ニコラ・ヨキッチ(ロイター/アフロ)
ニコラ・ヨキッチ(ロイター/アフロ)

 ウォリアーズが4シーズンぶりの優勝を果たした21-22シーズンのNBA。新シーズンに向けて各チームが準備を進めており、9月からはトレーニングキャンプ、プレシーズンが始まる。

【写真】引退後も存在感抜群のレジェンドといえば

 そして、今年は9月30日と10月2日に3年ぶりとなる「NBA Japan Games」が開催され、王者ウォリアーズと八村塁が所属するウィザーズがさいたまスーパーアリーナで2試合を戦う予定だ。

 早くも期待が高まるNBAだが、今回は独断と偏見ではあるが「2000年以降にドラフトされた現役プレイヤーTOP10」を紹介していこうと思う。

※試合はキャリア通算。得点、アシスト、リバウンドは1試合平均

■10位:ドワイト・ハワード(2004年、全体1位)

1,242試合、15.7点、1.3アシスト、11.8リバウンド

 08-09シーズンにマジックをNBAファイナルへ導いたハワードは、同年から3季連続で最優秀守備選手に輝いているリーグ屈指のセンター。5度のリバウンド王、2度のブロック王の実績からも分かるように、圧倒的な身体能力でゴール下を制する選手だ。マジックから移籍後は不遇の時間を過ごしていたが、19-20シーズンにレイカーズに復帰。ベンチから重要な役割を果たし、自身初のチャンピオンリングを手にした。


■9位:ジョエル・エンビード(2014年、全体3位)

328試合、26.0点、3.3アシスト、11.4リバウンド

 ルーキーシーズンから2年もの間、怪我で全休していたこともあり、8シーズンでわずか328試合の試合出場となっているものの、21-22シーズンは自己最多の68試合に出場。さらに、1試合平均で30.6得点を記録して得点王に輝いた。7フッター(2m10cm)ながらも3ポイントも30%以上決めることができる現代型センターだ。


■8位:ラッセル・ウェストブルック(2008年、全体4位)

1,021試合、22.8点、8.4アシスト、7.4リバウンド

 16-17シーズンにNBA史上2人目となるシーズン平均でのトリプルダブルを達成し、MVPに輝いた。その後2シーズンも同記録を達成。1シーズンでのトリプルダブル回数(42回)、キャリア通算回数(194回)はいずれも歴代1位の数字だ。近年は批判に晒されることも多いが、彼の残した数字の数々は色褪せることはない。

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7位から4位の選手は?