医療機関の中には透析患者用に、運動器具が設置されているところも増えてきた。ベッドで透析を受けながら、「下肢エルゴメーター」で、自転車こぎ運動ができるところもある。

 透析患者はサルコペニアになりやすいだけに、その予防にはいっそうの意識改革が必要だ。今後、腎臓リハビリテーションがますます重要になってくるだろう。

(文/狩生聖子)