア人作家として初の展覧会を実現。2008年にはオークションで約579万ドルの高値を付けるなど、美術界での評価も上がりに上がり、世界...
テレビ番組でのタレントの「熟女好き」発言などをきっかけに、今、空前の熟女ブームが起こっている。熟女を集めた「熟女キャバクラ」も登場し、リピーターも多い。その魅力は何なのか。 JR大宮駅南口には、昔ながらの狭い路地が入り組む。そのうちの1本、100メートル強の通りに7、8軒の熟女キャバクラなど熟女系...
熟女ブームに沸く日本列島。埼玉県大宮には「熟女ストリート」まで誕生し、熟女目当ての固定客もついた。しかしなぜ、大宮なのか。 事情通のキャバクラライター、テキサスさんが解説する。「熟女キャバクラなどで働く女性は、昼間は都心で働く人も少なくない。そうした人が、帰宅途中に歓楽街で働くケースが多いと思いま...
障害のある人やお年寄りのための福祉機器。開発者の思いが込められ、日々進化している。 トヨタ自動車は「ウェルキャブ」と呼ばれる福祉車両のシリーズを展開している。現在30車種、59タイプが設定されている。 利用者からの反響が大きいのは、車いすのまま乗り降りできるスロープタイプの「ラクティス車いす仕様車...
同世代を中心に多くのファンを持つ山下達郎。そんな彼には自ら「空白の3年間」と呼ぶ時期がある。ベスト盤「TREASURES」(95年)が初のミリオンセラーになりながら、その後思うような活動ができなかった。「結局90年代中盤にはカネや人間関係や会社といった問題が複雑に絡んで、僕を取り巻く音楽的なシステ...
人生のBGMのように、ふとしたときに口ずさみたくなる山下達郎の音楽。時には人生の後押しをしてくれることもある。30代女性は曲に背中を押され、東京を離れて離島で暮らす決断をした。 長崎県対馬。晴れた日には、海の彼方に韓国がみえる「国境の島」だ。松野由起子さん(34)は昨年4月、東京からやってきて、「...
大地震の際、救護や避難、緊急物資の輸送に欠かせない重要幹線道路。それが使いものにならないばかりか、大惨事も引き起こしかねない。カギは「橋」の耐震性だ。 東日本大震災から約1年半。依然として、日本各地では地震が頻発、おさまる気配はない。 首都圏では、最大震度7の首都直下地震も近づいている。 こうした...
東日本大震災以来、震災対策が注目を集めている。そんな中、国交省の調べで震災の際、重要な役割を担う「緊急輸送道路」の橋梁の耐震補強が不十分で、大地震で落橋や倒壊の危険性があることがわかった。 1995年の阪神淡路大震災では、橋梁や高架の倒壊によって多くの幹線道路が通行不能になり、救援が後手に回った。...
最近、民間企業などで発達障害をもつ人たちの就労を助ける制度改革などがすすんでいる。しかし、障害を持つ人たちには尽きない悩みもある。 例えば、特別支援教育が専門の梅永雄二・宇都宮大学教授は、「学習障害(LD)でも純粋なLDという人は少なく、自閉症スペクトラムやADHDを伴う人もいます」 と話す。アス...
国や民間企業で、そして福祉や教育の分野で。発達障害の人たちの就労をめぐる制度改革が進んでいる。障害の程度に応じて少しずつ。多様な働き方が自立を促す。 千葉県佐倉市の社会福祉法人「生活クラブ風の村さくら」で働く石原慎太郎さん(21)。高齢者の入浴介助などに精を出す。料理が得意で、ホットケーキを焼いた...
多くの人に利用されているインターネット上の百科事典サイト「Wikipedia(ウィキペディア)」。誰でも自由に書き込むことができ、無料で利用できるなど利便性が高く、最近では情報の正確性も格段に高まってきた。しかし一方で、記事をそのままコピーし、会社資料や論文、公的資料に使用する現象なども起きている...
アシスタントをしていた部下がクライアントに渡した資料を見て、ハッとした。「やめてくれ……」 マーケティング関連会社に勤務する30代の男性が、部下の20代男性社員を伴って取引先企業と打ち合わせをしていたときのこと。部下が差し出したプリントは、インターネット上の百科事典サイト「Wikipedia(ウィ...
エスカレートした中国の反日デモに、被害企業の社員ではなくても心配した人は多いだろう。チャイナリスクの危機意識が高まり、今後は脱中国の動きが加速する可能性もある。 反日感情の高まりから、日本製品の不買運動が広がったり、工場労働者が指揮命令に背いたりする懸念が依然として残る。実際、医療品大手のテルモの...
中国各地で発生した反日デモ。現地では多くの店舗や企業が被害を受けた。 日系企業全体の被害額は、数十億円規模に達する可能性がある。青島の「ジャスコ黄島店」を運営するイオンの現地法人は、被害総額は約24億円に上ると公表。同店では、暴徒化したデモ参加者に窓ガラスや店内を破壊され、多くの商品が略奪された。...
9月11日から18日にかけて行われた、中国の激しい反日デモ。ネット上では、各地の反日デモに私服の警察官が混じっていたとの指摘が相次いだ。デモを取材したある中国人ジャーナリストはこう指摘する。「日本政府の唐突な国有化決定に中国国民が怒ったのは事実だし、一方でデモに組織的動員があったのも事実。中国では...
「抗議活動は一段落し、大使館区域の交通秩序は正常に復帰した。みなさんはその他の理性的な方法で愛国の熱情を表し、大使館区域に抗議に行かないように希望する」 9月19日朝、北京市民の携帯電話に一斉にこんなショートメールが届いた。送り主は市公安局だ。 同じ頃、日本大使館前の道路はすでに封鎖を解除。前日まで...
有休制度はありえない制度、そう書いた経営者のコラムが炎上した。今もはびこる「休ませない論理」に立ち向かう方法はあるのか。「有給休暇ほど不思議な制度はありません。働かないのに給料がもらえることに、率直に『ありえない』と思う」 東日本に展開する洋服修繕チェーン店「ビック・ママ」の守井嘉朗社長(43)は...
海外に比べ、有休がとりづらい状況にある日本。しかしそんな中、日本にも有休取得をすすめる「休める会社」がある。その特徴の一つは、有休を取得する際の「言い訳」ができる仕組みをうまく作っていることだ。 11年の有休取得率80%と全国平均よりもかなり高い水準にある三菱化学が06年に導入したのが、有休を2日...
有休取得率が高まらない。休めない国ニッポン。それでも社員をなんとか「休ませよう」とする会社は存在する。 大手総合印刷会社「図書印刷」はそのひとつ。職場によっては月1回、必ず「週休3日」を取れる。このシステムの開始は昨年10月。きっかけは、あの東日本大震災だ。 人事部長の堀正信氏が語る。「もともとは...
父の仕事の都合でイランに生まれ、小学校時代の大半をエジプトで過ごした。しかし、生み出す作品はどこまでもドメスティックで人間臭く、温かい。「カイロでは、肌の色も違うし、自分が異分子だということをどうしようもなく植えつけられた。だから、受け入れられるとめちゃくちゃうれしかった」「そのままでいい」エール...
リーグ優勝からは20年、Aクラスからでも14年遠ざかっている広島東洋カープの人気が高まっている。しかも、なぜか首都圏で。 神宮球場も横浜スタジアムも、時に東京ドームさえも、レフトスタンドから三塁側にかけての一帯が真っ赤に染まる。攻撃時に送られる声援は、ホームチームのそれよりも大きい。「この2、3年...