臓器が膣から出る「骨盤臓器脱」 病院選びの基準は?
週刊朝日骨盤内の臓器が膣(ちつ)から出てしまう骨盤臓器脱。治療法として、欧米で普及している、メッシュを使って骨盤底の筋肉や靭帯を補強するTVM手術などを導入する病院が増えてきたという。骨盤臓器脱のTVM手術を日本に導入した、TVM研究会副代表で梅田ガーデンシティ女性クリニック・ウロギネセンター長の竹山政美...
骨盤内の臓器が膣(ちつ)から出てしまう骨盤臓器脱。治療法として、欧米で普及している、メッシュを使って骨盤底の筋肉や靭帯を補強するTVM手術などを導入する病院が増えてきたという。骨盤臓器脱のTVM手術を日本に導入した、TVM研究会副代表で梅田ガーデンシティ女性クリニック・ウロギネセンター長の竹山政美...
ノルウェーという国には、村上春樹の小説『ノルウェイの森』の印象が強いせいかうっそうとした緑のイメージを抱きがちだが、実際のノルウェーは青くて広大だ。 なかでも、圧巻なのが、フィヨルドだ。ノルウェー語で「入り江」という意味のフィヨルドは、約100万年前にできた氷河が山を削り取ってできたU字谷に海水が...
ものまねブームを代表する存在として余人にはまねできない芸を披露するコロッケさん。その独特の感性は、熊本の二軒長屋で共に育った姉から学んだものだった。* * * 母のプラス思考を見事に受け継いだのが姉の直子です。明るくて物おじしない性格だから、学校ではいつも人気者。姉とは対照的に、僕はクラスにい...
各地で明らかになるいじめ問題だが、その対策に独自のルールを設ける学校もある。大阪府立和泉高校の中原徹校長は「思いやりを欠いた行為」をした生徒を無期停学にしていると言う。中原校長は、橋下徹大阪市長の大学の同級生で弁護士だが、大阪府教育委員会による公募で全国最年少校長となった人物だ。* * * 和...
自民党政権下の2008年から、内閣官房に設置された国家公務員制度改革推進本部で、脱官僚主義などに取り組んできた元経産官僚の古賀茂明氏。天下り根絶という公約を実現できない民主党に憤り、こんな持論を展開する。* * * 実際、09年10月には元大蔵(財務)事務次官の斎藤次郎氏が日本郵政社長に、その...
近年、日本政府は景気回復のため「家電エコポイント」や「エコカー補助金」など税金をばら撒いてきた。ニュースキャスターの辛坊治郎氏は、政治の力で目先の景気を浮上させることしか考えていない政府の施策に疑問を投げかける。* * * 政策が今、日本経済の土台を確実に蝕(むしば)み始めているように思う。 ...
巨人監督時代、あの清原和博とモメた"悪太郎"が、国会議員になって帰ってくるという……。 衆議院の解散・総選挙が日に日に現実味を帯びてくるにつれ、永田町では水面下での候補者選定が活発化している。そんな中、ベテランのスポーツ紙記者からある情報を耳にした。「今度の総選挙で、自民党の比例区選出の参議院議員...
中高年女性に多い病気に、骨盤内の臓器が膣(ちつ)から出てしまう骨盤臓器脱がある。治療法として、欧米で普及している、メッシュを使って骨盤底の筋肉などを補強するTVM手術を実施する病院も増えてきた。 札幌市に住む主婦、鈴木眞智子さんがテレビ番組で骨盤臓器脱のことを知ったのは56歳のとき。いまから4年ほ...
「実は、理事長は最近、病気が発覚して入院していたようなんですよ……」 こう囁くのはスポーツ紙デスク。お盆が明けても日本相撲協会の北の湖理事長(59)の姿が見えないと耳にして気にしていたら、こんな噂が流れてきたというのだ。 不祥事続きで人気が低迷し、7月の名古屋場所2日目には史上最悪の客入りを更新した...
「元特捜部主任検事のつぶやき」と題したフェイスブックのページがある。〈社会不在 602日。満期上等〉など、意味深な記述が躍るこのページ、発信者は「前田恒彦」。そう、証拠改ざん事件で立件された大阪地検特捜部の前田恒彦元検事(45)、ご本人である。 大阪地検特捜部が元厚生労働省局長を立件した「郵便不正事...
厚生労働省のサイトによると生活保護費は「世帯員全員が、その利用し得る資産、能力その他あらゆるものを」活用したうえで、それでも最低限度の生活が維持できない限りにおいて支給されるという。投資助言会社「フジマキ・ジャパン」代表の藤巻健史氏は、この条件に対して210万8千人 (3月末時点)という受給者数は...
次々に明らかになる、各地のいじめ問題に対する不適切な対応。これには失望するばかりだが、教育の現場を知る専門家たちも日本教育のあり方に疑問を抱いている。なかでも教育評論家の「尾木ママ」こと、尾木直樹氏は教育委員会を教育における「がん」だと言う。* * * 大津市の中学2年生がいじめにより自殺した...
野田佳彦首相が「政治生命をかける」としていた消費増税法が、民自公の"野合"で成立した。国民の負担は増す一方なのに、「国土強靭(きょうじん)化基本法案」を自民党が提出した。元通産省官僚で慶応大学大学院の岸博幸教授が、この事態に苦言を呈する。* * * 自民党は今国会に、10年間で200兆円の公共...
8月初め、家電メーカー各社は今年度末の決算予想を大幅下方修正する動きが目立った。ニュースキャスターの辛坊治郎氏は、家電メーカーが衰退した理由は家電エコポイントにあると指摘する。* * * それにしてもなぜ、世界に冠たる日本の家電メーカーが、これほど短期間のうちに衰退したのか? 家電エコポイント...
健康維持のためには、日常的に簡単な運動を取り入れることが必要だという。100歳まで寝たきりにならない体作り・筋力作りを提唱する医師・宮田重樹氏が、中高年向けのより抜きの運動を紹介する。* * * 60代を過ぎて若いときと同じく元気! という人でも自然と衰える運動能があります。高齢者の体には、い...
世界のアスリートたちによって、多くの感動がもたらされたロンドンオリンピック。普段はテレビを見ないという生物学者の池田清彦氏もそのニュースは耳にし、興奮したという。池田氏は運動能力に遺伝子タイプが関係していることを挙げ、それらを操作して作られた「遺伝子改造人間」によるオリンピック開催も将来的にはある...
ここのところ毎日のように報道されている竹島問題。これに対し、小説家の高橋源一郎氏は「どうでもいいこと」と発言。作家の室井佑月氏は元夫のこの発言の真意をくみ取り、「正しいじゃん」と話す。* * * 韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領が竹島に上陸した。 李明博大統領による日本固有の領土・竹島への...
8月18日の長崎新幹線・諌早―長崎間(約21キロ)に続き、北陸新幹線の金沢―敦賀間(約125キロ)や、北海道新幹線の新函館―札幌間(約211キロ)で相次いで起工式が行われた。北海道大学大学院の宮脇淳教授は、これら新規の新幹線事業が人口減社会に本当に必要なのかと疑問を抱き、問題点を指摘する。* *...
いじめによる惨事が繰り返されるなか、学校は、教育委員会は、なぜ変われないのだろうか。元東京都杉並区立和田中学校校長で、東京学芸大学客員教授の藤原和博氏は、教職員の隠蔽(いんぺい)体質の背後にある「親分―子分関係」に問題があると言う。* * * 大津市の事件で感じた教員集団の「隠蔽体質」や「事な...
HKT48第1期生として活動を開始してから約1年、今年8月18日に脱退を発表した仲西彩佳。7月に行われたインタビューでは 「ちょっと変わった」 一面を披露していた。* * *「ハマってるのは"独り言ランニング"です。1時間くらい走るのが日課なんですけど、そのときずっと独り言をつぶやいてるんです...
2000年のシドニー大会以来、パラリンピックスポーツの取材をライフワークとして続けている写真家の越智貴雄氏。障害者スポーツの知識がほぼ皆無だった12年前、初めて撮影したときのことを振り返る。* * *「障害を持つ人にカメラを向けて失礼にならないのだろうか」 大会が近づくにつれ、そんな不安が徐々...
いつまでも元気で若々しくいたいというのは、万人の思いではないだろうか。100歳まで寝たきりにならない体作り・筋力作りを提唱する医師・周東(しゅうとう)寛氏は、若いときからの運動経験がのちの健康維持に大きく関わるとし、次のように指摘する。* * * 適度な運動が健康にいいというのはよく知られてい...
見知らぬ土地で、どんなに心細かったことだろうか。8月15日夜(現地時間)、ルーマニアのブカレスト郊外で聖心女子大2年の益野友利香さん(20)が林の中で暴行されたあげく、金品を奪われ絞殺された。殺害容疑で逮捕されたのは、夜の空港で一人困っていた益野さんに声をかけたブラッド・ニコラエ容疑者(26)だっ...
8月29日に開幕する障害者スポーツの祭典 「パラリンピック」 。もう一つのオリンピックが、ロンドンで熱戦の幕を開ける。メダルを射程距離に置く注目の日本人選手はこの3人だ。 陸上(切断)で大会に挑む中西麻耶(27)選手は、今年2月に競技資金を工面するため、自身のセミヌードカレンダーを発売したことが話...
8月19日の香港の活動家らによる上陸に続き、今度は日本人が尖閣諸島に立った。彼らは、保守系の政治団体「頑張れ日本!全国行動委員会」(田母神俊雄会長)が主催するツアーに同行していた人々。ツアーの趣旨は、尖閣諸島周辺で漁業活動をすることで、日本の領土としての実効支配を確実なものにする、ということだった...
日本と中国の主張が激しく対立する尖閣諸島。香港の活動家らによる上陸に続き、今度は日本人がその島に立った。「(島に)上陸しない」という条件で地元漁協や海上保安庁と申し合わせて実現した、保守系の政治団体「頑張れ日本!全国行動委員会」(田母神俊雄会長)が主催するツアーの参加者だった。 この1年あまりで1...
韓国の大統領が「竹島? それはどこだ。そんなところに行ったことがない」と語ったという。「竹島」でなく「独島」だと、こんな子どもじみた理屈で親書を送り返してきたというのだから、開いた口がふさがらない。「価値を共有する大切なパートナー」(野田佳彦首相)であるはずの隣国・韓国よ、いったいどうしてしまった...
内戦の続くシリアで8月20日、通信社ジャパンプレス所属の山本美香さん(45)が銃撃され死亡した。日本人ジャーナリストを狙い撃ったとも言われる政府軍の残虐さは、シリアの市民たちが日々直面する脅威でもある。砲弾の雨が降る中、5週間の現地取材で目撃した"地獄"をジャーナリストの安田純平氏がリポートする*...
一国の首相からの「親書」を突き返すという、外交上、かつて経験したことのない非礼を浴びせかけられた野田佳彦首相は8月24日、「国民に直接、語りかけたい」と自ら会見を開いた。「毅然とした態度で、冷静沈着に、不退転の覚悟で臨む」 こう決意を述べる一方、「自国の考える正義を一方的に訴えるだけでは、建設的な...
学校の「いじめ」に警察が介入する。こんな異常とも思える事態が全国で続発している。背景にあるのは、学校や教育委員会に対する強烈な不信感だ。 大津市で中学2年の少年が自殺した事件では、滋賀県警が学校で実況見分をするなど、着々と捜査が進んでいる。学校や教委が不誠実な対応を繰り返せば、警察を頼る動きは続く...