「ABEMA」の視聴者も日本代表戦が行われた23日に開局史上最高を記録するなど、本田の解説はこれからも勢いを増しそうだ。

「ドイツ戦は地上波のNHK総合でも生中継され、従来同様の堅実なものが見れた。安定感があって年配者などには変わらぬ人気のはず。ABEMAはネット配信の特性を活かし、老若男女の幅広いターゲットを狙っている。その中で本田の果たした役割は大きい。今回の評判の高さもあり、次戦以降ABEMA視聴者が増えるのは間違いない。W杯後のサッカー中継の流れすら変わりそうな感じもある」(サッカー雑誌編集者)

 初戦で大金星を挙げたものの、グループリーグ突破はまだ確定してない代表については「一喜一憂せずに次につなげてほしい」と選手時代と同じく冷静に状況を見つめ、周囲の空気をしめることを忘れない本田。これまではプレーで日本のファンを魅了してきたたが、今大会は選手の気持ちを忘れない解説者としてファンを盛り上げてくれそうだ。