原口議員「マニフェストはウソの代名詞のようになってしまった」
週刊朝日6月26日の消費増税法案の衆院採決で、原口一博氏(53)は棄権、川内博史氏(50)は反対票を投じたが残留した。一方、中村哲治氏(41)は反対を表明して「国民の生活が第一」の結党に参加した。この3議員による鼎談が行われ、議題は新党の話におよんだ。そこからは「マニフェストはウソの代名詞」という言葉まで...
6月26日の消費増税法案の衆院採決で、原口一博氏(53)は棄権、川内博史氏(50)は反対票を投じたが残留した。一方、中村哲治氏(41)は反対を表明して「国民の生活が第一」の結党に参加した。この3議員による鼎談が行われ、議題は新党の話におよんだ。そこからは「マニフェストはウソの代名詞」という言葉まで...
14年後の夏に、意外な新展開が訪れた。 1998年7月25日に起きた「和歌山カレー毒物混入事件」で殺人罪などに問われ、2009年に最高裁で死刑が確定した林真須美死刑囚(51)は現在、再審請求中だ。その真須美死刑囚から届いた「書類」を手に、夫の健治氏(67)が困惑した表情を浮かべていた。「いくら獄中...
少し前から、学生や若い社会人たちを「ゆとり世代」などと揶揄するような風潮が出てきた。しかし一方で、そんな世代の彼らだからこそ生み出せる斬新なアイディアもあるようだ。 7月22日に行われた、学生による広告コンクール「アドフェス2012」では、まさにそうした若い世代ならではの斬新な広告アイディアが数多...
間もなく4年に一度のイベント、ロンドンオリンピックが開幕する。注目選手の一人といえる"無職ランナー"、マラソン代表の藤原新の支援集めがネットユーザーの注目を集めた。 実業団チームに所属していない藤原は、今年4月にドワンゴ(東京都中央区)が運営する動画共有サイト「ニコニコ動画」の有料会員向けに支援を...
6月の"法廷直接対決"でワイドショーを独占した俳優・高嶋政伸(45)と美元(33)の離婚裁判。7月27日に予定されていた次回公判は、美元側の申し出で9月に延期されたが、泥沼の様相は変わっていない。 この間、美元の動きは慌ただしく、6月9日に突然、ブログ休止を発表したかと思えば、6月23日付で所属事...
毎週金曜夜に首相官邸前で、福井・大飯原発再稼働に反対する抗議デモが行われている。また、7月16日には猛暑の中、「さようなら原発10万人集会」が開催された。3月から原発抗議デモに参加しているフリーライターの和田靜香氏も手作りプラカードを携えこれに加わった。* * *7月13日(金)晴れ「花金」で...
連日の猛暑のせいでもないだろうが、民主党の"溶解"が止まらない。7月11日に小沢一郎氏(70)が新党「国民の生活が第一」を立ち上げてわずか1週間で、衆参4人が離党届を提出。さらに党内のそこかしこに「予備軍」が跋扈(ばっこ)し、野田政権はまさに液状化した状態だ。 参院民主は、もはや待ったなしの状況...
脱原発を掲げる「環境エネルギー政策研究所」所長の飯田哲也氏(53)が立候補したことで、一躍、日本のエネルギー政策を占う台風の目となった山口県知事選挙(7月29日投開票)。 山口といえば、佐藤栄作元首相や安倍晋三元首相らを輩出した"超"保守王国だけに、4人の候補者のうち、自公の推薦を受ける元国土交通...
8月に公開される映画『るろうに剣心』で主演を務める俳優の佐藤健さんの近未来を、東洋易学と西洋占星術を基に運命分析を行う鳳華さんに予想してもらった。* * * 人気若手俳優の佐藤健さんは、俗称・無邪気星の「金の星」。過去にこだわらない超プラス思考の持ち主です。挑戦心が人一倍強く、多少無鉄砲なとこ...
6月の株主総会を経てトップに就任した東電の下河辺和彦会長は、7月23日に政府の事故調査委貝会の最終報告書が出た後にも、「テレビ会議」の映像を公開する方針を明らかにした。 遅まきながら、それまで社員らの「プライバシー」を理由にかたくなに公開を拒んできた姿勢を、ようやく転換するというのだ。 東電内のテ...
近年、多くのメーカーから発売されるようになったコンパクトカー。見た目に対して広い室内空間を実現し、スライドドアを採用するなど、ミニバン的要素を兼ね備えていることからプチバンと呼ばれることもある。そのサイズ感や燃費のよさなどから人気を集めているが、従来のコンパクトカーは可愛らしいデザインのものが多か...
男性の生涯未婚率(50歳で一度も結婚していない人の割合)はどんどん高くなっている。2010年時点で男性の「2割以上」が結婚歴なしで、その数は30年間で約8倍になった。 大阪大学では、40~79歳の男女90064人について、10年間にわたり婚姻状況とその後の死亡との関係を追跡調査し、2007年に発表...
民主党はマニフェスト実現を「国民との契約」と訴えて政権交代を実現した。しかし、無理難題を掲げたマニフェストは崩壊し始め、政権運営にも影響が出てきている。早稲田大学国際教養学部の池田清彦教授は、何のためのマニフェストなんだと憤りを隠さない。* * * 民主党はマニフェストと正反対の政策を推進し...
大津市の中学2年生がいじめが原因で自殺した事件を受け、ボクシング元世界王者の内藤大助さんは、かつていじめられ深く傷ついた過去を振り返り、いじめはいつか終わるとメッセージを送る。* * * ぼくはクラスでいちばん体が小さかったんですよ。ガリガリにやせててね。母子家庭で、家も貧しかった。貧乏をもじ...
「意識が朦朧として……」 7月3日未明、福岡市消防本部にこんな119番通報が入った。事情を聴くと、社会問題化している「脱法ハーブ」を自室で友人と2人で吸引しているうちに、気分が悪くなって自ら通報したのだという。この不届きな"患者"たち、なんと、NHKの職員だった。 2人はそれぞれ福岡放送局と宮崎放送...
7月18日深夜、レギユ番組「すぼると!」で、フジテレビの平井理央アナ(29)が結婚を報告した。共に司会を務める西岡孝洋アナ(36)に、「珍しく若干緊張ぎみ」 と突っ込まれながら、9月末に"寿退社"することを笑顔で明かした。 フジの「夜の顔」を射止めたのは、5歳年上のM氏。現在は、毎週日曜夜のバラエ...
いまや「将来の総理大臣」と持ち上げられる橋下徹大阪市長(43)が、思わぬ"黒星"を喫した。 大阪府知事就任前の2006~07年、大阪・北新地の20代クラブホステスと不倫していたことを「週刊文春」(7月19日発売号)が暴露したのだ。これまで「バカ文春」などと自身を批判するメディアを罵倒してきた橋下市...
人が羨む若妻という「逆転ホームラン」をかっ飛ばしたい、最近、そんな中高年男性が増えている。きっかけは、芸能界をにぎわせる"年の差婚"ブーム。中でも昨年6月、45歳年下の女性と再婚した加藤茶(69)の存在が大きい。週刊朝日はそんな夢を追い続ける世の男性を、"カトちゃん病"と命名、その生態を追った。 ...
7月20日、大津市内の市立中学校は終業式を迎えた。中2男子生徒(当時13、以下「被害少年」)の自殺から約9カ月たったが、今回の被害少年の死に至るまでの経緯を見たとき、断じて許すことができないのが、大津市教育委員会の対応だ。 被害少年の自殺原因についての市教委の調査は約3週間で終わり、「いじめはあっ...
大津市の中2男子生徒(当時13、以下「被害少年」)の自殺から約9カ月たったが、今回の被害少年の死に至るまでの経緯を見たとき、断じて許すことができないのが、大津市教育委員会の対応だ。 本誌は取材中、大津市の澤村憲次教育長のとんでもない話を聞いた。「例のいじめのアンケートについても、今回大きく報道され...
芸能人や政治家など、多くの著名人がコメントをあげるほど大きな衝撃を与えた大津市のいじめ自殺問題。被害にあった中2男子生徒(当時13、以下被害少年)の祖父が、異変の前兆を明らかにした。* * * 正直、自殺する前まではいじめを受けていることには、全然気づかなかった。特に悩んでいる様子もなかった。...
昨年10月、滋賀県大津市の市立中学2年生(当時13)がいじめを苦に自殺したとされる問題をめぐって、ニュースキャスターの辛坊治郎氏は、教育委員会の即時撤廃の必要性を訴えた。* * * 自殺後の全校生徒アンケートを当初、非公表と決めたのは誰か。どんな権限の下で、市教委から県警に提出された報告書の中...
本誌が追及してきた元国税庁長官の記事が波紋を呼んでいる。元長官が極秘で歴代財務事務次官(25人)、国税庁長官(25人)の納税調査資料を作成し、財務省に衝撃を与えているのだ。 この元長官は、財務省主税局、国税庁で一貫して税制改革に携わり、"税のスペシャリスト"として、現在も永田町、霞が関、財界に強い...
元国税庁長官の脱税疑惑、・脱法重婚・を追及してきた週刊朝日の記事が財務省に衝撃を与えている。元長官が極秘で歴代財務事務次官(25人)、国税庁長官(25人)の退官後の「納税額調査資料」を作成し、財務省OBたちの「退官後の高給ぶり」がリアルに明らかになったからだ。 国税庁長官時代に先輩らの納税額を・極...
大武健一郎元国税庁長官の妻が、夫の現役時代の脱税、憤報漏洩、愛人との"脱法重婚"など数々の疑惑を週刊朝日に告発した記事の余波で、政界に激震が走っている。「税と社会保障の一体改革」と「国民総背番号制」の提唱者で大物官僚だった大武氏は自民党の故・渡辺美智雄元大蔵大臣、塩川正十郎元財務大臣、古賀誠衆院議...
上場企業で年1億円以上の役員の報酬を"丸裸"にする、開示制度が3年目を迎えた。5月に亡くなったカシオ計算機の名誉会長を務めた樫尾俊雄氏の13億円を筆頭に、億単位の高額報酬をもらう面々が公になったが、果たしてその額は妥当なものなのか。 報酬の妥当性を考える物差しの一つとして、役員と従業員の年収の格差...
日本初のバチスタ手術を成功させ、手がけた心臓手術は5千件以上。「ゴッドハンド」といえる心臓外科医・須磨久善氏の人生はこれまでにもプロの作り手たちにより、小説やドラマに描かれてきた。そんな須磨氏だが、医大に入ろうと考えたのは高校3年からと遅く、にもかかわらずストレートで合格したというエピソードの持ち...
画家の安野光雅氏は、作家の井上ひさし氏とこれまでさまざまな仕事をしてきた。井上氏は筆が遅かったそうだが、周囲はしょうがないとあきらめ、作家の司馬遼太郎氏も「遅れてもいいんだよ」と話していたという。当時のエピソードを明かした。* * * 井上ひさしさんとわたしは、選集『ちくま文学の森』や著書の装...
島に住む人々が自ら舞い、謡(うた)う。数百年と続く伝統芸能が、新潟県佐渡島には息づいている。庶民みんなで楽しむ佐渡の能が、どのように広まり守られているのだろうか。 佐渡での能は基本的に神社の境内にある能舞台で上演され、無料のものが多い。そして演じるのは主に地元の人々だ。通常、能は男性のみで演じられ...
役員報酬が会社の業績に見合った妥当な金額なのか。それをチェックするための開示制度が3年目を迎え、今回も上場企業で年1億円以上の役員報酬を公開された。5月に亡くなったカシオ計算機の名誉会長を務めた樫尾俊雄氏の13億円を筆頭に、有名企業社長が名を連ねているが、そこには日本が世界に誇る有名経営者がランク...