写真はイメージ(GettyImages)
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 ほかにも海水浴に行った人がひどい日焼けで皮膚科を受診することもあります。過度な日焼けはやけどと同じです。一日じゅう無防備に直射日光に当たり続けるのはやめて、必ず日焼け止めを塗るようにしましょう。

 虫さされや、草木のかぶれが増えるのもこの夏場の時期です。予防できる皮膚病はしっかりと予防し、治りにくい湿疹は悪化する前に皮膚科専門医に診てもらうのがいいでしょう。

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大塚篤司

大塚篤司

大塚篤司(おおつか・あつし)/1976年生まれ。千葉県出身。医師・医学博士。2003年信州大学医学部卒業。2012年チューリッヒ大学病院客員研究員、2017年京都大学医学部特定准教授を経て2021年より近畿大学医学部皮膚科学教室主任教授。皮膚科専門医。アレルギー専門医。がん治療認定医。がん・アレルギーのわかりやすい解説をモットーとし、コラムニストとして医師・患者間の橋渡し活動を行っている。Twitterは@otsukaman

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